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トヨタ紡織と自立生活センター十彩による、 今年で12回目を迎えた、障がい者とのチャレンジプログラム ~車椅子シェフによるクリスマス料理教室を開催~

環境・社会貢献

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市)と自立生活センター十彩(といろ)(愛知県豊田市)は、12月7日(土)に刈谷市の北部生涯学習センター「かきつばた」で、障がい者とのチャレンジプログラム『友にともに企画』を共同で開催しました。

今年は、昨年に引き続き、車椅子シェフとして活躍するシェフの伊藤(いとう)(たけし)さんを講師に迎え、22名の参加者がクリスマス料理にチャレンジしました。シェフから調理のアドバイスを受けた参加者は4班に分かれて料理を開始。ワンプレートメインディッシュの骨付き鶏肉の中にミンチ肉を詰めたり、ケーキのデコレーションなどボランティアのサポートを受けながら行い、クリスマス料理を完成させました。その後は、でき上がった料理をテーブルに並べ、食事を楽しみました。参加者は「料理を完成させることができて、嬉しかった」と、大変満足な様子でした。

この『友にともに企画』は、障がいを持つ方が、普段一人ではなかなか体験できないことを、ボランティアと一緒にチャレンジしてもらおうと、トヨタ紡織と自立生活センター十彩が2002年より開催しています。今年で12回目を迎えるこのプログラムには、これまで約200名の方が参加し、毎年そば打ちやシーカヤックなど特別な体験をしてきました。

トヨタ紡織グループは、今後も各福祉団体と協力して、障がいを持つ方との交流を図り、福祉活動を継続的に進めていきます。

※:豊田市を中心に、障がいを持つ当事者の視点で自立や社会参加に向けた活動をする団体