健康

健康経営基本方針

社員の健康増進を経営課題の一つと捉え、中長期的に健康増進活動を推進していくため、2019年に「トヨタ紡織 健康宣言」を策定し、2022年に改訂しました。
社員がより一層働きやすく、健康に生活できるように、今後も労使一体となって、いきいきと働くことができる会社づくりを進めていきます。

写真:健康経営基本方針

健康経営推進体制

CEOを最高責任者として健康経営を推進してきましたが、健康活動を全社的により活性化するため、推進体制を刷新し各部に「健康活動推進員」を配置しました。安全・健康機能会議やコロナ対策会議の中で、日本以外の事業体や関係会社とも健康経営推進の情報を共有し、労働組合や外部機関との連携も強化しています。
推進部署である、安全健康推進部、人材戦略部、経営企画部、健康保険組合の役割を明確にし、定期的なミーティングを実施しながら、目標と年間計画に沿った取り組みを行い、健康でいきいきと働き続けられる環境づくりを進めています。

図:健康経営推進体制
  • Employee Assistance Program:生産性に影響をもたらす課題の解決を支援

健康経営の戦略

ねらい・目標・期待する効果

トヨタ紡織では、社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる状態をつくるために、生産性や心身の健康に影響を与える可能性がある8項目を「健康チャレンジ8」と定義しました。健康チャレンジ8の全社平均実践数5を目標値とし、個人の健康的な行動や意識向上につながる取り組みを進め、生産性の向上・健康リスクの低減を目指しています。

〈健康チャレンジ8の8項目〉
① BMI:25未満
② 朝食:毎日食べる
③ 飲酒:飲まない、または1合/日まで
④ 間食:夕食後、寝るまでの間食が週2日以下
⑤ 禁煙:喫煙しない
⑥ 運動:1日30分以上の運動を週1日以上
⑦ 睡眠:熟睡できている
⑧ ストレス:多い方ではない
1項目達成で実践数1を換算

健康チャレンジ8の実践数と、生産性に関する指標のプレゼンティズムや健康診断結果を分析した結果、健康チャレンジ8の平均実践数が高い人ほどよい状態であることがわかりました。
2021年度は、社員への周知活動の一環として、健康チャレンジ8のキャッチコピーを募集しました。選ばれたキャッチコピーをポスターに使用し、健康チャレンジ8の認知度向上につなげています。今後は実践数を増やす試みとして、ウォーキングイベントなど楽しみながらグループで取り組める活動を推進していきます。

  • 健康の問題を抱えながら業務を行うため、100%の能力が発揮できず、生産性のロスが発生している状態のこと
写真:健康チャレンジ8

◆2021年4~12月の健康チャレンジ8調査結果から

  • 全社平均は、4.52(8項目中4.52項目を実施・達成している)
  • 健康診断結果の判定で問題がない状態は、健康チャレンジ8スコアが4.91
  • プレゼンティズムの生産性損失割合が全社平均の37.87%よりもよい状態になるのは、健康チャレンジ8実践数が5

健康診断結果×健康チャレンジ8実践数

グラフ:健康診断結果×健康チャレンジ8実践数

健康チャレンジ8の実践数別プレゼンティズム損失割合

グラフ:健康チャレンジ8の実践数別プレゼンティズム損失割合

健康経営の戦略マップ

上記の分析に加え、健康チャレンジ8の8項目と健診データ、ストレスチェック結果をさらに細かくクロス分析しました。その結果、BMI対策としては20代からの運動習慣、食生活の改善が重要であり、プレゼンティズムには、「睡眠」「ストレス」の改善が重要とわかりました。これらの対策を優先的に取り組む事項ととらえ、戦略マップを作成し、活動を推進していきます。

