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南アフリカにシート、ドアトリムを生産する新会社を設立

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:本並正直) と豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、取締役社長:古川晶章)は合弁で、南アフリカに自動車用シート、ドアトリムを生産するトヨタ紡織南アフリカ株 式会社(TOYOTA BOSHOKU SOUTH AFRICA(PTY) LTD. 略称:TBSA)を設立します。

トヨタ紡織は、世界4極(北中南米、中国、アセアン、欧州)でグ ローバルな展開を進めており、その一環として、アフリカ地域で初めての生産会社を設立。Toyota South AfricaMotors (Pty) Ltd.(略称:TSAM)の生産能力増強に伴い、現在TSAMが自社で生産しているシート、ドアトリムを、トヨタ紡織が受注したためで、2006年4月 に生産を開始する予定。

自動車用シートの中枢となるシートフレームおよび機能部品は、トヨタ紡織のアセアンと欧州の生産拠点から調達し、新会社で自動車用シートとして組み立て、TSAMに納入する予定です。

新会社の概要は次のとおりです。

 1.社名 TOYOTA BOSHOKU SOUTH AFRICA (PTY) LTD.(予定)
 2.所在地 南アフリカ共和国 クワズルナタール州(ダーバン市近郊)
 3.設立時期 2005年6月末(予定)
 4.資本金 32億円
 5.出資比率 トヨタ紡織株式会社 85%、豊田通商株式会社 15%
 6.社 長 稲垣 秀樹(イナガキ ヒデキ)
 7.総投資額 約 45億円
 8.工場規模 土地面積 約 51,000m2
建物面積 約 35,000m2
 9.生産品目 自動車用シート、ドアトリムなど
 10.生産開始 2006年4月(予定)
 11.従業員数 約 800人(2007年計画)
 12.売上規模 約 144億円(2007年計画)