2030年環境取り組みプラン

トヨタ紡織グループは、「2050年環境ビジョン」を実現するために、2025年9月に新たな5カ年実行計画である「2030年環境取り組みプラン」を発表しました。

2030年環境取り組みプランの目標

  • 対象範囲はすべてトヨタ紡織グループ
  「2050年環境ビジョン」
チャレンジ6
「2030年環境取り組みプラン」 関連するSDGs
目標値 取り組み項目
温暖化抑制

1 ライフサイクルGHGネットゼロ

製品ライフサイクルでの排出
30%以上削減
材料・部品製造に寄与するCO2排出量削減アイテムの推進
材料・部品メーカーと連携した製品ライフサイクルでのCO2排出量削減
Scope1、2、3排出量の見える化
物流CO2排出量
2019年度比 30%減
クリーンエネルギー・燃費改善アイテムの導入
物流活動における効率的な物流の追求によるCO2排出量の低減

2 工場GHGネットゼロ

CO2排出量
2019年度比 50%減
日常改善によるCO2排出量のミニマム化
ものづくりにおける最先端・革新的技術の開発・導入
再エネ導入率 50% 各国・各地域の政策にあわせた再生可能エネルギー導入シナリオの適宜更新と促進
次世代エネルギーやカーボンオフセット技術(CO2回収など)の活用可能性調査と中長期での活用めど付け
資源循環

3 持続可能な資源活用

2030年までにリサイクル樹脂を30%使用する技術を確立する 自動車内装部品へ適用可能なリサイクル樹脂の材料・技術開発
リサイクル樹脂を適用できる製品の開発推進
リサイクル樹脂および原料となる廃プラスチックの安定確保

4 廃棄物ミニマム化

廃棄物原単位
2019年度以下
生産活動における不良率低減・歩留まり向上による廃棄物ミニマム化の推進
廃棄物が発生しない製品設計と材料・工法開発
自然共生

5 水資源インパクトミニマム化

水使用原単位
2019年度比 34%減
各国・各地域の水資源を考慮した使用量の削減
水レス・水リサイクル技術の開発による排出量の低減
排水水質の自主基準値の遵守徹底 各国・各地域の法基準よりも厳しい自主基準値で排水を管理

6 自然資本保全・再生化

生産活動面積
緑地オフセット率100%
所有する緑地の現状把握・保全活動の強化
地域、グローバルにつなぐ生物多様性保全活動の推進
植樹本数 14万本
(累計本数 90万本)
グローバルで植樹・緑化活動の推進強化

環境マネジメント

各国・各地域の法令遵守と環境異常・苦情未然防止活動
すべてのステークホルダーとの連携
環境教育を通した人材育成と社会貢献

  • 現時点での事業計画に基づき、目標値を立案しています。今後、大幅な事業計画の変更などにより、目標値を見直す場合があります。
  • 詳細な目標は年度ごとに設定し、当ウェブサイトなどで開示します。
  • 環境取り組みプランはトヨタ紡織とグループ会社で共有します。