図:健康経営の戦略マップ
  • データ確認先
  • ストレスチェック、モラルサーベイ、いきいきKPI 結果
  • 健診時の問診、アンケート結果

健康な人づくり・健康文化の構築と定着

健康経営優良法人(ホワイト500)の認定取得

全社員が在職中・定年後も心身ともに健全で元気に生活できることを目標として「健康な人づくり・健康文化の構築と定着」活動に取り組み、産業医と健康推進スタッフが一体となって、心身両面からの健康サポートを全社員に行っています。
これらの活動が評価され、昨年に引き続き2022年度「健康経営優良法人2023ホワイト500」に認定されました。
なお、グループ会社も取り組みを展開することで、健康経営優良法人の大規模法人としてトヨタ紡織九州、トヨタ紡織東北、中小規模法人としてトヨタ紡織滋賀、 TBコーポレートサービス、 TBエンジニアリング、アラコ、TBロジスティクス、TBテクノグリーン、TBソーテック東北、TBカワシマ、トヨタ紡織健康保険組合が認定を取得しています。

マーク:健康経営優良法人の認定取得

心の健康づくり

メンタルヘルス活動の取り組み

トヨタ紡織では、新入社員や新任管理・監督者へのメンタルヘルス教育、休職者復職者支援、 社内外の相談窓口設置など、人事機能と連携して社員の心の健康を保持増進する活動に取り組んでいます。
2016年度からトヨタ紡織のすべての社員へ、年に1度のストレスチェックを開始し、高ストレス者への面談や相談を実施しながら、メンタルヘルス不調の未然防止に取り組んでいます。また社内の医療スタッフと外部機関が連携し、職場改善活動推進の支援も行っています。
ストレスチェックの結果から、高ストレス者割合やストレス反応※1は、これまで大きな課題なく推移しています。エンゲージメント※2は2016年の偏差値が45と低値でしたが、「職位を問わずセルフケアの徹底」を主軸に、各種メンタルヘルスケアを実施する中で徐々に向上しており、2021年は偏差値48となりました。「個人と組織が一体となり、相互に刺激・成長・貢献し合える関係の構築」を目指して活動を進めることで、エンゲージメント結果をさらに改善していきます。
また、社員が心身ともに健康な状態でなければ、持てる力を十分発揮することができません。個人の最大限のパフォーマンス発揮を支援するため、2021年度からプレゼンティズムの測定を開始しました。プレゼンティズムは、就労はできるものの健康上の問題を抱えており万全の力を発揮できていない状態を指し、「生産性損失割合」として表されます。プレゼンティズム改善に向けて、心身両面の健康の保持増進につながる支援を継続していきます。
新型コロナウイルス感染症の影響による働き方や生活様式の変更、規制が長期にわたり継続し、メンタルヘルスに及ぼす影響も少なくありません。そこで外部機関と連携し、「サポーターズレター」や「カウンセリングサービス」、「コラム動画」など、孤独にさせない支援策も追加で展開しています。
メンタルヘルスは「数値」では判断できない部分も多いため、傾聴と寄り添いの姿勢で今後も社員への支援を継続していきます。

  • ストレスに対する心理的・身体的な症状をストレスチェックの回答をもとに、偏差値化したもの
  • 社員の会社に対する愛着心や思い入れ

ストレスチェック回答率[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
ストレスチェック回答率(%) 92.3 95.8 96.5 95.5 94.1

ストレス反応の推移(偏差値)[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
ストレス反応の推移 54 54 54 55 49.1

数値が高いほどよい結果を示し、50が平均で、数値が高いほどよりよい結果を示している。2021年度より外部委託機関の基準見直しにより評価が厳しくなった

高ストレス者割合[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
高ストレス者割合(%) 4.5 5.4 5.2 4.3 5.2

年代別の新たな長期欠勤者(連続3ヵ月以上欠勤者)数 メンタル系疾患[トヨタ紡織]

(人)

2017 2018 2019 2020 2021
20代以下 7 5 8 15 17
30代 23 14 19 19 23
40代 22 32 31 26 35
50代以上 13 19 23 22 19
合計 65 70 81 82 94

エンゲージメント(偏差値)[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
エンゲージメント
(偏差値)
46 46 47 47 48.1

50が平均で、数値が高いほどよりよい結果を示している。2025年までに偏差値50を目指しています。

プレゼンティズム(生産性損失割合)[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
プレゼンティズム
(生産性損失割合)
37.9

