健康

健康経営®基本方針・目的

社員の健康増進を経営課題の一つと捉え、中長期的に健康増進活動を推進していくため、2019年8月に「トヨタ紡織 健康宣言」を策定し、2022年度に改訂しました。
社員が心身ともに健康でいきいきと働くことができる会社づくりを、労使一体となって進めていきます。
  • 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
写真:健康経営基本方針・目的

健康経営の取り組みと健康文化の定着

健康経営優良法人(ホワイト500)の認定取得

社員一人ひとりが心身ともに健康で幸福であり、最大限のパフォーマンスを発揮できることを目標に、労使一体となって心身両面から健康サポートを行っています。
これらの活動が評価され、2025年度「健康経営優良法人2026ホワイト500」に5年連続で認定されました。

トヨタ紡織グループおよび取引先のみなさまとともに取り組む健康づくり

健康経営の普及を目的として、関係会社や取引先に対しても健康づくりの取り組みを実施しています。
具体的には、トヨタ紡織で実施した健康出前講座の動画提供や、役員・事業体トップ・次世代リーダーが一堂に会するグローバルウィークなどを通じて、健康経営に必要なデータの収集方法やKPIの設定方法、健康施策の共有などを行っています。これらの活動により、トヨタ紡織に関わる企業すべてに健康経営が広がるよう努めています。
取り組みの結果、トヨタ紡織グループのアラコ、トヨタ紡織広瀬、トヨタ紡織九州、トヨタ紡織東北が大規模健康経営優良法人の認定を取得しました。また、トヨタ紡織滋賀、TBソーテック九州、TBソーテック東北、TBエンジニアリング、TBコーポレートサービス、TBテクノグリーン、TBロジスティクス、トヨタ紡織健康保険組合が中小規模法人の認定を取得しました。

マーク:健康経営優良法人の認定取得

健康経営の推進

CEOを最高責任者とし、健康・ウェルビーイング推進部、人材戦略部、経営企画部、健康保険組合の体制で健康経営を推進しています。
2026年度には、健康推進室とウェルビーイング推進室を統合し、健康・ウェルビーイング推進部を新設することで、コーポレート分野に機能を集約し、健康経営推進を強化する体制に変更しています。
健康施策の成果や課題を取締役会および経営会議で決議・報告を行い、改善に向けた意見交換を実施することで、経営層主導のもと、全社的な取り組みとして健康経営を推進しています。
また、安全衛生委員会※1では、安全衛生管理に関する協議に加え、健康施策についても意見交換を行い、現場の声を反映した取り組みを進めています。
各部署では、推進責任者である部長が任命した健康・ウェルビーイング推進委員がリーダーとして活動し、社員一人ひとりが自身の健康と向き合い、健康施策の実施や健診結果の改善、健康リテラシーの向上に取り組める体制を整えています。
さらに、日本国内外の関係会社や労働組合と課題や施策を共有することで、トヨタ紡織グループ全体で健康経営の推進を図っています。

  • 労働安全衛生法に基づく、職場の安全と健康を守るために労使が協力して話し合う委員会

健康経営推進体制

図:健康経営推進体制

「誰一人取り残さない」健康の取り組み
~健康・ウェルビーイング推進委員との連携~

健康・ウェルビーイング推進委員を各部署に配置し、日本の各拠点で活躍しています。健康に関する各部署の窓口として、健康施策の推進や部内の健康増進に取り組んでいます。
健康・ウェルビーイング推進委員ミーティングは年4回実施し、推進委員は健康施策への参加呼びかけ、健康出前講座の開催、トヨタ紡織ウォーキングラリーのチーム取りまとめなどの役割を担っています。
また、2024年度に引き続き、推進委員の健康知識の習得と健康リテラシー向上を目的に、ワークショップを実施しました。参加者は自身の健康状態を確認するとともに、食事・運動などの健康知識を学び、所属部署へ健康情報を広めるきっかけとなりました。
さらに、推進委員同士の意見交換を目的としたディスカッションも開催しました。社員の健康に関する声を共有することで、施策への反映に重要な役割を果たしています。
社内全体の健康リテラシー向上に向け、健康・ウェルビーイング推進委員の活動はますます重要性を増しています。

