社会貢献
基本姿勢
基本理念「よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す」のもと、社会的価値への貢献を通じて社会的価値の向上につなげるとともに、地域社会の一員としてよい社会づくりに貢献します。
2022年度の取り組みハイライト
ウィズコロナでの社会貢献活動
コロナ禍3年目となった2022年度は、感染拡大防止や、地域医療の負担軽減につながる活動を継続して実施しました。また、感染防止対策を講じたうえで、従来行っていた活動の一部を再開するなど、世界各地で工夫を凝らした活動に取り組みました。









社会貢献活動における4つの重点分野
ステークホルダーの期待に応える、「地域に根ざした活動」「環境保全活動」「青少年育成活動」「災害復旧支援に寄与する活動」の4つの重点分野で、社員の積極的な参画を推進力として、社会貢献に取り組んでいます。
地域に根ざした活動
地域の経済を活性化させ、社会課題の解決に貢献できる活動に取り組んでいます。
草刈り、ゴミ拾いなど地域の奉仕活動



職層会による地域との交流活動
トヨタ紡織には、職位ごとに「職層会※」と呼ばれる自主活動組織があります。部署を越えた横のつながりによる会員相互の連携とともに、良好な人間関係を構築しつつ、さまざまな活動を社内外問わず実施しています。
- 部長会、課長会、飛躍の会、工の会、職長会、班長会




救援衣料回収活動 2000年から都度実施
世界の衣料不足に悩む方のお役に立ちたいという思いから、衣料回収と輸送費の募金を行い、NPOを通じてアフリカや中東、アジア諸国に寄贈しています(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、現在、活動休止中。2023年度より活動再開予定)。


児童養護施設に食料品を寄贈
毎年、タイのラヨーン県の児童養護施設へ飲料水やお菓子などを贈っています(トヨタ紡織フィルトレーションシステム(タイランド))。

フードドライブの実施
豊田市と連携し、家庭で消費しない食品を集め、福祉団体などへ寄付するフードドライブを行いました。生活が困難な方の支援に役立てるとともに、フードロスの削減に貢献します(トヨタ紡織)。

献血活動
2022年度もコロナ禍の中、トヨタ紡織グループそれぞれの拠点で献血を実施しました。
協力者数:1,015人
また、刈谷工場は、15年以上継続的に献血に協力した団体に贈呈される「銀色有功章」を、日本赤十字社より受賞しました。
2023年度も引き続き、深刻な血液不足の解消に貢献するため、トヨタ紡織で年2回の献血を実施するとともに、各拠点でも積極的に献血に協力していきます。

環境保全活動
地球温暖化や廃棄物の問題などを真摯に受け止め、地球環境保全に貢献します。
日本以外の国での植樹活動

海の清掃活動 2007年度から継続的に実施

青少年育成活動
次世代を担う子どもたちの健全な成長をサポートしています。
「クルマづくり究めるプロジェクト」活動 2004年度(前身の「ものづくりなぜ?なぜ?プロジェクト」)から継続的に参加
豊田市が主催する「クルマづくり究めるプロジェクト」に参加し、子どもたちにものづくりの楽しさを伝えています。

小学生へのシートベルト教育
工場近隣の小学校で、シートベルト着用教育を実施。児童が体感できるよう、クルマのシートを準備してシートベルトの重要性などを伝えました。
(トヨタ紡織トルコ)


刈谷市生活創意工夫展
刈谷市の児童生徒の創造力の育成を目的として、トヨタ紡織が製作したからくり装置の紹介と、からくりのしくみを体験できるブースを出展しました。

子どもバスケットボール教室
刈谷市が主催する「子どもバスケットボール教室」に、女子バスケットボール部 トヨタ紡織サンシャインラビッツの現役選手・OGが講師として参加し、地域の子どもたちとスポーツを通じて交流しています。


強化クラブの活動
災害復旧支援に寄与する活動
災害ボランティアコーディネーターの育成
2020年度から、地震、風水害などによる被災地域の復旧支援のため、災害ボランティアコーディネーターの育成を進めています。
また、有事の際、迅速な支援が行えるよう、地域自治体と一緒に定期的な訓練も行っています。


トルコ南東部で発生した大地震への支援活動
2023年2月に、トルコ南東部を震源とする地震が発生しました。
トルコ国内に拠点を置くトヨタ紡織トルコと、TBソーテックトルコの2社は、地震発生直後に社員35人のレスキューチームを編成しました。その後、AFAD(トルコ災害緊急事態対策庁)の派遣許可を受け、被災地で救助活動を実施。崩壊した建物から14人を救出しました。