  • 2021年度より集計開始

WHO-HPQ (Health and Work Performance Questionnaire)絶対的プレゼンティズムで測定。健康の問題を抱えながら業務を行うため、100%の能力が発揮できず、生産性のロスが発生している状態のこと。2025年度までに35%以下を目指しています。

アブセンティズム(傷病による欠勤)[トヨタ紡織]

2017 2018 2019 2020 2021
アブセンティズム(日) 3.1 3.1 2.7 2.7 2.7

  • 傷病による休務の全従業員平均日数

体の健康づくり

全社員の健康診断実施

トヨタ紡織グループは、各国の法令義務の有無に関わらず、全拠点で健康診断を実施しています。法定健康診断は、受診率100%を継続しています。
今後も、健康啓発活動、保健室や職場でのフォローなどを継続し、各拠点が自主的に実施している健康診断も受診率100%を目指します。
トヨタ紡織では、厚生労働省の通達により、2019年に社内規定を改訂し、2020年から対象者に指導勧奨として情報機器作業の健康診断(特殊健康診断)を実施しています。

法定健康診断受診率[トヨタ紡織グループ]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
健康診断受診率(%) 100 100 100 100 100

健康診断後の精密検査受診率[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
健康診断後の
精密検査受診率(%)
90.5 82.4 94.7 84.4 87.0

  • 精密検査受診者には保健指導を実施(100%)

健康診断結果を踏まえた高血圧の治療状況[トヨタ紡織]

年度 2017 2018 2019 2020 2021
血圧コントロール率(%) 28.2 30.7 27.8 21.0 40.2

  • 高血圧だが、治療で血圧が140/90mmHg未満にコントロールされている社員の割合
  • 血圧コントロール率= 高血圧治療中で血圧がコントロールされている人数 高血圧治療中の人数+高血圧だが未治療の人数

年代別新たな長期欠勤者(連続3ヵ月以上欠勤者)数 身体系疾患[トヨタ紡織]

(人)

2017 2018 2019 2020 2021
20代以下 3 4 2 1 1
30代 2 5 5 3 2
40代 6 14 13 10 7
50代以上 7 18 19 22 19
18 41 39 36 29

禁煙活動

トヨタ紡織の喫煙率は、年々減少しているものの30.7%と、全国平均(2020年:16.7%)に比べ高い状況にあり、将来的な疾病につながり得るリスクととらえ、社員とそのご家族、周りの人々の健康を守るため、喫煙率低下に向けた禁煙支援活動に注力しています。
具体的な活動として、禁煙カレンダーによる非喫煙デーの設定、禁煙補助薬の購入補助や禁煙外来受診補助などを行っています。
また、喫煙者と応援者がペアとなり、禁煙に挑戦する禁煙マラソンも実施。応援者が喫煙者の日々の禁煙状況を確認するといった禁煙サポートを行い、ペアで協力して禁煙活動を進めます。禁煙達成者とその応援者には、達成した日数に応じた記念品を贈呈しています。2014年度の禁煙マラソン開始以降、累計129ペアが参加しており、例年70~100%のペアが禁煙を達成しています。禁煙成功者からは、「応援者とペアを組んで伴走してもらうことで、禁煙のモチベーションが低下しそうなときも挫折することなく続けることができた」応援者からは「一緒にがんばれたことと、がんばりを毎日見られたことがうれしい」といった感想が寄せられています。
加えて現在、2023年を目途に敷地内、終日全面禁煙に向けた取り組みを進めています。
このような活動を継続し、社員の喫煙率低減をより一層推進していきます。

喫煙率[トヨタ紡織]

グラフ:喫煙率[トヨタ紡織]

生活習慣病予防の取り組み

生活習慣病とは不適切な食生活や、運動不足、過度なストレス、飲酒、喫煙などの生活習慣によってもたらされる病気の総称で、肥満症や高血圧症、糖尿病などが生活習慣病と呼ばれています。トヨタ紡織では社員の生活習慣病予防として、下記の健康づくり活動を実施し、社員の生活習慣改善を図っています。

