社会貢献

基本姿勢

基本理念「よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す」のもと、社会への貢献を通じて社会的価値の向上につなげるとともに、地域社会の一員としてよい社会づくりに貢献します。

2024年度の取り組みハイライト

各種団体と連携し、一体感をもった社会貢献活動

トヨタグループとの連携を軸に、NPOや各地域団体と協働活動を実施することで、ネットワークが広がり、より貢献度の高い活動となりました。

海外支援衣料回収活動

世界の衣料不足に悩む方のお役に立ちたいという思いから、衣料回収と輸送費の募金を行い、NPOを通じてアフリカや中東、アジア諸国に寄贈しています。

トヨタグループとの協働実施

写真:愛知県の刈谷青果市場で実施し、衣類、海外輸送の募金ともに、多くのご協力、ご支援が得られました
愛知県の刈谷青果市場で実施し、衣類、海外輸送の募金ともに、多くのご協力、ご支援が得られました

トヨタ紡織グループでの協働実施

写真:愛知県一宮市のスーパーマーケット「カネスエ北園通店」で、2023年度から継続して実施しており、地域に根付いた活動となっています
愛知県一宮市のスーパーマーケット「カネスエ北園通店」で、2023年度から継続して実施しており、地域に根付いた活動となっています

NPO団体と連携したトヨタグループボッチャ大会

知的障がいがある方のスポーツを応援するNPO団体(スペシャルオリンピックス日本・愛知)とコラボレートしたボッチャ大会に参加しました。

写真:一緒にスポーツをすることで、知的障がいがある方と交流を図りました
一緒にスポーツをすることで、知的障がいがある方と交流を図りました

社会貢献活動における4つの重点分野

ステークホルダーの期待に応える、「地域に根ざした活動」「環境保全活動」「青少年育成活動」「災害復旧支援に寄与する活動」の4つの重点分野で、社員の積極的な参画を推進力として、社会貢献に取り組んでいます。

地域に根ざした活動

トヨタ紡織グループは、進出している地域だけでなく、地域全体の活性化を図っています。例えば、養護施設への食料品寄贈や献血活動などを通し、社会課題の解決に貢献できる活動に取り組んでいます。2024年度は、18ヵ国で約1,200の団体と協力し活動してきました。

草刈り、ゴミ拾いなど地域への奉仕活動

地域社会への貢献と環境保護の一環として、定期的に草刈りやごみ拾いなどの環境美化活動を行っています。

写真:乙女渓谷(岐阜県加子母)での環境美化活動
乙女渓谷(岐阜県加子母)での環境美化活動
写真:岐阜県の多治見上原三号池ロードで地域の方と環境美化活動
岐阜県の多治見上原三号池ロードで地域の方と環境美化活動
写真:豊田市の伊保地区で地域の方と環境美化活動
豊田市の伊保地区で地域の方と環境美化活動

職層会による地域との交流活動

トヨタ紡織には、職位ごとに「職層会」と呼ばれる自主活動組織があります。部署を越えた横のつながりによる会員相互の連携とともに、良好な人間関係を構築しつつ、さまざまな活動を社内外問わず実施しています。

  • 部長会、課長会、飛躍の会、工の会、職長会、班長会
写真:「部長会」による福祉施設の方との交流活動
写真:「部長会」による福祉施設の方との交流活動
「部長会」による福祉施設の方との交流活動
写真:地域のイベントで、会場に持ち込まれた車いすの清掃活動を「課長会」で実施
写真:地域のイベントで、会場に持ち込まれた車いすの清掃活動を「課長会」で実施
地域のイベントで、会場に持ち込まれた車いすの清掃活動を「課長会」で実施

児童養護施設の子どもたちへ食事の提供

地域にあるパタヤの児童養護施設に、子どもの食事の提供と必要な物資を贈る活動をしました。(STBテキスタイルズ インダストリー(タイ))

写真:子どもたちと交流しました
子どもたちと交流しました

フードドライブの実施

豊田市と連携し、家庭で消費しない食品を集め、福祉団体などへ寄付するフードドライブを行いました。生活が困難な方の支援に役立てるとともに、フードロスの削減に貢献します(トヨタ紡織)。

