社会貢献
基本姿勢
基本理念「よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す」のもと、社会への貢献を通じて社会的価値の向上につなげるとともに、地域社会の一員としてよい社会づくりに貢献します。
2024年度の取り組みハイライト
各種団体と連携し、一体感をもった社会貢献活動
トヨタグループとの連携を軸に、NPOや各地域団体と協働活動を実施することで、ネットワークが広がり、より貢献度の高い活動となりました。
海外支援衣料回収活動
世界の衣料不足に悩む方のお役に立ちたいという思いから、衣料回収と輸送費の募金を行い、NPOを通じてアフリカや中東、アジア諸国に寄贈しています。
トヨタグループとの協働実施

トヨタ紡織グループでの協働実施

NPO団体と連携したトヨタグループボッチャ大会
知的障がいがある方のスポーツを応援するNPO団体(スペシャルオリンピックス日本・愛知)とコラボレートしたボッチャ大会に参加しました。

社会貢献活動における4つの重点分野
ステークホルダーの期待に応える、「地域に根ざした活動」「環境保全活動」「青少年育成活動」「災害復旧支援に寄与する活動」の4つの重点分野で、社員の積極的な参画を推進力として、社会貢献に取り組んでいます。
地域に根ざした活動
トヨタ紡織グループは、進出している地域だけでなく、地域全体の活性化を図っています。例えば、養護施設への食料品寄贈や献血活動などを通し、社会課題の解決に貢献できる活動に取り組んでいます。2024年度は、18ヵ国で約1,200の団体と協力し活動してきました。
草刈り、ゴミ拾いなど地域への奉仕活動
地域社会への貢献と環境保護の一環として、定期的に草刈りやごみ拾いなどの環境美化活動を行っています。



職層会による地域との交流活動
トヨタ紡織には、職位ごとに「職層会※」と呼ばれる自主活動組織があります。部署を越えた横のつながりによる会員相互の連携とともに、良好な人間関係を構築しつつ、さまざまな活動を社内外問わず実施しています。
- 部長会、課長会、飛躍の会、工の会、職長会、班長会




児童養護施設の子どもたちへ食事の提供
地域にあるパタヤの児童養護施設に、子どもの食事の提供と必要な物資を贈る活動をしました。(STBテキスタイルズ インダストリー(タイ))

フードドライブの実施
豊田市と連携し、家庭で消費しない食品を集め、福祉団体などへ寄付するフードドライブを行いました。生活が困難な方の支援に役立てるとともに、フードロスの削減に貢献します(トヨタ紡織)。

献血活動
2024年度も日本で年8回、献血を実施しました。
また、長年、献血に協力する功績が認められ、猿投工場、大口工場に、愛知県知事より感謝状が贈られました。
2025年度以降も引き続き、一人でも多くの方の命を守るため、献血に協力をしていきます。

環境保全活動
地球温暖化や廃棄物の問題などを真摯に受け止め、植樹活動や清掃活動を通じて地球環境保全に貢献します。活動の結果、2024年度は13の国と地域で、59,000本植樹しました。
日本での森づくり活動
トヨタ紡織の社員や日本の関係会社の社員、その家族が、除草、枝打ち、間伐などの森林整備活動や植樹を継続的に行い、地球環境保全に貢献しています。(4回/年)



グローバルでの植樹活動
日本以外でも植樹活動を通じて、森林資源の保全、地球温暖化防止を推進しています。




社員とその家族、関係会社社員など約40人で活動しました(トヨタ紡織ヨーロッパ(ベルギー))


砂漠化防止活動が認められ、中国質量認証センターから「カーボンニュートラル証書」を取得しました
海岸清掃活動
2007年度から継続的に海岸清掃活動を行っています。活動を通じて、美しい景観と安全な海辺の維持に貢献しています。


青少年育成活動
ものづくりの体験や企業スポーツ活動の一環としてのスポーツクリニックを通じ、次世代を担う子どもたちの健全な成長をサポートしています。
「丘KOBAプロジェクト」活動
豊田市が主催する「丘KOBAプロジェクト」活動に参加しています。子どもたちと一緒に未来のモビリティーを想像し、知識、技術、技能を学びながら、ものづくりの魅力や夢をカタチにする楽しさを伝えています。
2004年度(前身の「ものづくりなぜ?なぜ?プロジェクト」、「クルマづくり究めるプロジェクト」)から継続的に参加しています。


間伐材工作教室
「地域の子どもたちに、木のぬくもりやものづくりの楽しさを伝えたい」という思いで、木材からベンチなどをつくる工作教室を実施しています。


子どもバスケットボール教室(女子バスケットボール部)
刈谷市が主催する「子どもバスケットボール教室」に、女子バスケットボール部 トヨタ紡織サンシャインラビッツの現役選手・OGが講師として参加し、地域の子どもたちとスポーツを通じて交流しています。


石川県でのボート教室(ボート部)
全日本ローイング選手権や、国民スポーツ大会前の強化合宿でお世話になっている石川県津幡町で、「ボート教室」を開催しました。震災の影響も残る中、たくましく活躍されている石川県の中高生と合同練習やディスカッションを行いました。




長距離記録会(陸上部)
陸上部が企画、運営している、地元のランニングクラブや中高生の陸上部を対象とした長距離記録会を、2019年から継続して年2回開催しています。
現役・OB選手がペースメーカーを行い、参加者の記録向上と陸上競技の普及活動に力を入れています。


中学生への職業講話(ハンドボール部)
佐賀県神埼市の中学1年生を対象とした進路学習で、トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGAの現役選手が職業講話を行いました。将来を考えるうえでの手助けとなるように、アスリートとして歩んできた道のりを、生徒のみなさんへお話ししました。

TB SPORTS(強化クラブ)の活動
災害復旧支援に寄与する活動
災害が発生した際、迅速な復旧支援ができるように取り組んでいます。
災害ボランティアコーディネーターの育成
2020年度から、地震、風水害などによる被災地域の復旧支援のため、災害ボランティアコーディネーターの育成を進めています。
また、有事の際、迅速な支援が行えるよう、地域自治体と一緒に定期的な訓練も行っています。


能登半島地震 被災地復旧支援活動
2024年1月1日、石川県能登地方を震源とする地震が発生しました。
当社は被災地支援のため、災害義援金、災害備蓄品(飲料水、毛布、ブルーシート、トイレ袋など)を寄付しました。さらに、トヨタグループ各社と協力し、現地での瓦れきの撤去、家財道具の運び出しなどの災害ボランティア活動に参加しました。
加えて、特産品の販売支援などの活動を継続的に行っています。



