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自動車の内装システム開発機能を集約、強化 ~猿投開発センター2号館 竣工~
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、 5月10日(月)、猿投工場(愛知県豊田市)内に建設を進めてきた猿投開発センター2号館の竣工式を行いました。これにより、これまで各拠点に分散していたシート、ドアトリム、天井・フロアカーペットなどの開発・生技生産の管理機能を猿投工場に集約します。そして、企画から生産までの内装部品開発において各機能との連携を今まで以上に高め、車室空間をトータルに提案する自動車内装システムサプライヤーとして、企画提案力と品質向上活動を強化し、価格競争力をさらに高めた内装システム開発を行います。
猿投開発センター2号館は部署間のコミュニケーションを活性化するため、1フロア3,600m2という大空間に、間仕切りのない 開放的なオフィスレイアウトを施し、フロア中央にコミュニケーションゾーンを配置しています。また、各開発フロアに車両を持ち込むことのできる大型エレベーターを導入するなど、内装部品を実物で総括的に確認・検討できる設備を充実させ、商品力を向上します。さらに、屋上に太陽光発電パネルの設置、屋上緑化、自然換気と連動させた効率的な空調システムの導入など、環境にも配慮しています。
トヨタ紡織は、世界をリードする内装システムサプライヤーとして、今後も技術開発力の強化に取り組み、より魅力的で心地良い車室空間を提供していきます。
猿投開発センター2号館の概要は次のとおりです。
1.施設名 | トヨタ紡織 猿投開発センター2号館 |
2.所在地 | 愛知県豊田市亀首町金山88番地(猿投工場内) |
3.延床面積 | 約44,000m2 |
4.階数 | 地上7階 地下1階建て |
5.着工 | 2008年10月 |
6.竣工 | 2010年5月 |
7.投資額 | 約90億円 |
8.収容人数 | 2,200名 |
トヨタ紡織 猿投開発センター2号館
トヨタ紡織 猿投開発センター2号館のフロア