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トヨタ紡織、12年目の「ダウン症児との交流プログラム」を開催 ~三河湾クルージングで夏の思い出作り~

環境・社会貢献

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、8月25日(土)、26日(日)に蒲郡市などで福祉活動「ダウン症児との交流プログラム」を開催しました。

このプログラムは、ダウン症の子どもたちに社会との交流の機会を提供したいという思いから、トヨタ紡織のクルーザーと三ケ日保養所を使用して、ボランティアとともに楽しんでいただく2日間のプログラムです。トヨタ紡織が福祉団体エンジェル※1に所属するダウン症の子どもたちとその家族、とよた学生プロジェクト※2、豊田市社会福祉協議会と協力して2001年より毎年開催しているもので、今回で12回目を迎えました。

1日目に行われたクルージングは、4班に分かれて順番に体験。子どもたちは爽快な風を全身で受けとめながらとても気持ちよいクルージングを楽しみました。また乗船の待ち時間を利用したレクリエーションでは、思い思いの絵を描いたオリジナルのうちわの作成や、魚釣りゲームなどで盛り上がりました。

宿泊先の三ケ日保養所では、バーベキューを行った後、子どもたちはじゃんけん列車などレクリエーションに夢中になり、カラオケでは全員で合唱するなど、みんなが一体となり楽しい時間を過ごしました。

参加者からは「クルーザーの風が気持ちよかった」や、「子どもたちがいろいろな体験を通じて本当に楽しそうだった」などの感想が寄せられ、この2日間を通じて夏の思い出をつくっていただくことができました。

トヨタ紡織は、障がいをもった子どもたちが積極的に社会参加を果たし、自立した生活がおくれる社会の実現に向けて、今後も福祉プログラムを通じて交流していきます。

※1:ダウン症とその他の染色体しょうがい児・者の親の会
※2:豊田市在住・在学の学生を中心としたボランティア活動などを行う

<プログラム概要>
場所 内容 参加人数
1日目
8月25日(土)
ラグーナ蒲郡
(愛知県蒲郡市)
バス移動 レクリエーション(ビンゴ、なぞなぞ、クイズ、合唱つき手遊び) エンジェル:子ども8名、親9名
とよた学生プロジェクト:11名
豊田市社会福祉協議会:2名
トヨタ紡織ボランティア:8名
トヨタ紡織スタッフ:2名
会場内 クルージング、レクリエーション(魚釣りゲームうちわ作り、塗り絵、しゃぼん玉)
三ケ日保養所
(静岡県浜松市)
バーベキュー、レクリエーション(ダンス、じゃんけん列車、カラオケ)
2日目
8月26日(日)
三ケ日保養所
(静岡県浜松市)
レクリエーション(ダンス、キーホルダー作り)

三河湾クルージングを楽しむ子どもたちとボランティア

バーベキューを楽しむ子どもたちとボランティア

カラオケで盛り上がる子どもたちとボランティア