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トヨタ紡織、タイで自動車内装部品の新会社を設立 ~自動車メーカー各社へ最適な供給体制を構築~
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、アジア・オセアニア地域統括会社であるトヨタ紡織アジアが、タイのラヨーン県に自動車用内装部品を生産する新会社「紡織オートモーティブ(タイランド)」を設立することを決定しました。
今回、新たに約18億円を投資し、トヨタ紡織が新規取引拡大を目指す自動車メーカーの生産拠点の近くに内装部品生産会社を設け、各自動車メーカーの要望にスピーディーに応える最適な供給体制を構築します。新会社は、2014年後半からサイレンサー(防音材)などの内装部品を生産し、将来的にはシートやドアトリムなどの取引拡大を目指し、構成部品単位の受注にもフレキシブルに対応していきます。
トヨタ紡織は、主要顧客であるトヨタ自動車をはじめ、世界中の自動車メーカーとの新規ビジネス獲得に積極的に取り組んでおり、アジアでもトヨタ紡織アジアを中心に最適な生産・供給体制を整え、内装部品やフィルター・パワートレーン機器部品を提供しています。
今後とも、世界各地域で技術開発力を強化し、最適な生産・供給体制で、魅力的で快適、安全な移動空間を、世界中のお客様に提供していきます。
新会社の概要
1. | 会社名 | BOSHOKU AUTOMOTIVE (THAILAND) CO., LTD. 日本語表記:紡織オートモーティブ(タイランド) |
2. | 所在地 | タイ王国 ラヨーン県 |
3. | 代表者 | 田中 宣次(社長) |
4. | 設立 | 2013年11月(予定) |
5. | 資本金 | 4億8,200万タイバーツ(約15億円) |
6. | 株主構成 | トヨタ紡織アジア 100% |
7. | 生産品目 |
サイレンサー、パッケージトレイ、ラゲージマットなどの自動車用内装部品 |
8. | 従業員数 | 約80名(2016年計画) |
9. | 生産開始 | 2014年10月 |
10. | 敷地面積 | 約64,000m2 |
11. | 建屋面積 | 約14,000m2 |
12. | 投資額 | 約6億タイバーツ(約18億円) |