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「トヨタ紡織グループ『環境の森』大衡」での森づくり活動を開始
トヨタ紡織株式会社
トヨタ紡織東北株式会社
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)およびトヨタ紡織東北株式会社(本社:岩手県北上市、取締役社長:鈴木栄次)は、宮城県黒川郡大衡村の「トヨタ紡織グループ『環境の森』大衡」の森づくり活動開始にあたり、7月17日(土)に記念式典を開催しました。
式典には、宮城県庁農林水産部森林整備課、黒川森林組合、大衡村役場企画商工課の方々を招き、トヨタ紡織東北 取締役社長の鈴木栄次など約50名が出席。記念看板の除幕と記念植樹を行いました。
式典後は、森づくり活動の第一歩として、宮城県森林インストラクターの指導のもと、トヨタ紡織東北の社員37名が看板の周りから林道に至るまでの遊歩道を整備し、植物や樹木などの植生観察を行いました。当日は天候にも恵まれ、参加者が力を合わせて、草で生い茂っていた道を除草し、丸太を使って歩きやすい階段状の遊歩道を作り、深緑の中で清清しい汗を流しました。
トヨタ紡織は、宮城県が進める森林整備事業「わたしたちの森づくり事業」の「フォレストパートナー」第1号として昨年8月に宮城県と協定を締結しました。2014年8月までの期間、トヨタ紡織グループ社員やその家族が社会貢献の一環として、除伐、枝打ち、間伐などを継続的に行い、宮城県が行う森林整備活動をサポートしていきます。また、新入社員教育での植生観察や、子供向けイベントでの昆虫採集、間伐材を利用した木工製作など、環境への意識を高める工夫もしながら、この森づくりを通じて、宮城県や大衡村の方々との交流をさらに深めていきたいと思います。
◆森づくりの概要◆
(1)森の名称 | トヨタ紡織グループ「環境の森」大衡 |
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(2)場所 | 宮城県黒川郡大衡村大森字高森地内 |
(3)土地所有 | 宮城県 |
(4)協定面積 | 15.80ヘクタール |
(5)協定期間 | 2009年8月3日~2014年8月2日(協定日より5年間) |
(6)主な活動 | [1]宮城県森林整備活動資金の提供(300万円/5ヵ年) |
[2]トヨタ紡織グループ社員による、除伐、枝打ち、間伐の森林整備活動 |
トヨタ紡織グループは、「よき企業市民として社会との調和ある成長をめざす」という共通理念のもと、「環境」、「青少年育成」を重点分野に位置づけ、グローバル社会貢献活動プログラムを推進しています。環境活動では、宮城県のほかにも、海外のインドネシア(ブロモ)とタイ(ラヨーン)、国内では岐阜県(中津川市)、佐賀県(神埼市)でグローバルに森づくりを展開しています。今後も地域社会に根ざした社会貢献活動を進めていきます。
開所式で記念看板の除幕を行う関係者
記念植樹をするトヨタ紡織グループ関係者
(左からトヨタ紡織東北 取締役社長 鈴木栄次、
同労働組合委員長 安部尊洋、
トヨタ紡織 総務部 部長 春日井雅人)
遊歩道整備を行うトヨタ紡織東北の社員