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トヨタ紡織、多治見市でテストコースの建設に着手
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、岐阜県多治見市に計画しているテストコースを備えた「多治見技術センター」の建設に着手しました。
トヨタ紡織グループは、世界トップレベルの自動車内装・フィルターメーカーとして、実車走行による動的評価を行う独自のテストコースの新設を、岐阜県多治見市と土岐市にまたがる土地に決定し、2011年8月22日には立地協定を締結しました。テストコース新設により、技術部門はもちろん、企画・営業部門などプロジェクトに関わるすべての関係者が、迅速かつ現地現物で評価でき、お客様に心から魅力的だと感じていただける製品を開発することが可能になります。
4月11日(水)には起工式を執り行い、来賓として岐阜県知事の古田肇様、多治見市長の古川雅典様、土岐市長の加藤靖也様をはじめとする関係者に多数参列いただき、トヨタ紡織からも会長の箕浦輝幸と社長の豊田周平が出席しました。建設着手にあたり、社長の豊田は「ドライバーとクルマが一体となり評価できるこのテストコースを最大限に活用し、『世界ナンバーワンのシート、内装部品、フィルター・パワートレイン機器部品』を開発したい」と述べました。
なお、多治見技術センターの竣工は、2014年3月を予定しています。
多治見技術センター概要
1.名称 | トヨタ紡織多治見技術センター |
2.所在地 | 岐阜県多治見市笠原町字鳩谷下 |
3.面積 | 敷地面積 約36万平方メートル、テストコース面積 約14万平方メートル |
4.テストコース | ①周回路(全長1,800メートル、内 直線700メートル) |
②多種多様な路面を再現した特殊路(約200メートル) | |
5.投資額 | 26億円 |
6.工事期間 | 2012年4月~2014年3月(予定) |