ニュース

トヨタ紡織、ケナフを活用したオフィス家具を 株式会社イトーキと共同開発

製品・技術・展示会

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:沼 毅)は、株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、取締役社長:平井嘉朗)と植物材料のケナフを活用したオフィス家具を共同開発しました。

ケナフは、針葉樹や広葉樹に比べ成長時のCO2吸収量が多いことから、トヨタ紡織は、これまでケナフとポリプロピレンを混合したケナフボードを自動車内装部品に活用し、軽量化や、地球温暖化防止に貢献してきました。今回は初めて、自動車内装部品以外のオフィス家具に採用されました。ケナフボードを株式会社イトーキに供給するとともに、これまで培った、ケナフボードの加工技術のノウハウを提供しました。ケナフの採用により、木質ボードに比べ軽量化を実現し、持ち運びが容易になりました。

なお、共同開発したオフィス家具は、株式会社イトーキが株式会社マテリアルに販売しております。

トヨタ紡織グループは、今後もSDGs達成に貢献するため、カーボンニュートラルの実現に取り組み、植物材料のさらなる活用拡大を目指していきます。

※成長が早く、短期間で収穫可能な一年草。成長時のCO2吸収能力が高く、針葉樹に比べると約7倍吸収する

株式会社マテリアル ミーティングルーム

椅子の側面にケナフボードを使用

印刷