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2023年度 入社式を挙行

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:白柳 正義)は、4月3日(月)に本社本館で入社式を行いました。
入社式には新入社員168名と役員、労働組合代表など関係者あわせて15名が出席しました。社長の白柳が新入社員に述べたメッセージ(抜粋)は以下のとおりです。

自動車業界は大変革期にあります。この大変革期を乗り越え、未来においても「頼りにされ、選ばれる企業」であり続けるためには、一言でいえば、「あらゆる意味での『競争力』を確保すること」に尽きると思っています。そのためにも、常に目線を外に向け、自らの立ち位置を客観的に確かめながら競争力を高めていくことが必要です。
皆さんが社会人として最初の一歩を踏み出すにあたり、取り組んでいただきたいことをお伝えします。

失敗を恐れずに取り組む
正解がない、と言われている時代であり、 皆さん一人一人が持ってる価値観や考えはとても大切で貴重なものです。是非積極的に意見を言い、そして、積極的に周りの人からのアドバイスを聞いて、今日より明日を良くしていこう、という思いを持って、失敗を恐れずに取り組んで欲しい。このような姿勢が、皆さん自身の成長に繋がり、職場や会社を良くしていくことに繋がっていくと考えています。

外を見る、悩んだら現地現物
社会人経験の土台を作っていくためにも、現地現物で事実を正確に把握しようと心掛けること、そして価値観が多様化するなかで、従来にない新しい発想を大切にするためにもネットワークを拡げて、会社の中だけでなく、外の世界を見ることを続けていただきたい。トヨタ紡織、というこの会社は、皆さんがこれから成長していくための『場』であり、機会です。皆さんの成長していこうとする想いが、原動力となり、会社の発展とより良い社会づくりに繋がっていくことを期待しています。

「 謙虚 ・ 感謝 」 を自然体で(心の底から)
数多くの災害やコロナ禍など、様々な苦難に立ち向かっていく中で、自社だけの力では、まして自分一人では、出来ることは限られているということをしみじみと感じてきました。 お客さま、地域社会、協力いただいている会社、株主、そして、全ての従業員、ご家族も含めて、すべての皆さまから支えていただいていることに感謝の気持ちを持って、常に謙虚になること、それを心の底から思うことを、皆さんも心がけていただきたい。
その結果、みなさまから共感を頂き、応援を頂ける会社になること、平たく言えば、好きだな、トヨタ紡織、と言って頂ける会社になれると思っています。

最後になりますが、皆さんとご家族が心身ともに健康で、安全第一であることが、何にもまして大切なことだと思っています。いつも何かの節目の時には、「この機会に何か一つでも、体に良いこと、心の健康に良いことを、始めてほしい」とお伝えしています。是非、皆さんも何か始めて頂けると嬉しく思います。

「好きだな、トヨタ紡織」を合言葉に、全員が当事者意識を持って、今日より明日を良くしていく。そんな会社を一緒につくっていきましょう。

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