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トヨタ紡織ゲートウェイ(タイランド)の開所式を実施

経営・事業

 トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平、以下トヨタ紡織)は、 タイにおいて自動車用内装部品を生産する会社 トヨタ紡織ゲートウェイ(タイランド)(タイ チャチュンサオ県、以下 TBGT)の開所式を、本日(8月9日)現地にて実施しました。

 これは、タイにおける関連会社であったTBGTを孫会社化したため、新会社としての新たな スタートを記念して開催したものです。開所式には、タイ政府関係者、同国チャチュンサオ県関係 者、Toyota Motor Asia Pacific Co., Ltd.から佐々木良一社長をはじめ関係者、トヨタ紡織から豊田 周平社長ら総勢150名が出席しました。この日、TBGTは新会社発足を記念し、地域貢献活動の 一環として、チャチュンサオ県へ医療器具を寄贈しました。

 なおTBGTでは、トヨタ自動車株式会社のタイ現地法人Toyota Motor Thailand Co., Ltd.の ゲートウェイ工場向けに、カローラ、カムリなどのシート、ドアトリムを生産しています。

8月1日に発足したTBGTの概要は以下のとおりです。

1.会社名 トヨタ紡織ゲートウェイ(タイランド)株式会社
TOYOTA BOSHOKU GATEWAY (THAILAND) CO., LTD.
2.所在地 タイ チャチュンサオ県
3.代表者 五百木 広志(イオキ ヒロシ)
4.設立年月日 1997年8月
5.資本金 2億5,000万バーツ(約9億円※)
6.出資比率 トヨタ紡織 50%
トヨタ紡織アジア 50%
7.事業内容 自動車用シート、ドアトリムの製造、販売
8.売上高 35億1,400万バーツ(約120億円※、2006年12月期)
9.従業員数 774名(2006年12月31日現在)

※資本金は3.6円/バーツ(2007年7月期)、売上高は3.41円/バーツ(2006年12月期)で 計算

【ご参考】TBGT発足の経緯(2007年7月2日公表)
 タイの生産体制を強化する目的に、日本発条株式会社(本社:横浜市、以下 ニッパツ)とトヨタ紡織の合弁会社で あったタイ オートモーティブ シーティング アンド インテリアのニッパツが所有する全株式を、トヨタ紡織のアセア ン統括会社のトヨタ紡織アジア(タイ サムットプラカーン県)が取得することで子会社化し、あわせて8月1日に社名 をTBGTに変更しました。これにより、トヨタ紡織はタイを中心としたアセアン地域での開発、生産体制を強化し、ま たトヨタ紡織グループが世界各地域で展開する自動車用内装システムサプライヤーとしての体制の構築を加速させるこ とになります。

補足資料

<トヨタ紡織アジアの概要>
1.会社名 トヨタ紡織アジア株式会社
TOYOTA BOSHOKU ASIA CO., LTD.
2.所在地 タイ サムットプラカーン県
3.代表者 蜂須賀 学(ハチスカ マナブ)
4.設立年月日 2001年6月
5.資本金 2億千万バーツ(約7.5億円※)
6.出資比率 トヨタ紡織 100%
7.事業内容 シート及び内装品の開発・設計・販売、
フィルター・パワートレイン機器部品の販売
8.売上高 134億4,200万バーツ(約493億円※、2007年3月期)
9.従業員数 115名(2007年3月末現在)

※資本金は3.6円/バーツ(2007年7月期)、売上高は3.67円/バーツ(2007年3月期)で 計算

TBGT開所式
左から5番目 トヨタ紡織株式会社社長 豊田周平、一番右 TBGT社長 五百木広志