健康経営の戦略

当社では、肥満率、喫煙率、運動習慣、睡眠に関する指標が全国平均と比較して悪い傾向にあり、これらを健康課題として認識しています。健診データとストレスチェック結果のクロス分析により、20代からの運動習慣の定着や食生活の改善が重要であることが明らかになりました。また、プレゼンティーズム(生産性損失)の改善には、睡眠とストレスへの対応が鍵であることが分かっています。
これらの課題に対し、肥満率、喫煙率、運動習慣、睡眠の各指標の改善に重点を置いた健康施策を展開しています。
さらに、施策の実施後には分析結果をもとに戦略マップを見直し、継続的な改善と活動の推進を図っています。

  • 健康の問題を抱えながら業務を行うため、100%の能力が発揮できず、生産性のロスが発生している状態
    WHO-HPQ(Health and Work Performance Questionnaire)絶対的プレゼンティーズムで測定しています。

健康経営戦略マップ

図:健康経営戦略マップ
  • データ確認元:ストレスチェック・トヨタ紡織EX(Employee Experience)サーベイ
  • データ確認元:健康診断結果・健診時の問診・アンケート結果
  • 傷病による休務の全従業員平均日数

健康関連の最終的な目標指標

ワークエンゲージメント

  • 仕事に対する活力・熱意を表す指標。仕事に対するポジティブな心理状態を測定するための「ユトレヒト・ワークエンゲージメント尺度」と高い相関を持つ2項目を用いた簡易尺度を採用し、測定

50が平均で、数値が高いほどよりよい結果を示しています。また、2030年度までに偏差値50を目指しています。

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
ワークエンゲージメント トヨタ紡織 48.1 48.1 48.0 48.5 49.0
回答人数 トヨタ紡織 8,779 8,736 8,697 8,847 9,052
回答率 トヨタ紡織 % 94.1 95.0 93.8 94.3 94.8

プレゼンティーズム(生産性損失)

2021年度より測定を開始し、2030年度までに32.0%以下を目指しています。

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
プレゼンティーズム(生産性損失) トヨタ紡織 % 37.9 37.3 36.6 35.9 35.9
回答人数 トヨタ紡織 8,734 8,703 8,664 8,828 9,052
回答率 トヨタ紡織 % 93.7 94.6 93.4 93.5 94.8

アブセンティーズム(傷病による欠勤)

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
アブセンティーズム(傷病による欠勤) トヨタ紡織 2.7 2.8 2.9 2.8 2.8

健康リテラシーの指標としての健康チャレンジ8の活用

トヨタ紡織では、社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる状態を目指し、生産性や心身の健康に影響を与える可能性がある8項目を「健康チャレンジ8」と定義し、健康チャレンジ8の実践数を2030年度までに5.5以上にすることを目標としています。
健康チャレンジ8の実践数を増やすことは、健康診断結果の改善やプレゼンティーズムの低減につながります。運動習慣の定着など、健康チャレンジ8の取り組みをきっかけに、社員一人ひとりが自分に必要な健康への取り組みを考え、行動できる力(健康リテラシー)を向上させ、健康につながる取り組みの継続を後押しします。さらに、2024年度より、毎月8のつく日(8・18・28日)を健康チャレンジ8DAYとし、健康を意識するきっかけとなる環境づくりを進めています。
また、トヨタグループで健康チャレンジ8を活用しており、取り組みを共有しています。

健康チャレンジ8の8項目

1. BMI 2. 朝食 3. 飲酒 4. 間食
25未満 毎日食べる 飲まない、
または1合/日まで
夕食後、寝るまでの間食が
週2日以下
5. 禁煙 6. 運動 7. 睡眠 8. ストレス
禁煙している 1日30分以上の運動を
週1日以上
熟睡できている 多い方ではない

