森づくり活動 132万本植樹にチャレンジ

基本的な考え方

「トヨタ紡織生物多様性基本方針」に基づき、森づくりを重点に生物多様性保全に取り組んでいます。2015年より、トヨタグループの活動である「オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクト※1 」に参画し、活動の輪をグループ会社、地域、行政などにも広げ、森づくりを推進しています。

  • 2015年度よりトヨタグループで進める、自然共生社会の構築を目的としたプロジェクト

2050年までの累計植樹本数

グラフ:2050年までの累計植樹本数

トヨタ紡織生物多様性基本方針

トヨタ紡織グループの森づくり活動

トヨタ紡織グループで進める森づくり活動は、世界中に広がっており、2050年に132万本植樹の目標のもと、各地域で植樹活動を推進しています。
2021年度は、植樹本数目標5万4,000本としていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により活動が制限され、5千本の植樹を2022年度に延期し、実績4万9,859本となり、目標を達成できませんでした。
2022年度は延期となった分を含む3万4,000本の植樹を計画し、累計62万本の達成を目指します。

ベトナムでの植樹による飛砂防止活動

公益財団法人 国際緑化推進センターと協力して、2019年度にベトナムで開始したプロジェクトで、2021年度も、昨年度と同様、7haにアカシア1万4,000本を植樹しました。5年間で35haに7万本を植樹して飛砂を防止し、地域環境を改善して地域経済の発展に貢献する活動は着実に定着しています。

写真:2021年度の植樹
2021年度の植樹
写真:順調に成長している2019年度の植樹地
順調に成長している2019年度の植樹地

アマゾンの熱帯林再生活動

熱帯林の減少が著しいアマゾン川流域で、トヨタ紡織アメリカが主体となり、国際NGOコンサベーション・インターナショナルと協力した活動を行っています。これは、2019年度からの3年間で9haの熱帯林の再生を通じて、生態系の保護に貢献するものです。将来にわたって22,500本の熱帯林の自然の生育に近い形での再生を目指しています。2020年度までに種まきを完了し、2021年度は再生エリアの維持管理と、生育状況のモニタリングが行われました。

写真:種まきおよび生育状況のモニタリング(1)
写真:種まきおよび生育状況のモニタリング(2)
種まきおよび生育状況のモニタリング ©Conservation International photo by Inae Brandão

中国の内モンゴル自治区の砂漠化防止活動

豊田紡織(中国)(TBCH)では、中国緑化基金会と協力して、2013年度から中国域内の拠点や関係会社とともに、内モンゴルの砂漠化防止を目的に植樹活動を行っています。
2021年度は20haに15,000本を植樹しました。これまでの活動で98,714本を植樹し、植樹を行った総面積は109.6haになりました。
また、トヨタ紡織も中国緑化基金会と協力して、2019年度から日本の関係会社とともに、3年間で15,000本を目標に植樹活動を行っています。2021年度は、現地で植樹活動をしているスタッフの手により、5,000本の植樹を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2022年度に延期しました。

写真:豊田紡織(中国)グループ 2021年度 森づくり活動(1)
写真:豊田紡織(中国)グループ 2021年度 森づくり活動(2)
写真:豊田紡織(中国)グループ 2021年度 森づくり活動(3)
豊田紡織(中国)グループ 2021年度 森づくり活動
写真:現地スタッフが植樹を実施(1)
写真:現地スタッフが植樹を実施(2)
現地スタッフが植樹を実施

中国の内モンゴル自治区での森づくり活動が社外から高く評価される

2013年から、TBCHが主体となって行っている森づくり活動が高く評価され、これまでに中国国家林業局より「生態中国貢献賞」(2018年)を、中国緑化基金会より「ベスト貢献企業賞」(2019年)を受賞しました。
これらに続き、2021年は「2021金蜜蜂企業社会的責任・中国企業賞表彰式」で、「生態文明企業賞」を受賞しました。カーボン・ニュートラルの実現に向けて、砂漠化防止を目的に長年推進したトングリ森づくり活動のほか、一連の取り組みが審査委員会から高く認められたものです。

写真:生態文明企業賞を受賞(右から2人目がTBCH)
生態文明企業賞を受賞(右から2人目がTBCH)

生物多様性保全活動

オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクトへの参画

自然共生社会の構築を目的に、2015年度よりトヨタグループで進める、「オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクト」に参画しています。
2022年5月、自治体・近隣企業のみなさまとともに、オオキンケイギク駆除活動に参画しました。
オオキンケイギクは、在来種を駆逐する可能性があるため、特定外来生物(日本の生態系に重大な影響をおよぼすおそれがある植物)として指定されています。
2022年度も、オールトヨタ自然共生ワーキンググループの活動に参画し、地域本来の生態系や生物多様性の保全に継続的に取り組んでいます。

写真:オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクトへの参画
写真:オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクトへの参画
写真:オールトヨタ グリーンウェーブプロジェクト

鳥類保全活動

トヨタ紡織フランスでは、環境保護団体の協力を得て、会社の敷地内に500本の灌木を植樹しました。
フランスでは、過去15年間で、鳥の個体数が30%減少しており、この取り組みは会社の景観を改善するだけでなく、地域の動植物に多様性をもたらし、鳥たちに住環境と餌となる生物を提供することで、鳥の個体数復活が期待されます。

写真:鳥類保全活動