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自動車用シート骨格機構部品の商権を移管

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(以下、トヨタ紡織 社長:沼 毅)、株式会社アイシン(以下、アイシン 社長:吉田 守孝)、シロキ工業株式会社(以下、シロキ工業 社長:田中 俊夫)は、トヨタ紡織の自動車用シート事業のグローバルでの更なる競争力強化を目的に、シロキ工業のスズキ株式会社、ダイハツ工業株式会社、マツダ株式会社向け自動車用シート骨格機構部品の商権1を、トヨタ紡織が取得することに合意しました。
また生産機能につきましては、アイシングループのシート骨格機構部品の主たる国内生産拠点である、シロキ工業の名古屋工場(愛知県豊田市西広瀬町)を、トヨタ紡織に移管する方向で検討しております。
トヨタ紡織は、内装システムサプライヤーとして"ホーム"2となるために、2015 年からトヨタ自動車株式会社向けシート骨格機構部品の開発・生産機能のトヨタ紡織への移管を順次進めてまいりました。
今回の合意により、トヨタ自動車株式会社以外のお客様への営業・開発・生産機能を順次移管し、更なる競争力強化を進め、インテリアスペースクリエイターとして新たな企業価値を創造できる車室空間のソリューションカンパニーを目指してまいります。
またアイシンは、自動車業界の大変革に対応した事業構造のフルモデルチェンジを目指しています。車体事業ではリソーセスを集中投入し、パワースライドドア等を中心とするシステム商品を開発、シロキ工業はものづくりの力を生かし、新商品をスピーディに提供する体制で市場拡大を目指してまいります。
なお、今回の商権移管については、各国の競争法に基づき必要な手続が完了し、お客様からの承諾を得たうえで実施してまいります。
1 商権:売買契約上の地位のこと
2 ホーム:「現地現物」で、自分たちで付加価値をつけることができ、競合と比較しても競争力で勝っている事業や地域のこと

<シロキ工業 名古屋工場の概要>
1.所在地: 愛知県豊田市西広瀬町小麦生635-26
2.設立: 19914
3.面積: 敷地61,434㎡、建物34,359
4.生産品目: シートリクライナ・シートスライドなど
5.従業員: 856(2022131日時点)

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