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サプライヤーとともに

トヨタ紡織グループは公平・公正な手続きのもと、世界各地域のサプライヤーのみなさまから材料や部品、設備などを調達しています。今後も共存共栄の精神で、サプライチェーンにおける社会的責任を果たしつつ、ともに成長していきたいと考えています。

自由・公正・透明な取引とサプライチェーンでのCSR活動の実践

調達基本方針に基づいた調達活動とともに、事業の広がりに応じて高まるサプライチェーンにおけるCSR活動への要請に応えていきます。

調達基本方針

  1. オープンでフェアな取引
  2. 相互信頼による相互発展
  3. 環境に配慮した「グリーン調達」の推進
  4. よき企業市民としての現地調達の推進
  5. 法規遵守と機密保持の徹底

サプライチェーンにおけるCSRの強化

「トヨタ紡織グループ行動指針」に、“信頼・共感をいただける調達活動に向けた行動規範”を明記し、トヨタ紡織グループの一員としてこの指針に則って行動することを誓っています。実際の調達にあたっては、独占禁止法、下請法、労働法、環境各法や、日本以外の地域ではそれらに類する法令を遵守するとともに、地域社会への貢献、大規模災害に対するリスクマネジメント体制の構築など、サプライチェーン全体におけるCSRの強化を目指して、重要分野ごとに活動テーマと計画を決め、取り組みを推進しています。

2015年度は、グローバル取引先総会においてトヨタ紡織の主要サプライヤー(約100社)に対し、2次・3次サプライヤーを含めたサプライチェーンでの品質確保、生産準備に加え、安全、重大災害への備えを重点テーマとして要請。また、「サプライチェーンにおけるCSR展開」をテーマに、講演会を実施しました。

サプライヤーのみなさまの理解を深める講演会
サプライヤーのみなさまの理解を深める講演会

人権に配慮した調達活動の推進

トヨタ紡織では、CSR活動の取り組み強化を図るために取引基本契約において、①人権の尊重、サプライチェーンでの社会的責任の啓発 ②贈収賄の禁止 ③公正な取引の確保 ④反社会勢力の排除 を要求しています。

また、自動車業界においても広範な関心事となっている紛争鉱物(コンフリクトミネラル)規制問題への対応も継続して推進し、毎年、2次・3次サプライヤーまでさかのぼった調査を実施しています。

環境に配慮した調達

「グリーン調達ガイドライン」に基づき、グローバルにREACH規制*をはじめとする各国・各地域の各種環境規制に対する遵法対応を強化しており、サプライヤーのみなさまとともに環境負荷物資の低減に向け積極的に取り組んでいます。2016年度は「グリーン調達ガイドライン」の改訂作業を進めており、サプライチェーンへの展開を計画しています。

* 欧州で適用された「化学物質の登録・評価・認可・制限に関する規則」

サプライヤーのEMS体制構築

持続可能な社会の構築を目指すために、サプライヤーのみなさまと連携した環境保全活動に取り組んでおり、ISOの外部認証取得を基本とした環境マネジメントシステム(EMS)の構築を要請し、2015年度は、重点会社87社のすべてがISO14001の認証を継続取得しています。

ISO14001認証取得活動
年度 2012 2013 2014 2015
対象社数 88 87 87 87
取得社数 83 86 87 87
取得率 94 99 100 100

サプライチェーンにおけるリスクマネジメントの強化

トヨタ紡織では、サプライチェーンにおけるリスクマネジメント強化の一環として大規模災害時における仕入先安否システムの運用とともに、BCP策定を促進。2015年度には仕入先安否システムの対象サプライヤーを約2倍に増やし、範囲をさらに拡大しています。

グローバル調達体制の構築

グローバルに事業を展開するうえで、品質・安全・コストなど、あらゆる面を考慮して、現地調達を進めるとともに、グローバル最適調達を推進するために、サプライヤーのみなさまとともにグループ一体となって取り組んでいます。

取引先総会の開催

サプライヤーのみなさまとのコミュニケーションを深め、トヨタ紡織グループを取り巻く環境と目指す方向性を提示して調達方針の理解と協力を得ることを目的とした「グローバル取引先総会」と「地域別取引先総会」を毎年実施しています。

2015年度は、2018年に開催するトヨタ紡織グローバルサプライヤー総会に、各地域から優秀サプライヤーを招待するため、各地域で制度の整備などの準備を推進。中国では、従来の成都地区に加え、広州地区においても総会を実施しました。

グローバル取引先総会
グローバル取引先総会
トヨタ紡織アジアの取引先総会授賞式
トヨタ紡織アジアの取引先総会授賞式

グローバル統一調達システムの構築

グローバルな調達体制を構築し、サプライヤーのみなさまとの連携を図っています。2015年度は、世界各国の調達情報を共有化するための基幹システムである、部品や原材料の単価データベース(TB-WAVE)を、アセアン、欧州・アフリカなど、これまで導入していなかった事業体に展開しました。また、TB-WAVEと連動したグローバルな規模での部品や原材料に関するグローバルコストベンチマークシステムの稼働を開始。運用上の課題を整理しながら各地域への展開を図っています。

グローバルSPTT活動の展開

グローバルな事業展開において、新たな生産ラインの開設時や新製品の立ち上げ時の材料や部品、設備などのサプライヤーのみなさまとの連携の強化・拡大はますます重要になってきます。

トヨタ紡織グループは、世界各地域での生産・製造の準備段階はもちろん、立ち上げ後の生産活動が軌道に乗るまで、サプライヤーのみなさまの生産工程でのつくり込みをサポートすることで、製品の品質を確かなものにする活動を進めています。

グローバルSPTT活動と呼ばれるこの活動は、調達部門、設計部門、品質管理部門などのメンバーでサプライヤーのみなさまとフェイス・ツー・フェイスの関係を築き、品質、量、価格、物流、納期などさまざまな面から現地現物で問題解決を図り、相互にメリットを生み出す最適調達のしくみです。

2015年度は、前年度に引き続きそれぞれの国での活動だけではなく、先行国から後続国への橋渡しによる品質、生産・製造準備における問題発生の未然防止に重点を置き、タイ、インドネシア、インド、アルゼンチンおよび南アフリカで、問題なく生産活動の立ち上げを実現しました。

また、各地域におけるSPTT活動を推進する人材の育成にも取り組み、2015年度にはグローバルSPTT活動の会議を開催し、グローバルおよび地域課題の共有と、取り組み活動を議論しました。

世界各国の調達情報

グローバル

米州

アジア・オセアニア

中国

欧州・アフリカ

日本