CASE/MaaS

CASEやMaaSなどの技術の進化、自動車に対する価値観の変化に対応

当社グループは、CASE※1やMaaS※2といった技術の進化や、自動車に対する価値観の変化に対応すべく、技術開発を進めています。例えば、自動運転技術の進化に対しては、自動運転レベル4を想定した都市部シェアモビリティのための近未来モデル MX221※3、さまざまなサービスでの空間活用を想定した自動運転コンセプト空間 MOOX※4を生み出すなど、移動空間の新価値創造を主導しています。 また、エンジンからハイブリッド、水素燃料、電動化といった世の中の動力の変化に対応すべく、電動化対応製品の拡充、拡大をしています。

  • Connected, Autonomous, Shared, Electric:コネクティッド・自動運転・シェアリング・電動化
  • Mobility as a Service:マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティー(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ、新たな「移動」の概念
  • MXはMobility eXperienceの略。自動運転レベル4を想定した車室空間モデル
  • MOBILEとBOXを合わせ、移動時間を自在に活用できる個室を意味する造語。さまざまなサービスでの空間活用を想定したコンセプト自動運転車両

自動車市場の転換

自動車市場の転換

近未来モデル MX221

近未来モデル MX221

自動運転レベル4を想定した都市部シェアモビリティのための近未来モデル MX221 は、1台の車両で多様なユーザーに応える可変式の車室空間を提案します。乗員の状況やニーズに応じて車内環境などを最適に制御する6つの先進システム(詳しくはこちら)を搭載しています。
このモデルには、(株)アイシン、(株)デンソー、(株)ジェイテクト、豊田合成(株)、(株)東海理化と連携し、先進的なシステムを織り込みました。
CES2023、ジャパンモビリティショー2023に出展しました。

自動運転コンセプト空間 MOOX

自動運転コンセプト空間 MOOX

さまざまなサービスでの空間活用を想定した自動運転コンセプト空間 MOOXは、ビジネスやエンターテインメントなどのサービスでの空間活用を想定し、シートや内装アイテムの脱着交換機能「テイラードスペースシスム」を搭載。また、シートに搭載したセンサで取得した乗員の生体情報を用いて疲労・ストレスを推定し、状態に適したウェルネスコンテンツを五感刺激デバイスを活用して提供します。
ストレス社会においては「精神的な休息」が求められますが、時間の確保は難しいことが多くなっています。MOOXは隙間時間を活用し、リラックス・リフレッシュできる空間を車室内で提供します。CES2023 に出展しました。