健康チャレンジ8実践数の推移

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
実践数 トヨタ紡織 項目 4.52 4.85 4.86 4.90 4.99

健康診断結果×健康チャレンジ8実践数

グラフ:健康診断結果×健康チャレンジ8実践数

健康チャレンジ8の実践数別プレゼンティーズム(生産性損失)

グラフ:健康チャレンジ8の実践数別プレゼンティーズム(生産性損失)

健康診断

法定健康診断受診率

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
受診率 トヨタ紡織 % 100 100 100 100 100

健康診断後の精密検査受診率

精密検査受診者には保健指導を実施(100%)しています。

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
受診率 トヨタ紡織 % 87.0 91.3 91.9 99.1 99.8

健康診断結果を踏まえた高血圧の治療状況

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
血圧コントロール率 トヨタ紡織 % 40.2 58.7 57.6 59.7 57.3

  • 高血圧だが、治療で血圧を140/90mmHg未満にコントロールしている社員の割合
  • 血圧コントロール率= 高血圧治療中で血圧をコントロールしている人数高血圧治療中の人数+高血圧だが未治療の人数

特定保健指導

ハイリスク者対応として、特定保健指導を重要な施策と捉えています。
2024年度は対象者1,212人中833人(約68.7%)に対し、特定保健指導を実施しました。今後も、健康保険組合と連携して指導内容の充実を図り、ハイリスク者の低減と生活習慣病の未然予防につなげていきます。

  • 40歳以上で、生活習慣病の発症リスクが高いものの、生活習慣の改善による予防効果が期待できる方を対象とした指導

ストレスチェック

ストレスチェックは年に1度実施し、高ストレス者に対し、産業医や産業保健スタッフとの相談や外部機関とのカウンセリングを行い、メンタルヘルス不調の未然防止に取り組んでいます。また、組織のストレスチェック結果から対象部署を選定し、外部機関を利用した職場改善活動を行っています。
新入社員や新任の管理監督者教育にはセルフケア教育も行っています。
メンタル不調者に対しては、産業医や産業保健スタッフと人材戦略部が連携し、復職に対する支援を行っています。
2024年度からの取り組みとして、環境変化が大きく、体調不良を起こしやすい新入社員に対し、保健師や看護師による個別面談やアンケートを通じた体調チェックを実施しています。人材戦略部と情報を共有し、連携したメンタルヘルス活動に活かしています。

ストレスチェック回答率

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
回答率 トヨタ紡織 % 94.1 95.0 93.8 94.3 94.8

ストレス反応

50が平均で、数値が高いほどよりよい結果を示しています。

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
ストレス反応 トヨタ紡織 % 49.1 49.3 48.9 49.4 49.5

高ストレス者

高ストレス者へは産業医面談を勧奨しています。

項目 集計範囲 単位 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
割合 トヨタ紡織 % 5.2 5.1 5.6 5.0 5.0

健康づくり施策

節目教育

入社時・昇格時教育

産業保健スタッフや外部講師によるメンタル・フィジカル両面の健康教育を行っています。セルフケア教育や、管理監督者にはラインケア教育も実施しています。

定期入社2年目・中途入社2年目メンタルヘルス研修

トヨタ紡織では、入社に伴う環境変化がメンタル不調の一因となる傾向があることから、定期入社2年目と中途入社2年目の社員を対象に、外部講師によるメンタルヘルス教育を実施しています。それぞれの立場や状況に応じたセルフケアの実践方法を提供し、日常生活や業務で活かせるよう支援しています。

項目 集計範囲 単位 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
参加率 トヨタ紡織 % 85.2 85.8 86.8 85.9

健康ステップアップ研修(28、35、38、50、55歳コース)

