サプライヤー

基本姿勢

「調達の基本方針」に基づき、公平・公正な手続きのもと、世界各地域のサプライヤーのみなさまから部品、材料、設備などを調達しています。共存共栄の精神でサプライチェーンでの社会的責任を果たし、企業価値向上を目指して、ともに成長していきます。

自由・公正・透明な取引とサプライチェーンでの社会的責任

調達の基本方針に基づいた調達活動とともに、サプライチェーン全体で社会的責任を果たすことに取り組んでいます。

調達の基本方針

  1. オープンでフェアな取引
  2. 相互信頼による相互発展
  3. 環境に配慮した「グリーン調達」の推進
  4. よき企業市民としての現地調達の推進
  5. 法規遵守と機密保持の徹底

詳細は「調達の基本方針」をご覧ください

CSR調達の推進

トヨタ紡織では取引基本契約で、①人権の尊重 ②贈収賄の禁止 ③公正な取引の確保 ④反社会的勢力の排除を要求。さらに、独占禁止法、下請法、労働法、環境各法や、各国・各地域の関連法令を遵守し、サプライチェーン全体でのCSRの強化に取り組んでいます。
毎年9月の企業倫理強化月間に仕入先CSR勉強会を開催しているほか、「公正・透明な取引」を維持、継続することを目的に、仕入先にCSRセルフアセスメントを依頼しています。2021年度は435社を対象にCSRセルフアセスメントを行うとともに、ウェブによる無記名での仕入先満足度調査を今年度も継続、実施しました。全体的に肯定的な回答が多かったものの、いただいた指摘事項や要望には真摯に対応していきます。

トヨタ紡織グループ仕入先サステナビリティガイドライン

CSRに関するセルフアセスメント

主な設問項目

❶ コンプライアンス
❷ 人権・労務
❸ 環境
❹ 社会貢献
❺ リスクマネジメント
❻ 仕入先展開

435社回答 回収率100%

自己評価100点満点中50点未満の会社数

グラフ:自己評価100点満点中50点未満の会社数

仕入先満足度調査

主な設問項目

❶ 適正な価格決定
❷ 要求品質の妥当性
❸ 提出資料の納期設定
❹ 金品・サービスの要求
❺ 調達部員の接客態度
❻ 根拠のない合理化要請
❼ 緊急対応要請
❽ コンプライアンス窓口の認知度
❾ 自由意見

グローバル調達体制の構築

グローバルに事業を展開するうえで、安全・品質・コストなど、あらゆる面を考慮して、現地調達を進めるとともに、サプライヤーのみなさまとグループ一体になってグローバル最適調達に取り組んでいます。
毎年グローバル仕入先総会を開催し、弊社社長からのメッセージや調達方針を伝えるとともに、サプライヤーのみなさまとのコミュニケーションを図っています。また、品質・コスト・供給面で多大な貢献のあったサプライヤーを表彰しています。
2022年度のグローバル仕入先総会は、新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインおよびビデオ参加での開催となりましたが、表彰式や質疑応答などを実施することで、対面時と変わらない関係強化に努めました。
なお、社長メッセージ、調達方針などのグローバル仕入先総会の内容は、日英中3ヶ国語で動画発信しました。

Sunshine主催経営者研修会を開催

トヨタ紡織協力会Sunshineが主催する経営者研修会の中で、2030年におけるトヨタ紡織のありたい姿をご説明するとともに、喫緊の課題であるカーボンニュートラルについて、サプライヤーのみなさまと議論しました。

グローバルSPTT活動の展開

トヨタ紡織グループは、世界各地域での新たな生産・製造の準備段階から立ち上げ後の生産活動が軌道に乗るまで、サプライヤーのみなさまの生産工程でのつくり込みをサポートすることで、製品の品質を確かなものにするグローバルSPTT活動を進めています。調達、設計、品質管理などの各部門とサプライヤーのみなさまが、フェイス・ツー・フェイスの関係で、品質、量、価格、物流、納期など、さまざまな面から問題解決を図り、相互にメリットを生み出しています。また、グローバルで活用可能なSPTTマニュアルを整備し、活動の標準化を進めています。
今後も、よりよい品質の製品をお客さまに提供するために、SPTT活動の改善とグローバル展開を継続していきます。

  • Supplier Parts Tracking Team活動:チームによる外注部品生産・製造準備フォロー活動

世界各国の調達情報

グローバル

米州

アジア・オセアニア

中国

日本

環境に配慮した調達の推進

「グリーン調達ガイドライン」に基づき、各国・各地域の各種環境規制に対する遵法対応を強化し、環境負荷物質の低減に取り組んでいます。また、持続可能な社会の構築を目指すために、サプライヤーのみなさまにISOの外部認証取得を基本とした環境マネジメントシステム(EMS)の構築を幅広く要請しています。

グリーン調達ガイドライン