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トヨタ紡織、"仮想空間でリアルを超える体験の創出を目指す" 「ABAL社」に出資

経営・事業

トヨタ紡織株式会社は、車室空間で「現実的なメタバース」を実現するため、店舗や展示スペースなど仮想空間を重ねて、今までにない空間体験を提供する「アバル体験共有プラットフォーム1」を持つ、株式会社ABALに出資することを決定しました。
同社は、多階層XR空間内にてお客様が自由な移動や体験の共有ができる空間体験の技術により、様々な場所に賑わいを創り、街や社会を豊かにする事を目指しています。
当社は、CASE2やMaaS3といった技術の進化や、自動車に対する価値観の変化に対応すべく、人を中心とした技術の開発を進めています。モビリティと街がつながるスマートシティでは、モビリティの走行ルートに合わせて、様々なサービスとつなぎ、より豊かな車室空間体験を提供する事が重要になります。その中でリアルな車室空間や街と仮想空間をつなぐ空間体験の技術は重要な要素の一つです。
今後もオープンイノベーションによる外部との連携を実施し、インテリアスペースクリエイターとして移動空間の新しい価値の創造に向け、ABAL社と共創していきます。

社 名 株式会社ABAL
所在地 東京都目黒区東山一丁目17番16号
代表者 代表取締役 尾小山 良哉
設 立 2020年10月12日
資本金 53.912百万円(2022年12月末現在)

 ※1 システムとハードを組み合わせ、VR空間内での自由移動・体験共有を可能にするソリューション
※2 Connected, Autonomous, Shared, Electric:コネクテッド・自動運転・シェアリング゙・電動化
※3 Mobility as a Service:マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を一つのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ、新たな「移動」の概念

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