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トヨタ紡織課長会がフィリピンの小学校新校舎建設に協力

環境・社会貢献

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)の課長会※1は、社会貢献活動の一環として、フィリピン オクシデンタル・ミンドロ州の小学校新校舎の建設に協力しました。

1月16日(土)に新校舎にて完成セレモニーが行われ、この地区の小学校生徒と関係者、現地のNGO関係者、トヨタ紡織課長会、トヨタ紡織フィリピンの 代表者、地域の人々など、あわせて250名が出席しました。セレモニーでは、トヨタ紡織課長会を代表して久田祐治が「この新しい校舎で多くの子供たちが勉 学に励み、みなさんが楽しく暮らせることを願っています」と祝辞を述べ、トヨタ紡織フィリピンを代表してマネージャーの三浦一紀が「子供たちの将来のため に、学校関係者のみなさんと地域の方々には引き続きサポートをお願いします」と挨拶し、新校舎の完成を喜ぶ子供たちへ文房具を贈呈しました。

トヨタ紡織は「よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す」という基本理念のもと、地域社会の発展に寄与できる社会貢献活動をグローバルに推進しています。これをうけて課長会では、国際NGO団体プラン・ジャパン※2と連携し、2006年度より継続して「小学校の改修、新校舎建設の支援活動」を行っています。

インドネシアやベトナムに続き、課長会による海外支援の第4回目となる今回は、フィリピンにおいて活動を行いました。各地域の子供たちに安全で快適な学習環境を提供し、将来の地域発展へ寄与することを願い、今後もこの支援活動を継続展開していく予定です。

※1 :トヨタ紡織に在籍する基幹職3級の自主活動組織。会員数482名。グローバル社会貢献活動に力を入れており、国内で各地域のクリーン活動や福祉イベント運営のボランティアを行うほか、海外で小学校建設に協力している。
※2 :1983年に東京都世田谷区に設立された、プラン・インターナショナル(国際本部:イギリス)の日本事務局。
プラン・インターナショナルは子どもとともに地域開発を進める国際NGO。1937年に活動を開始し、現在は世界65カ国で活動を展開し、活動国は48カ国、支援国は20カ国ある。
■小学校新校舎建設の概要
(1)小学校 ナヨン・カリカサン小学校
(2)所在地 フィリピン オクシデンタル・ミンドロ州 カリターン町 ポイポイ村
(3)生徒数 129人
(4)内容 2教室からなる校舎1棟の建設
新校舎の教室は、1年生(26人)と2年生(24人)が使用する予定

完成した新校舎の前で、笑顔の子供たちとトヨタ紡織課長会のメ ンバー

子供たちに文房具を手渡すトヨタ紡織課長会とトヨタ紡織フィリ ピンのメンバ―

新校舎の前で、子供たちとトヨタ紡織課長会メンバー