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トヨタ紡織、第49回「日本IE文献賞」貢献賞を受賞

表彰・その他

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:沼 毅)は、このたび、第49回「日本IE文献賞」貢献賞を受賞しました。この賞は、日本インダストリアル・エンジニアリング協会の発行する協会誌「IEレビュー」に掲載された文献より、インダストリアル・エンジニアリング(IE)の進歩、発展に著しく貢献すると認められるものに対して贈られるものです。

今回受賞した文献は、「酒蔵に寄り添ったモノづくり復興支援」として、2011年東日本大震災で被災した岩手県にある酒蔵「酔仙酒蔵」様への当社の支援内容について紹介しています。効率的な工程レイアウトを踏まえた新酒蔵の建設や、ムダ・ムラ・ムリを徹底的に省いたおいしい酒づくりへの挑戦など、伝統的なモノづくりを継承しつつ、トヨタ生産方式に基づいた手法やノウハウについてアドバイスを行うことで、酒蔵再建とお客様目線の酒づくりへ寄与しました。

酒蔵という一見IEからは縁遠い業種に対して、トヨタ生産方式などのIE的アプローチが酒づくりのプロセス改善と新製品の創出につながった点や、被災地への復興支援におけるIEの活用事例として参考になると評価されました。

トヨタ紡織グループは、グループを挙げて引き続き復興支援に取り組んでいきます。


中部インダストリアル・エンジニアリング協会 須藤誠一 会長(左)、
トヨタ紡織 アドバイザーの小川邑明


支援先の酔仙酒蔵様

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