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サプライヤーとともに

公平・公正な手続きのもと、世界各地域のサプライヤーのみなさまから材料や部品、設備などを調達しています。今後も共存共栄の精神で、サプライチェーンにおける社会的責任を果たしつつ、ともに成長していきたいと考えています。

自由・公正・透明な取引とサプライチェーンでのCSR活動の実践

調達基本方針に基づいた調達活動とともに、サプライチェーン全体でのCSR強化に取り組んでいます。

調達基本方針

  1. オープンでフェアな取引
  2. 相互信頼による相互発展
  3. 環境に配慮した「グリーン調達」の推進
  4. よき企業市民としての現地調達の推進
  5. 法規遵守と機密保持の徹底

サプライチェーンにおけるCSRの強化

「トヨタ紡織グループ行動指針」に、“信頼・共感をいただける調達活動に向けた行動規範”を明記し、この指針に則って行動することを誓っています。調達にあたっては、独占禁止法、下請法、労働法、環境各法や、日本以外の地域では関連する法令を遵守し、地域社会への貢献、大規模災害に対するリスクマネジメント体制の構築など、サプライチェーン全体でのCSRの強化に取り組むことで社会的価値に貢献し、ステークホルダーの期待に応えています。
2016年度は、グローバル取引先総会において、主要サプライヤー約100社に対し、2次・3次サプライヤーを含むサプライチェーンでの品質確保、生産準備、安全、重大災害への備えをテーマとして、リスクマネジメントの強化を要請しました。

人権に配慮した調達活動の推進

トヨタ紡織では、取引基本契約において、①人権の尊重 ②贈収賄の禁止 ③公正な取引の確保 ④反社会的勢力の排除 を要求しています。また、紛争鉱物(コンフリクトミネラル*1)規制問題への対応も継続して推進。2次・3次サプライヤーまでさかのぼって調査を実施しています。
2016年度は、女性活躍をテーマとしたCSR講演会を開催し、サプライヤー各社のトップの理解を深めました。2017年度は、「トヨタ紡織グループ仕入先CSRガイドライン」の策定・展開と、セルフアセスメントの実施により、CSR調達を推進します。

*1 紛争地域において産出され、当該地域の紛争に加担することが危惧される鉱物の総称

女性活躍をテーマとしたCSR懇談会
女性活躍をテーマとしたCSR懇談会

環境に配慮した調達

「グリーン調達ガイドライン」に基づき、グローバルにREACH規制*2をはじめとする各国・各地域の各種環境規制に対する遵法対応を強化。サプライヤーのみなさまとともに環境負荷物資の低減に取り組んでいます。2016年度は、「2050年環境ビジョン」を受け、「グリーン調達ガイドライン」を改定し、2017年6月に発行。サプライチェーン全体への展開を図ります。

*2 欧州で適用された「化学物質の登録・評価・認可・制限に関する規則」

[ サプライヤーのEMS体制構築 ]

持続可能な社会の構築を目指すために、サプライヤーのみなさまにISOの外部認証取得を基本とした環境マネジメントシステム(EMS)の構築を要請しています。2016年度は、重点会社90社がISO14001の認証を継続取得。2017年度は、認証取得促進対象範囲を約300社に拡大します。

ISO14001認証取得活動
年度 2013 2014 2015 2016
対象会社(数) 87 87 87 90
取得会社(数) 86 87 87 90
取得率(%) 99 100 100 100

サプライチェーンにおけるリスクマネジメントの強化

トヨタ紡織では、サプライチェーンにおけるリスクマネジメントの強化の一環として大規模災害時における取引先安否システムを運用しています。2016年度は、運用対象を台風や雪による影響・被害まで拡大するとともに、BCPの見通しやサプライチェーン情報の精度向上など、確実に機能できるしくみづくりを進めました。また、中小規模のサプライヤーを対象に、BCP策定促進を目的に勉強会を開催しています。

BCPセミナー
BCPセミナー

グローバル調達体制の構築

グローバルに事業を展開するうえで、品質・安全・コストなど、あらゆる面を考慮して、現地調達を進めるとともに、サプライヤーのみなさまとグループ一体になってグローバル最適調達に取り組んでいます。

取引先総会の開催

サプライヤーのみなさまとのコミュニケーションを深め、目指す方向性を共有することを目的として、「グローバル取引先総会」「地域別取引先総会」などを開催しています。
2016年度は、調達方針に加え、製品事業軸組織の導入と各製品事業本部方針をお伝えしました。また、2018年に開催予定のトヨタ紡織グローバルサプライヤー総会に、各地域から優秀サプライヤーを招待するための準備を各地域で進めました。

グローバル統一調達システムの構築

グローバルな調達基盤を支える基幹システムの構築とレベルアップに取り組み、サプライヤーのみなさまとの連携を高めています。2016年度は、世界各国の調達情報を共有化するための部品や原材料の単価データベース(TB-WAVE)をアセアン、欧州・アフリカなどの事業体に展開。また、TB-WAVEと連動した部品や原材料に関するグローバルコストベンチマークシステムを稼働させるとともに、運用上の課題を整理し、各地域への展開を図っています。

グローバルSPTT活動*3の展開

トヨタ紡織グループは、世界各地域での新たな生産・製造の準備段階から立ち上げ後の生産活動が軌道に乗るまで、サプライヤーのみなさまの生産工程でのつくり込みをサポートすることで、製品の品質を確かなものにするグローバルSPTT活動を進めています。調達、設計、品質管理などの各部門とサプライヤーのみなさまが、フェイス・ツー・フェイスの関係で、品質、量、価格、物流、納期など、さまざまな面から問題解決を図り、相互にメリットを生み出しています。
2016年度は、今後立ち上がるグローバル車種の生産・製造準備活動の足許固めとして、日本の調達、設計、品質管理の各部門が、現地のSPTTメンバーとともに現地現物でサプライヤーの要望・条件を確認する活動に取り組みました。よりよい品質の製品をお客さまに提供するために、SPTT活動の改善とグローバル展開を継続していきます。

*3 Supplier Parts Tracking Team活動:チームによる外注部品生産・製造準備フォロー活動

世界各国の調達情報

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