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「猿投技術棟(仮称)」を新設

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、自動車用 内装システムの開発体制強化を図るため、猿投工場(愛知県豊田市)内に新技術棟 「猿投技術棟(仮称)」を建設し、2009年6月より稼動する予定です。

   当社は、これまでも事業の3本柱である自動車用内装事業、フィルター・パワー トレイン部品事業、繊維・外装品事業において、それぞれ最適な開発・生産体制の 構築に向け取り組んでまいりましたが、今回新たに技術棟を建設し、シート、ドア トリム、天井、フロアカーペットなどすべての内装部品の開発機能を集約することで、 車室空間をトータルに提案できる内装システムサプライヤーとして、さらなる機能 強化を図ります。

 新技術棟が完成いたしますと、これまで分かれていた猿投工場、藤岡工場(愛知県 豊田市)、大口工場(愛知県丹羽郡)の開発機能が集約され、内装システム開発に おいて設計から生産技術まで各工程でより強固な開発体制が整います。加えて乗り心地 評価や安全実験等を充実させることで、より付加価値の高い内装システムの開発が 可能となります。

 新技術棟の概要は次のとおりです。

1.施設名 トヨタ紡織 猿投技術棟(仮称)
2.所在地 愛知県豊田市亀首町金山88番地(猿投工場内)
3.延床面積 約38,000平方メートル
4.階数 地上7階 地下1階建て
5.着工予定 2008年1月
6.稼動開始予定 2009年6月
7.投資額 約72億円
8.収容人数 2,000名

トヨタ紡織「猿投技術棟(仮称)」
※左側2棟は既存の建物