ライフサイクルCO2排出量ゼロにチャレンジ

基本的な考え方

トヨタ紡織の自動車部品製造時に排出されるCO2削減だけでなく、材料・部品製造や製品使用、廃棄・リサイクルの段階までのライフサイクルで将来的に「CO2排出量ゼロ」にチャレンジします。

図:ライフサイクルCO2排出量ゼロにチャレンジ

製品の軽量化と、製品のライフサイクルにおけるCO2排出量低減

製品を製造し、販売からお客さまの製品として走行・廃棄されるまでのライフサイクルにおけるCO2排出量について把握・低減活動を実施しており、環境に配慮した製品の開発を進めています。中でも、走行時におけるCO2排出量がその大半を占めることから、製品の軽量化や小型化を強力に推進しており、クルマの燃費性能向上、CO2排出量削減に貢献しています。

軽量化により、CO2排出量を低減

クルマのライフサイクルCO2排出量は、走行時が大半を占めると言われています。そのため、軽量化や小型化がクルマの燃費性能向上、CO2排出量の削減に貢献できると考え、開発、設計を進めています。2020年度は、ワンモーター式パワーシートがトヨタ新型ヤリスクロスに採用。ワンモーター式パワーシートとは、従来、調整機能ごとに搭載していたモーターを1つに集約し、スライド、リフター、リクライニングを1つのモーターで作動を可能にしたものです。モーターの集約により部品使用数が削減でき、軽量化につながりました。

写真:トヨタ ヤリスのシリンダーヘッドカバー
トヨタ ヤリスのシリンダーヘッドカバー

製品のライフサイクルアセスメント(LCA)

図:製品のライフサイクル(LC)

トヨタ紡織は自動車メーカーの新製品の開発に合わせ、環境負荷を低減させるためにLCAを実施し、製品の軽量化を推進してきました。その結果、現モデルでは走行時の環境負荷低減が確実に実施できています。

シート、ドア製品単位のLCA CO2排出量低減の推移(ミディアムクラスセダン ハイブリッド車)

グラフ:シート、ドア製品単位のLCA CO2排出量低減の推移(ミディアムクラスセダン ハイブリッド車)
  • グラフデータはトヨタ紡織の製品における、前モデルを1.0とした相対値
  • 走行での数値は、お客さまが走行段階で排出する車両全体のCO2排出量から、当社製品分を質量比で算出