開発設備・施設
さまざまなシミュレーション試験のデータをもとに試作品をつくり、実機評価を行い、次の設計につなげていくサイクルを繰り返すことによって性能の向上に取り組んでいます。
インパクトスレッド試験機
車が衝突した際に、シートがどのように変形するか、人体がどれほどダメージを受けるかを人体ダミー人形を用いて評価
電波暗室
さまざまな電波環境を考慮し、シート・内装品の電磁波特性を評価
ロボット乗降耐久試験機
車への人の乗り降りの動き・圧力・摩擦をロボットで再現し、シートの耐久性を評価
ベルトアンカ試験機
車が衝突した際に、シートベルトに加わる荷重でシートの強度を評価
6自由度加振機
実際の車での走行時に計測した車両の加速度を再現することで、シートの操縦安定性・乗り心地を評価
CAE(Computer Aided Engineering)
実際のシートフレームやシートなどを用いず、コンピュータ上でシミュレーションし、さまざまな特性を解析・評価
車室空間の静粛性評価
ロードノイズやエンジン音など外部騒音を抑えた移動空間を実現するため、車両走行時の車室内の静粛性を測定
製品・材料分析
写真は車室空間に存在するにおいを分析するようす。ヒトが感じるにおいの質と成分が同時に分かる。ミクロな視点から製品・材料を分析し、性能発現のメカニズムを解明する
フィルター・パワートレーン機器部品の性能評価
ローラーの上に車の駆動輪を乗せて実車走行を再現し、フィルター・パワートレーン機器部品の性能を評価
エンジンベンチ
エンジンと一体となったフィルター・パワートレーン機器部品の開発を実現