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トヨタ紡織、テストコース新設の立地協定を締結

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、社長:豊田 周平)は、岐阜県多治見市と土岐市にまたがる土地に、テストコースを備えた「多治見技術センター」を新設することを決め、本日、多治見市、土岐市と立地協定を締結しました。

岐阜県庁で行われた立地協定締結式では、岐阜県副知事の上手繁雄氏立会いのもと、多治見市長の古川雅典氏、土岐市長の加藤靖也氏と、トヨタ紡織取締役社長の豊田周平が立地協定を締結し、互いの協力を誓い合い、固い握手を交わしました。

立地協定締結式の席上、トヨタ紡織取締役社長の豊田は次のように挨拶を述べました。「私は、ドライバーがクルマと一体となった感覚で運転できるシートが『よいシート』であると思っている。そして、私どもトヨタ紡織は、世界ナンバーワンのよいシートをつくりたいという強い想いを持って、日々の技術開発に取り組んできた。その想いを実現するためには、トヨタ紡織独自のテストコースが絶対に必要。このテストコースを最大限に活用し、お客様に心から魅力的だと感じていただけるシートやフィルター・パワートレイン機器部品をつくり出していきたい。そして、その分野での世界トップを目指していく」。

<テストコースの概要>
1.名称: トヨタ紡織株式会社 多治見技術センター
2.所在地: 岐阜県多治見市
3.面積 約39万平方メートル
4.施設概要: 周回路 ほか
5.投資額: 26億円
6.工事期間: 2012年3月~2013年 中頃

テストコースの建設予定地