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インドネシアで「熱帯林再生プロジェクト」を計画
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)と、トヨタ紡織 グループは「グローバル社会貢献活動プログラム」の一環として、インドネシアにお いて「熱帯林再生プロジェクト」の実施を決定しました。
このプロジェクトは、インドネシア林業省森林保護・自然保全総局、日本のNGO 団体である財団法人 国際緑化推進センター(JIFPRO ※)と連携し、「植林活動」を通じ てインドネシアに寄与し、森林造成による自然環境保全と、その維持管理のための周 辺住民の雇用・経済支援を目的としています。
(※) 国際林業協力の推進を目的として農林水産大臣に認可された団体。
トヨタ紡織のインドネシア現地法人であるアバディ バリンド オートテック(ABA) が現地での活動をサポートし、インドネシアの東ジャワ州に位置するブロモ・テンゲル・ セメル国立公園内の森林修復指定地域において、5ヵ年で150haの森林「トヨタ紡織グループ 環境の森」を造成します。
今後は、現地で植林記念式典を開催し、トヨタ紡織グループの社員ボランティアによ る植林体験ツアー、「トヨタ紡織グループ 環境の森」育成募金を予定しています。
| (1)植林地 | 東ジャワ州ブロモ・テンゲル・セメル国立公園北部地域 アルゴ・ウーラン地域 |
| (2)面積 | 30ha/年(150ha/5ヵ年) |
| (3)植樹 | ミモザアカシア、ヤマモクマオウ他原生種 1,660本/ha(49,800本/年) |
| (4)内容 | 5ヵ年にわたり林業省森林保護・自然保全総局ブロモ・テンゲル・セメル 国立公園管理事務所が植林を実施。森林の造成により、荒廃地の 修復、水源涵養地の保全およびそれらの作業を周辺住民の方が行うことに より雇用創出・経済支援等の効果も期待する。トヨタ紡織が造成費用を負担。 |
| (1)社名 | アバディ バリンド オートテック (本社:インドネシア ブカシ県、取締役社長:大倉正俊) |
| (2)事業内容 | シートおよび内装品の製造、ケナフボードの製造 |
| (3)工場 | ブカシ工場、ジャカルタ工場、スラバヤ工場 |
| (4)設立 | 1988年3月 |
| (5)社員数 | 約 1,100名 |

<「熱帯林再生プロジェクト」調印式>
インドネシア林業省森林保護・自然保全総局 総局長のアルマンさん(左)と
トヨタ紡織株式会社 総務広報部担当 執行役員 尾関信幸