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リスクマネジメント

基本姿勢

経営に関わるリスク、日常業務にともなうリスク、災害や事故などによるリスク、温暖化や水などの外部環境に起因するリスク、社会的レピュテーションリスクなどの重要なリスクに迅速に対応するため、マネジメントの強化とリスク低減に努めています。

  • 社会的な信頼を失うリスク

リスクマネジメント活動

対応すべきリスクに対する備えを、事業・地域・コーポレート・各機能が一体となって推進し、リスクマネジメント活動のPDCAを回しています。トヨタ紡織でリスクを統合的に把握・管理し、当社グループでリスクを共有することで、未然防止や被害最小化に努めています。
2020年度は自然災害へのリスク対応強化として3密を回避した避難訓練、マスクの備蓄、情報ツール(安否確認システムなど)の運用や、新型コロナウイルス感染症の初動対応における体制整備を実施しました。また近年、多くの大型台風が襲来しており、それを背景に台風対応マニュアルを改定し、台風襲来時の関係機能の役割を明確にして緊急時に迅速な対応ができる体制を整えました。2021年度はチーフオフィサー制の導入にともない、ChiefRisk Officer(CRO)を新設し、CROを中心にグループのリスクマネジメント体制をグローバルに整備し、より実効性のあるリスクマネジメント活動を進めていきます。

体制図とリスクマネジメント活動

図:体制図とリスクマネジメント活動

2020年度の取り組み

2019年に発生した欧州の資金流出事案の再発防止のため、社長を総括責任者、経営収益管理本部長を推進責任者として再発防止対策委員会を立ち上げ、取引・業務フローの見直しやシステム対応、ルールを遵守する風土の構築、社員の意識改革や社員教育を実施し、全管理職、海外の経理責任者に対しては詐欺被害への注意喚起メールを繰り返し送付するなどの対策を実施しました。
2021年からはリスク管理推進会議のもとで再発防止策の浸透・定着や危機意識の風化防止に努めています。

機密管理と情報セキュリティ

機密情報の適切な管理が事業活動の重要な要素の一つと考え、当社グループ共通の方針である「情報セキュリティ基本方針」を新たに制定し、グローバルに機密管理体制を整え、グループ一体となり組織的かつ継続的に情報セキュリティの強化に取り組んでいます。
また、トヨタグループ共通のオールトヨタセキュリティガイドライン(ATSG)などに基づき、社内体制の整備・ルールの周知・教育・点検を当社と国内外連結子会社で実施しており、グローバルで同レベルのセキュリティが確保できるよう、活動を行っています。ATSGは、目まぐるしく変化する環境に対応できるよう、定期的に見直されるため、最新の基準での評価・対策を、各地域のグループ会社がそれぞれ行っています。
働き方改革やコロナ禍における環境の変化による、自宅やサテライトオフィスなど、働く場の多様化に対しては、IT環境のセキュリティ強化と、機密管理規定や関連要領の更新を行い、機密情報漏洩リスクへの対策を行っています。
さらに、近年増加しているウイルス感染や標的型メールに対しては、社員への教育とメールでの模擬訓練を定期的に実施しています。

情報セキュリティ基本方針

TOPICS

車室空間での飛沫の飛散防止対策として、自動車の運転席に後付け可能なパーティションを開発し、2021年4月から本格的にタクシーの営業車両で実証実験を開始しました。
今回開発したパーティションは、運転席のシートに取付けるもので、パーティションで飛沫の飛散を防止するだけでなく、フィルター付送風ファンをパーティションに取り付けることで、運転席にクリーンな空気を供給するとともに、エアシールドを形成、飛沫の付着リスクを軽減します。
これは当社が人中心の空間開発で培ってきた技術を生かしたもので、タクシーやシェアカーなどの運転席に後付けすることで、快適・安全・安心な車室空間を提供していきます。

写真:飛沫防止パーティション
飛沫防止パーティション
図:飛沫防止パーティションのしくみ
飛沫防止パーティションのしくみ