睡眠セミナー

当社の特徴として、プレゼンティズムに睡眠の状況が関わっていることが示されています。2022年度より睡眠に関するセミナーを開催し、社員の睡眠の確保と質の向上に対する取り組みを始めました。セミナーでは「夜中に目が覚めてしまった時の対処法は?」「起きた時にだるい、疲れが取れていない」といったたくさんの質問や悩みが寄せられ、社員の睡眠に関する興味の高さを感じました。今後も睡眠に関する取り組みを継続していきます。
2022年度 当日参加:288人 見逃し配信視聴回数:配信中

写真:睡眠セミナー

スマートフォンを使用した健康管理

PepUPというスマートフォン用アプリを活用して、健康に関するクイズやウォーキングラリーなどのイベントを開催し、健康活動を応援しています。
インセンティブ制度を利用して参加を推奨しており、2022年4月時点の登録者数は3,229人です。

写真:スマートフォンを使用した健康管理

フィットネス動画付き健康コラム配信

新型コロナウイルス感染症の影響で集合型の講座開催が困難な状況が続いており、社員からはコロナ禍による体重増加、健康診断結果の悪化、不安感増大などの相談があり、活動量の低下を改善したいとの声がありました。そこで、社内イントラネットでの健康コラムの継続配信と、フィットネス動画の配信を充実させました。のべ閲覧者は700人/月で、社員の興味、関心の高さがうかがえます。
今年度は健康コラムのコラム追加と、オンライン型セミナーの開催を計画しています。また、新型コロナウイルスの感染拡大状況やワクチン接種の進捗状況を鑑みながら、参加型・集合型フィットネス講座の早期再開を目指し、準備を進めています。

写真:QRコードを読み取り動画を視聴(RIZAP提供)
QRコードを読み取り動画を視聴(RIZAP提供)

28歳健康セミナー(ターゲットセミナー)

健康診断結果や、問診内容を分析したところ、20代から運動頻度の減少や、朝食の摂食割合が低下するなど、運動や食生活の乱れが表面化していることがわかりました。20代からヘルスリテラシーを向上させるとともに、生活習慣改善、体重管理の取り組みを進めるため、28歳をターゲットとした健康セミナ―を2022年度から開始します。

35歳健康セミナー(ターゲットセミナー)

ヘルスリテラシーの向上や、運動習慣の減少、体重増加のターニングポイントとして、35歳の社員を対象に健康セミナーを実施しています。
セミナー前に体力診断セルフテストを実施し、個人へ結果表を配付しました。その後、柔軟性やスタミナが乏しいというセルフテストの結果に基づき、社外のインストラクターによる講義や運動の実技指導が行われました。3か月後に、セミナー後の運動習慣と意識の変化を確認し、運動の継続を支援しています。
参加人数:323人(61.8%)

女性健康セミナー

乳がんや更年期障害など、女性に多い病気への支援活動や、女性のホルモンバランスにあった対処法を学ぶセミナーを開催しています。社外講師による女性特有の健康課題の解消と、「より快適なコンディションで過ごし、生活の質を向上させたい」という女性社員のニーズに沿った内容となっています。コロナ禍のためウェブ上での参加が中心でしたが、見逃し配信も行うことで、多くの女性の参加が可能となりました。参加者アンケートでは、「ポジティブな気持ちになれた」「楽しく体を動かすことができた」といった前向きな意見をたくさんいただきました。
2022年度 当日参加:68人 見逃し配信視聴回数:462回