写真:社内に設置された回収箱に食品を入れる社員
社内に設置された回収箱に食品を入れる社員

献血活動

2024年度も日本で年8回、献血を実施しました。
また、長年、献血に協力する功績が認められ、猿投工場、大口工場に、愛知県知事より感謝状が贈られました。
2025年度以降も引き続き、一人でも多くの方の命を守るため、献血に協力をしていきます。

写真:献血推進の感謝状
献血推進の感謝状

環境保全活動

地球温暖化や廃棄物の問題などを真摯に受け止め、植樹活動や清掃活動を通じて地球環境保全に貢献します。活動の結果、2024年度は13の国と地域で、59,000本植樹しました。

日本での森づくり活動

トヨタ紡織の社員や日本の関係会社の社員、その家族が、除草、枝打ち、間伐などの森林整備活動や植樹を継続的に行い、地球環境保全に貢献しています。(4回/年)

写真:トヨタ紡織グループ「環境の森」加子母での植樹、森林整備活動を17年間継続しています
写真:トヨタ紡織グループ「環境の森」加子母での植樹、森林整備活動を17年間継続しています
写真:トヨタ紡織グループ「環境の森」加子母での植樹、森林整備活動を17年間継続しています
トヨタ紡織グループ「環境の森」加子母での植樹、森林整備活動を17年間継続しています

グローバルでの植樹活動

日本以外でも植樹活動を通じて、森林資源の保全、地球温暖化防止を推進しています。

写真:地元原産の樹木5,000本を、工場敷地内に35人の社員とともに植樹しました(トヨタ紡織アルゼンチン)
写真:地元原産の樹木5,000本を、工場敷地内に35人の社員とともに植樹しました(トヨタ紡織アルゼンチン)
地元原産の樹木5,000本を、工場敷地内に35人の社員とともに植樹しました(トヨタ紡織アルゼンチン)
写真:地元のNGOと協力し、沼地の保護のため、多種多様な樹木600本を植樹しました。社員とその家族、関係会社社員など約40人で活動しました(トヨタ紡織ヨーロッパ(ベルギー))
写真:地元のNGOと協力し、沼地の保護のため、多種多様な樹木600本を植樹しました。社員とその家族、関係会社社員など約40人で活動しました(トヨタ紡織ヨーロッパ(ベルギー))
地元のNGOと協力し、沼地の保護のため、多種多様な樹木600本を植樹しました
社員とその家族、関係会社社員など約40人で活動しました(トヨタ紡織ヨーロッパ(ベルギー))
写真:内モンゴルでの砂漠化防止植樹活動(豊田紡織(中国))
写真:内モンゴルでの砂漠化防止植樹活動(豊田紡織(中国))
内モンゴルでの砂漠化防止植樹活動(豊田紡織(中国))
砂漠化防止活動が認められ、中国質量認証センターから「カーボンニュートラル証書」を取得しました

森づくり活動 132万本植樹にチャレンジ

海岸清掃活動

2007年度から継続的に海岸清掃活動を行っています。活動を通じて、美しい景観と安全な海辺の維持に貢献しています。

写真:NPO「亀の子隊」さまとの合同活動(田原市渥美半島 西の浜海岸)
写真:NPO「亀の子隊」さまとの合同活動(田原市渥美半島 西の浜海岸)
NPO「亀の子隊」さまとの合同活動(田原市渥美半島 西の浜海岸)

青少年育成活動

ものづくりの体験や企業スポーツ活動の一環としてのスポーツクリニックを通じ、次世代を担う子どもたちの健全な成長をサポートしています。

「丘KOBAプロジェクト」活動

豊田市が主催する「丘KOBAプロジェクト」活動に参加しています。子どもたちと一緒に未来のモビリティーを想像し、知識、技術、技能を学びながら、ものづくりの魅力や夢をカタチにする楽しさを伝えています。
2004年度(前身の「ものづくりなぜ?なぜ?プロジェクト」、「クルマづくり究めるプロジェクト」)から継続的に参加しています。

写真:シートカバーの製作
シートカバーの製作
写真:ボディへのシート取付け作業
ボディへのシート取付け作業

間伐材工作教室

「地域の子どもたちに、木のぬくもりやものづくりの楽しさを伝えたい」という思いで、木材からベンチなどをつくる工作教室を実施しています。

写真:刈谷市内の特別支援学級の児童に対し、岐阜県加子母の森づくり活動で出た間伐材を使った工作教室を実施
写真:刈谷市内の特別支援学級の児童に対し、岐阜県加子母の森づくり活動で出た間伐材を使った工作教室を実施
刈谷市内の特別支援学級の児童に対し、岐阜県加子母の森づくり活動で出た間伐材を使った工作教室を実施