健康課題はライフステージによって変化するため、年齢に応じて必要となる知識を身につける研修を実施しています。これにより、将来の健康課題を早期に把握し、生活習慣病の予防につなげることを目的としています。
当社では、40代以降で肥満率が全社平均を上回る傾向があることから、未然予防の観点で20~30代の社員を対象に若年層向け研修を行っているほか、退職後も健康でいきいきと生活できるよう、50代の社員には高齢期を見据えた研修を実施しています。
また、2025年度より、業務上対面での研修に参加できない社員や、海外へ出向中の社員にも教育機会を確保するため、オンライン研修を導入しました。

主な内容

対象 研修内容
全年齢共通 年齢別健康課題、当社の傾向(肥満率や生活習慣の課題など)、健診結果の見方、メンタルヘルスのセルフケアなど
28、35歳 インストラクターによる生活習慣病予防全般の講話、運動実技、体力測定など
38歳 生活習慣病予防を踏まえた管理栄養士による栄養講座、インストラクターによる運動講座・実技、血管年齢測定、ベジチェック®など
50、55歳 生活習慣病予防や転倒防止を踏まえた歩行・姿勢に関するインストラクターによる講話と運動実技、歩行年齢測定など

参加者からは「自身の体力年齢を知ることができたため、明日以降運動していこうと思う(28歳コース)」「自分の体力の衰えを実感し、運動しなければと意識できた(35歳コース)」「食生活タイプが自分の認識と違っていたことに気づけてよかった(38歳コース)」「加齢による身体の不調など、健康面に不安があったので、このようなセミナーはありがたい(50歳コース)」「歩行測定は、普段やる機会がないのでありがたい(55歳コース)」など、前向きな意見があがりました。
今後も年齢に応じた研修を実施することで、社員の健康の保持・増進をサポートしていきます。

写真:28歳コース 年齢別の健康課題や肥満リスクの講義
28歳コース 年齢別の健康課題や肥満リスクの講義
写真:35歳コース 講師指導のもと、体力測定を実施
35歳コース 講師指導のもと、体力測定を実施
写真:38歳コース 血管年齢や普段の野菜摂取量を測定
38歳コース 血管年齢や普段の野菜摂取量を測定
写真:50歳コース 転倒防止に関する講義
50歳コース 転倒防止に関する講義
写真:55歳コース 自分の歩き方のクセを見つける歩行測定
55歳コース 自分の歩き方のクセを見つける歩行測定

参加率

  2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
28歳 95.2% 79.9% 84.2% 87.9%
35歳 96.1% 76.6% 77.8% 91.6%
38歳 74.9% 93.2%
50歳 63.7% 87.8%
55歳 86.2%

  • 2022年度はオンライン研修のみ

2025年度 実施後アンケート

理解度
  理解できた やや理解できた あまり理解できなかった 理解できなかった
28歳 92.6% 7.4% 0.0% 0.0%
35歳 94.1% 5.9% 0.0% 0.0%
38歳 94.2% 5.8% 0.0% 0.0%
50歳 94.4% 5.6% 0.0% 0.0%
55歳 95.7% 4.3% 0.0% 0.0%

  • 対面研修後アンケートより
満足度
満足 やや満足 やや不満 不満
28歳 86.7% 12.6% 0.7% 0.0%
35歳 80.6% 18.2% 1.2% 0.0%
38歳 85.6% 13.3% 0.7% 0.4%
50歳 80.1% 19.9% 0.0% 0.0%
55歳 84.1% 15.9% 0.0% 0.0%

  • 対面研修後アンケートより

女性の健康課題への取り組み

女性が継続して働くことができる職場をつくるため、トヨタ紡織では、女性の健康課題に関する理解促進に取り組んでいます。2025年度から管理職向け研修を開始し、正しい知識に基づく職場づくりを支援しています。あわせて、女性のセルフケアをサポートするアプリを導入し、生理などの女性の健康課題に関する動画を、性別に関わらず理解を深められるよう配信しました。これらを通じて、互いを尊重し支え合える環境づくりを進めていきます。

