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トヨタ紡織とアイシン精機が合弁でブラジルでの自動車部品生産を決定

経営・事業

トヨタ紡織株式会社
アイシン精機株式会社

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)と、アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:藤森文雄)は、ブラジル サンパウロ州ソロカバ市で、自動車用内装部品、エンジン吸気系部品を合弁で生産することを決定しました。

今回、生産を担当するのは、トヨタ紡織がブラジルでの事業化推進を目的に2007年に設立した子会社「トヨタ紡織ブラジル(以下、TBDB)」です。トヨタ紡織とアイシン精機はTBDBに対して、今後、段階的に約25億円を増資し、生産会社に会社形態を変更することで、事業運営を行います。そして、トヨタ自動車株式会社のブラジル新工場で生産が予定されている新開発小型車用のシート、ドアトリム、エアクリーナーを生産します。

トヨタ紡織とアイシン精機は、これまでもシートフレーム部品の共同開発・生産で協力関係にあり、TBDBは中国の広州市、天津市、ポーランドに続き4番目の合弁会社です。今後も両社はそれぞれの得意分野を活かし、ブラジルで高品質・低コストなシートを生産していくとともに、南米地域における最適生産・最適物流体制のより一層の強化を目指します。

<トヨタ紡織ブラジルの概要(追加増資後)>

1.会社名 TOYOTA BOSHOKU DO BRASIL LTDA.
2.所在地 ブラジル サンパウロ州 ソロカバ市
3.代表者 田中 将一
4.設立 2007年8月
5.従業員数 250名
6.資本金 5,170万レアル(約26億円)
7.出資比率 トヨタ紡織株式会社:80%
アイシン精機株式会社:20%
8.生産品目 シート、ドアトリム、エアクリーナー
9.生産能力 7万台/年(立ち上がり時)
10.敷地面積 95,000m2
11.建屋面積 7,400m2
12.投資額 5,040万レアル(約25億円)