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トヨタ紡織、11年目の「ダウン症児との交流プログラム」を開催 ~ダウン症の子どもたちと三河湾クルージングを体験~

環境・社会貢献

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、8月25日(木)、26日(金)に蒲郡市などで福祉活動「ダウン症児との交流プログラム」を開催しました。

このプログラムは、ダウン症の子どもたちに社会との交流の機会を提供したいという 思いから、トヨタ紡織のクルーザーと三ケ日保養所を使用して、ボランティアのお兄 さん、お姉さんとともに楽しんでいただく2日間のプログラムです。トヨタ紡織が 福祉団体エンジェル※1に所属するダウン症の子どもたちとその家族、とよた学生プロ ジェクト※2、豊田市社会福祉協議会と協力して2001年より毎年開催しているもので、今回で11回目を迎えました。

1日目に行われたクルージングは、4班に分かれて順番に体験。子どもたちは風を 全身に受けながらとても気持ちいい様子でクルージングを楽しみました。また乗船の 待ち時間を利用したレクリエーションでは、思い思いの絵を描いたうちわ作りや、魚釣りゲームを行い、釣った魚を嬉しそうに自慢して回る子もいました。

参加者からは「クルージングが一番楽しかった(子ども)」や、「普段体を動かすことが少ないが、様々な体験ができてよかった(親)」などの感想をいただき、この2日間を通じて夏の思い出をつくっていただくことができました。

トヨタ紡織は、障がいをもった子どもたちを社会全体で受け入れていくという考えに もとづき、今後も福祉プログラムを通じて交流していきます。

※1:ダウン症とその他の染色体しょうがい児・者の親の会
※2:豊田市在住・在学の学生を中心としたボランティア活動などを行うグループ

<プログラム概要>
場所 内容 参加人数
1日目
8月25日
(木)
ラグーナ蒲郡
(愛知県蒲郡市)
クルージング
レクリエーション
(魚釣りゲーム、射的、うちわ作り、塗り絵)
エンジェル:子ども7名、親7名
とよた学生プロジェクト:14名
豊田市社会福祉協議会:3名
トヨタ紡織ボランティア:4名
トヨタ紡織スタッフ:4名
三ケ日保養所
(静岡県浜松市)
レクリエーション
(ダンス、カラオケ、バーベキュー)
2日目
8月26日
(金)
三ケ日保養所
(静岡県浜松市)
レクリエーション
(ビンゴ大会、ダンス、壁掛け作り)

三河湾クルージングを楽しむ子どもたちとボランティア

塗り絵をしている子どもたちとボランティア

魚釣りを楽しむ子どもたちとボランティア