Region and Language

Region and Language

先端技術開発への取り組み

基本的な考え方

社会課題の解決に向けた研究開発の4つの重点分野

豊田綱領の一つである「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」という基本精神のもと、先端技術開発に取り組んでいます。
次の100年に向けて、未来の社会に役立つ研究を目指して、2018年4月に新価値創造センターを発足し、活動を推進しています。
マテリアリティの「安全」「環境」「快適」を未来の居住空間で実現するために「バイオ」「人間」「エネルギー」「材料」の4つの分野で新価値を創造し続け、社会に役立つ取り組みを加速していきます。

社会課題の解決に向けた研究開発の4つの重点分野

実績

起潮力を利用した農業技術の開発〈バイオ〉

起潮力を利用した農業技術の開発〈バイオ〉

起潮力とは、太陽と月、地球の相互作用による力で潮の干満や重力の変化などを引き起こします。当社では起潮力の変化に合わせて、光のオン・オフを切り替えるだけで野菜の成長を促すことに成功しました。追加設備、追加エネルギー不要であり、既設の植物工場などに組み込むことで生産性の向上を期待しています。またこの技術を食料生産や健康の促進に生かし、広く社会に貢献したいと考えています。

海藻から生分解性プラスチック(PHA)を創り資源循環〈材料〉

海藻から生分解性プラスチック(PHA)を創り資源循環〈材料〉

世界規模でのCO2削減が取り組まれる中で、化石燃料由来のプラスチックを減らす必要があります。
当社では岩手大学とともに、ワカメやコンブなどの養殖から生じる、廃棄海藻を原料とし、微生物の力で生分解性プラスチックを創る研究に取り組んでいます。化石燃料の消費削減のみならず、廃棄海藻の社会課題解決による海洋環境保全に貢献できると期待しています。
今後は、微生物によるプラスチック生産性の向上と、生産物の産業用途開発を並行して進めます。

生産システムのエネルギー高効率利用技術〈エネルギー〉

生産システムのエネルギー高効率 利用技術〈エネルギー〉

複数の射出成形ラインを仮想空間上に構築し、各ラインを連携させ消費電力のピークを抑制するシミュレーション技術を開発しました。
これにより生産性と消費電力ピーク抑制を両立する生産計画の立案が容易になりました。
今後は、消費エネルギーのムダの可視化と改善案を提示するシステムの開発に取り組み、生産システムの更なるエネルギー高効率利用を目指します。