女性のセルフケア教育

トヨタ紡織では、女性特有の健康課題が業務パフォーマンスに影響を与えている現状を踏まえ、セルフケア教育への取り組みを進めています。
2025年度には「月経前症候群(PMS)※1と経口避妊薬(ピル)※2の正しい知識」を学ぶ研修を開始し、受講率66%、満足度88%と高い効果を確認しました。また、日常的なセルフケアを支援するアプリも導入し、社員の主体的な健康管理を促しています。

  • 月経前に心身の不調が生じる症状
  • ホルモン調整に用いられる医薬品

役員・管理職向け女性の健康課題理解教育

女性社員アンケートで、上司・職場の理解を求める声が多く寄せられたことから、トヨタ紡織では、役員・管理職を対象に、女性特有の健康課題への理解を深める研修を実施しました。研修では、生理痛体験などを含むフェムケア理解体験プログラム と、女性の健康課題全般に関する症状の理解、対応方法の講話を実施し、高い効果を確認しました。

  • 女性の健康課題を体感的に理解するための研修
  • 参加人数 1,119人(54%)
  • 満足度 99%
  • 行動変容につながった 97%

参加者からは、「普段向き合いにくいテーマを客観的に学べた」「適切な声掛け方法が参考になった」など、理解促進と行動変容につながる声が多く寄せられました。本研修が職場の相互理解の促進や、働きやすい環境づくりにつながっています。

写真:女性の健康課題理解教育(役員・管理職向け)を対面形式で実施(1)
写真:女性の健康課題理解教育(役員・管理職向け)を対面形式で実施(2)
女性の健康課題理解教育(役員・管理職向け)を対面形式で実施

健康出前講座

2024年度から継続実施している本取り組みでは、2025年度新たに導入した「血管年齢測定」や「ベジチェック® を活用し、保健師が各部署に出向いて対面・オンラインで健康に関する講話や測定会を行いました。
2025年度は、対面での参加率が向上し、2024年度と比べて満足度や健康意識が高まったと回答した参加者も増加しました。健康・ウェルビーイング推進委員が主体となり、すべての部署で開催することができました。
参加者からは、職場の仲間と交流しながら自身の健康状態を知る機会になり、「これからの生活を見直すきっかけになった」「健康への意識が高まった」といった声が寄せられ、健康意識向上のきっかけとなりました。
社員参加者数:2,773人(参加率29%)

  • 手のひらの色から野菜摂取量の目安を測定する機器
写真:参加者とゴムチューブを用いてストレッチを行いました
参加者とゴムチューブを用いてストレッチを行いました
写真:工場内で血管年齢測定を行いました
工場内で血管年齢測定を行いました

健康出前講座テーマ一覧

食育 運動
GO!GO!たんぱく ウォーキングのコツ
PFCバランスと糖質コントロール ストレッチの極意
間食の取り方のコツ 本気のラジオ体操
健診結果別おすすめ食事術 運動する時間なんてない
野菜を食べよう!  

  • エネルギー源となる三大栄養素、たんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)の摂取バランスのこと

実施後アンケート

満足度 割合
満足 57.9%
やや満足 34.6%
どちらでもない 6.8%
やや不満 0.6%

健康意識の変化 割合
健康意識が高まった 46.1%
健康意識がやや高まった 45.7%
変わらない 8.2%

TB食育ぷろじぇくと

社員の健康を食の側面から支援するTB食育ぷろじぇくとの活動が評価され、農林水産省より「食育実践優良法人2026」に認定されました。なお、本認定は制度発足初年度での認定です。