写真:女性健康セミナー

健康チャレンジ8の取り組みと、特定保健指導体制の強化

2012年以降、BMI25以上(肥満)の割合が上昇し続けていましたが、2021年度、8年ぶりに減少に転じました。
BMI変化者268人(BMI25以上→25未満に変化)は、健康チャレンジ8実践項目の「運動」「間食」によい変化が見られました。特にBMI変化が大きかった69人(体重が5kg以上変化)は健康チャレンジ8の実践数が3.87→4.58と改善しており、分布を確認すると実践数4以下が減り5以上が増えるなど、実践数5を目指すことの有効性が改めて証明されました。
加えて、健康診断の総合判定も「再検査または要治療」が半減し、「問題なし」が増える変化も確認できました。これらの結果は、プレゼンティズム、アブゼンティズム改善につながる変化であり、生活習慣の改善がBMI改善につながり、健康リスク軽減に結びついたと考えられます。
また、BMI変化者268人のうち、40歳以上の方の特定保健指導の実施割合は16.2%で、特にBMI変化が大きかった方は、25%が特定保健指導を実施していました。
今回の結果を社内で共有し、生活習慣の改善のきっかけとなる健康チャレンジ8の取り組みと、特定保健指導を充実させることで、社員のパフォーマンス向上を目指します。

  • 40歳以上で、生活習慣病の発症リスクが高いものの、生活習慣の改善による予防効果が 期待できる方を対象とした指導

BMI25以上の社員割合の推移

グラフ:BMI25以上の社員割合の推移

新型コロナウイルス感染症対策

これまでも新型インフルエンザやSARSなどの感染症の流行がありましたが、トヨタ紡織グループはその都度対策を講じて乗り越えてきました。今回の新型コロナウイルス感染症も同様に、社員が感染しないよう予防・対策することで、地域やトヨタ紡織グループ内で感染症が蔓延しないよう取り組んでいます。

新型コロナウイルスワクチン職域接種の実施

刈谷、猿投、高岡、豊橋の4会場で、武田/モデルナ社製ワクチンによる職域接種を実施しました。
2021年7月~10月実施の1、2回目は7,558人、2022年2月~5月実施の3回目は、4,963人が接種しました。
今後も新型コロナウイルス感染症の終息に向けて、感染防止対策に取り組んでいきます。

写真:新型コロナウイルスワクチン職域接種の実施
写真:新型コロナウイルスワクチン職域接種の実施

基準の明確化

  • 新型コロナウイルス対応マニュアルの策定と展開(2022年4月1日現在 第12-改)
  • 政府、自治体の施策変更に応じて対応マニュアルの改訂と展開(2022年7月14日現在 第32報)

環境改善

  • 日々の不織布マスク着用の義務
  • 職場環境条件に応じてフェイスシールドの併用
  • 職場室内換気の条件整備と実施の徹底
  • 室内環境に応じ、サーキュレーターや加湿器を使用し、換気促進と乾燥防止
  • 会議室、エレベーター、食堂、休憩室など、利用人数制限の条件整備と遵守徹底
  • 日々の清掃、消毒の徹底
  • ソーシャルディスタンスの条件整備とアクリル板の設置
  • 在宅勤務の推奨と時差出勤の徹底
  • 「ノータッチ」活動の取り組み
  • 安否確認システムを利用した毎週金曜日の注意喚起の配信
  • 感染者が自宅療養となった際、臨時入居するための居住場所の提供
  • 自宅療養者へ貸し出し用パルスオキシメーターを配置

感染拡大防止とトレーサビリティ

  • 通勤バス利用時にカードリーダーでの履歴記録
  • 日々の体温記録と食堂利用履歴を共通システムで一元管理
  • 感染者、濃厚接触者、体調不良者へ2週間の経過観察表の提出義務と情報の一元管理
  • マニュアルに準じた産業医による感染者の復職許可制度
  • 社内で働く全ての希望者を対象にワクチン職域接種を実施
  • 仕事中の体調不良者に対する抗原キットの提供
  • 病院で検査を受けられない濃厚接触者用にPCR検査キットを配置

他社との情報共有と支援

  • 全トヨタグループによるコロナ対応連絡会に参加し、情報共有を行いマニュアルに反映
  • 関係会社・仕入先に対し、感染防止対策に関する情報提供と、感染拡大時の生産支援

グローバルでの情報整理

  • 各地域のクラスター定義の共有
  • コロナ対策のよい事例の横展開
  • 週に1回のコロナ対策会議の開催