ニュース

中国成都の生産子会社を移転、生産能力を増強 ~2010年5月より生産開始~

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、中国四川省成都市の自動車内装部品の生産子会社である「成都豊田紡汽車部件有限公司(以下、成都豊田紡)」を、同市内の成都経済技術開発区へ移転し、このほど生産を開始しました。

トヨタ紡織は、生産性の向上や物流コストの削減などの取り組みを、グローバルに展開しています。このたび、成都豊田紡の客先である「四川一汽トヨタ自動車有限公司(以下、四川一汽トヨタ)」の移転にともない、成都豊田紡を、客先移転先の隣接地へ移転しました。また、この移転に合わせ、将来の増産にも対応できるよう、生産能力を増強しました。

新工場では、トヨタ自動車のランドクルーザープラド、コースター向けのシート、ドアトリムなどを生産し、四川一汽トヨタへ納入します。また、ランドクルーザープラドのモデルチェンジを契機に、新たに天井とフロアカーペットを受注し、生産を開始しました。

トヨタ紡織は、今後もお客様が求める良品廉価な商品をタイムリーに納入するため、グローバルに最適生産・最適物流体制の構築、および品質向上に努め、世界トップレベルの内装システムサプライヤーを目指します。

<成都豊田紡(新工場)の概要>

[1]社名 成都豊田紡汽車部件有限公司
[2]所在地 中国四川省成都市成都経済技術開発区南三路336号
[3]代表 海野明弘(総経理)
[4]沿革
1999年3月 会社設立(成都亜楽克汽車内飾件有限公司)
2000年12月 操業開始
2005年11月 現社名に変更
[5]資本金 1,566万USドル
[6]出資比率
トヨタ紡織株式会社 :53%
中国第一汽車集団公司 :42%
豊田通商株式会社 :5%
[7]生産品目 シート、ドアトリム、天井、フロアカーペットなどの自動車内装部品
[8]敷地面積 80,000m2
[9]建屋面積 21,700m2
[10]投資額 約18億円

※トヨタ自動車株式会社の中国四川省にある生産拠点

<成都豊田紡(新工場)の概観写真>

成都豊田紡汽車部件有限公司