子どもバスケットボール教室(女子バスケットボール部)

刈谷市が主催する「子どもバスケットボール教室」に、女子バスケットボール部 トヨタ紡織サンシャインラビッツの現役選手・OGが講師として参加し、地域の子どもたちとスポーツを通じて交流しています。

写真:子どもたちにバスケットボールを楽しんでもらえるよう、さまざまなメニューを考案し、一緒に練習を行いました
写真:子どもたちにバスケットボールを楽しんでもらえるよう、さまざまなメニューを考案し、一緒に練習を行いました
子どもたちにバスケットボールを楽しんでもらえるよう、さまざまなメニューを考案し、一緒に練習を行いました

石川県でのボート教室(ボート部)

全日本ローイング選手権や、国民スポーツ大会前の強化合宿でお世話になっている石川県津幡町で、「ボート教室」を開催しました。震災の影響も残る中、たくましく活躍されている石川県の中高生と合同練習やディスカッションを行いました。

写真:ボートの技術に関することだけでなく、将来の夢などを話す機会を設けました
写真:ボートの技術に関することだけでなく、将来の夢などを話す機会を設けました
写真:ボートの技術に関することだけでなく、将来の夢などを話す機会を設けました
写真:ボートの技術に関することだけでなく、将来の夢などを話す機会を設けました
ボートの技術に関することだけでなく、将来の夢などを話す機会を設けました

長距離記録会(陸上部)

陸上部が企画、運営している、地元のランニングクラブや中高生の陸上部を対象とした長距離記録会を、2019年から継続して年2回開催しています。
現役・OB選手がペースメーカーを行い、参加者の記録向上と陸上競技の普及活動に力を入れています。

写真:これまでに約2,000人が参加しました
写真:これまでに約2,000人が参加しました
これまでに約2,000人が参加しました

中学生への職業講話(ハンドボール部)

佐賀県神埼市の中学1年生を対象とした進路学習で、トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGAの現役選手が職業講話を行いました。将来を考えるうえでの手助けとなるように、アスリートとして歩んできた道のりを、生徒のみなさんへお話ししました。

写真:1時間かけてじっくり講話を行いました
1時間かけてじっくり講話を行いました

TB SPORTS(強化クラブ)の活動

陸上部

ボート部

女子バスケットボール部

ハンドボール部

災害復旧支援に寄与する活動

災害が発生した際、迅速な復旧支援ができるように取り組んでいます。

災害ボランティアコーディネーターの育成

2020年度から、地震、風水害などによる被災地域の復旧支援のため、災害ボランティアコーディネーターの育成を進めています。
また、有事の際、迅速な支援が行えるよう、地域自治体と一緒に定期的な訓練も行っています。

写真:災害ボランティアコーディネーター養成講座
災害ボランティアコーディネーター養成講座
写真:災害ボランティアセンター立ち上げ訓練
災害ボランティアセンター立ち上げ訓練

能登半島地震 被災地復旧支援活動

2024年1月1日、石川県能登地方を震源とする地震が発生しました。
当社は被災地支援のため、災害義援金、災害備蓄品(飲料水、毛布、ブルーシート、トイレ袋など)を寄付しました。さらに、トヨタグループ各社と協力し、現地での瓦れきの撤去、家財道具の運び出しなどの災害ボランティア活動に参加しました。
加えて、特産品の販売支援などの活動を継続的に行っています。

写真:トヨタグループの方と、瓦れきの撤去、家財道具の運び出しなどの作業を行いました
写真:トヨタグループの方と、瓦れきの撤去、家財道具の運び出しなどの作業を行いました
トヨタグループの方と、瓦れきの撤去、家財道具の運び出しなどの作業を行いました
写真:サマーフェスティバル(社内イベント)で、能登物産展として現地の特産品を販売しました
写真:サマーフェスティバル(社内イベント)で、能登物産展として現地の特産品を販売しました
サマーフェスティバル(社内イベント)で、能登物産展として現地の特産品を販売しました