血糖値の急上昇防止につながるべジファースト(野菜を先に食べること)を推奨する「べジファーストキャンペーン」を実施しました。各食堂でサラダメニューの費用を期間限定で補助した結果、サラダの総喫食数は過去最高を記録しました。イベント期間外でもサラダの喫食が増加しており、取り組みが社員の間に定着しつつあります。
また、2024年度から開始した、たんぱく質摂取を促す「GO!GO!たんぱくキャンペーン」も引き続き実施しました。2024年度は小鉢メニューのみを対象としていましたが、2025年度は高たんぱく質の主菜または定食メニューへ対象を拡大し、1食で必要なたんぱく質が摂取できる内容へアップグレードしました。
さらに、イベント期間中は食堂でベジチェック®測定会も開催しました。今後も、社員が楽しみながら食に対する興味を深め、食のリテラシー向上につながる取り組みを継続していきます。

ロゴ:食育実践優良法人
写真:本企画のシンボル。各食育企画の広報物などに必ず掲載し、健康推進室による食育の定着を図っています
本企画のシンボル。各食育企画の広報物などに必ず掲載し、健康推進室による食育の定着を図っています
写真:ポスター①
ポスター①
写真:ポスター②
ポスター②

月間イベント

全国で実施している健康に関する取り組みや月間活動に合わせて、社内活動を行っています。

労働衛生月間(10月) 全国労働衛生週間に合わせて、健康づくりイベントを実施。社長による「健康メッセージ」展開や、健康講演会などを行っています。
生活習慣病月間(2月) 全国生活習慣病予防月間に合わせて、動画による啓発活動を行っています。

ベジファーストキャンペーン総喫食数

2024年10月(18日間) 2025年5月(10日間) 2025年10月(18日間)
19,786食 10,875食 20,013食

グラフ:ベジファーストキャンペーン満足度

GO!GO!たんぱくキャンペーン総喫食数

2025年2月 2025年7月 2026年2,3月
3,727食 6,564食 7,154食

グラフ:GO!GO!たんぱくキャンペーン満足度

トヨタ紡織ウォーキングラリー

健康ポータルサイト(アプリ)のPepUpを活用し、健康・ウェルビーイング推進委員を中心として、部署ごとに1日平均歩数の目標に挑戦するウォーキングラリーを開催しました。2025年度は個人累計歩数ランキングも導入し、部署と個人の双方で運動に取り組むきっかけづくりにつなげました。結果に応じてポイントが付与されるため、モチベーション向上にも役立っています。

項目 集計範囲 単位 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
参加率 トヨタ紡織 % 13.3 26.9 24.3 26.5

ポスター:TBJウォーキングラリー

睡眠改善に向けた取り組み ~健康保険組合共催~

2025年度より、睡眠知識の提供に加えて、睡眠センサーを活用した睡眠改善施策を開始しました。社内の希望者100人を対象にプログラムを実施し、睡眠の可視化とワークショップを通じて、参加者の70%以上に睡眠改善の傾向を確認しました。
さらに、NTT PARAVITA(株)の睡眠改善サービス「ねむりの応援団」を導入し、動画コンテンツの視聴や個別相談を随時利用できる環境を整えています。
これらの取り組みを通じて、社員の健康維持とパフォーマンス向上を促進し、生産性向上や企業価値向上につなげています。

  • SNSを活用した睡眠改善サービス

睡眠改善プログラム参加者の睡眠改善率(93人)

グラフ:睡眠改善プログラム参加者の睡眠改善率(93人)
提供:NTT PARAVITA(株)

卒煙支援

トヨタ紡織の喫煙率は年々減少しており、2025年度には25.6%まで低減しました。しかし、日本の喫煙率(2024年:14.8%)に比べ、依然高い状況にあります。将来的な疾病につながり得るリスクととらえ、社員とその家族、周りの人々の健康を守るため、2008年のたばこ社内販売廃止に始まり、3回/月の非喫煙デーの設定、禁煙補助薬の購入補助や、禁煙外来受診補助など、喫煙率低下に向けた卒煙支援活動を継続的に実施しています。
2023年4月の敷地内全面禁煙をきっかけに、多くの社員が卒煙に成功しています。2024年度は職場ごとに禁煙ミーティングを実施し、105部署すべてが参加しました。健康意識の向上や喫煙マナーについて話し合い、参加者からは「自身の将来を考え、禁煙しようと思った」「今すぐに禁煙はできないが、周囲の目を意識しマナーを遵守する」といったコメントが寄せられました。
2025年度は健康診断問診にて卒煙に前向きな喫煙者のうち25%の社員に対し、サポーターとともに卒煙に挑戦する「二人三脚卒煙チャレンジ」を強化し、あわせて敷地内禁煙の遵守状況確認活動を実施しました。
2026年度は喫煙者本人の主体性を尊重し、自分のペースで取り組める「Myスタイル卒煙チャレンジ」へと転換し、無理なく継続できる卒煙支援体制を構築します。2030年度には喫煙率を16.8%まで低減することを目標に、今後も卒煙支援を継続していきます。

  • 出典:厚生労働省 令和6年(2024)「国民健康・栄養調査」

喫煙率

グラフ:喫煙率

スマートフォンを使用した健康管理

健康ポータルサイト(アプリ)のPepUpを活用し、社員の健康活動を応援しています。
2025年度は、健康チャレンジ8に関連する記録をつける「毎日健康チャレンジ」や、トヨタ紡織ウォーキングラリーなどのイベントをPepUp上で開催し、インセンティブ制度を利用して参加を促進しました。
2026年3月時点の登録者数は6,380人(登録率63.6% 前年比484人増)です。今後も楽しみながら参加できるイベントを企画し、登録者を増やしながら、社員の健康リテラシー向上の取り組みの一つとして活用していきます。

PepUp登録率推移

グラフ:PepUp登録率推移

健康関連の相談窓口「健康のより道」の開設

2024年度に健康関連の相談窓口として「健康のより道」を開設し、2025年度は、1月末時点で33人からの健康相談に対応しました。2025年度からは、日本以外の地域の出向者とその家族についても、時差を考慮した相談時間を設定しています。
今後も気軽に相談できるよう相談方法の工夫や認知度向上を図り、一人でも多くの社員の心に寄り添っていきます。

健康意識調査

トヨタ紡織では、社員の健康意識の把握を目的に、毎年、健康に関する調査を実施しています。2026年2月に実施した本調査の回答率は58.6%でした。食生活、睡眠、運動習慣、口腔ケア、禁煙施策の認知、性差による健康課題など、幅広い分野について社員の健康実態を把握しました。調査の結果、食事・睡眠・運動に関する生活習慣について、「習慣に問題はないため改善する必要はない」または「すでに取り組んでいる」と回答した割合は、昨年度より上昇し、生活習慣の見直しに主体的に取り組む社員が増加傾向にあることが示されました。今後も社員の健康意識を継続的に把握し、行動変容につながる健康施策を進めていきます。

Q. 現在の生活習慣を改善しようと考えているか?
項目 食習慣 運動習慣 睡眠習慣
習慣に問題はないため改善する必要はない 8.4% 10.1% 12.5%
すでに改善に取り組んでいる 27.0% 19.4% 10.1%
改善するつもりである 40.1% 42.9% 44.8%
関心はあるが改善するつもりはない 17.2% 19.0% 23.1%
改善することに関心がない 7.3% 8.5% 9.5%

感染症対策

これまで、トヨタ紡織グループは新型コロナウイルスなどの感染症の流行に対し、その都度対策を講じて乗り越えてきました。
社員が感染しないよう、今後も継続して予防・対策することで、地域やトヨタ紡織グループ内で感染症が蔓延しないよう努めています。また、関係会社やサプライヤー各社と強固に連携するとともに、感染拡大時の支援を継続実施しています。
さらに、三大感染症(HIV/AIDS、結核、マラリア)など、地球規模の健康問題への対応の重要性を認識しています。トヨタ紡織では、日本以外の地域へ赴任する社員とその家族には、赴任地域の感染症情報提供や予防接種の実施などを行っています。