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トヨタ紡織 歴史未来館がグッドデザイン賞を受賞
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:白柳 正義)の歴史未来館が、このたび、2022年度グッドデザイン賞※(メディア・コンテンツ部門)を受賞しました。
歴史未来館は、「これまでの100年、これからの100年」をコンセプトに、トヨタ紡織の歴史を伝えるとともに、豊田綱領の精神と、ものづくりへの"想い"を受け継ぎ、トヨタ紡織グループが未来へ貢献し続ける決意を、社内外に広く伝える場として建設しました。
今回の受賞は、展示に携わった凸版印刷株式会社、ワウ株式会社、および建設に携わった株式会社竹中工務店との共同受賞になります。操業時の建物の一部を移築したサステナブルな取り組みや、来場者に向けた強いメッセージ性のある映像コンテンツと、ルーツである「糸」を用いたスクリーンなどの演出が高く評価されました。
レンガづくりの建物
デジタル年表で歴史を振り返る
豊田綱領をテーマにした映像を全長20mの巨大な糸状のスクリーンで上映
【審査委員の評価】
1923年の操業時から今までを知る建物を「持続可能なより良い未来を築く」ために、わざわざ移築することから始めるという首尾一貫した姿勢。まさにサスティナブルな意思にまずは称賛を贈りたい。もちろん、紡績がスタートであるがゆえの「糸」による映像体験も素晴らしいが、その中で伝えるストーリーを、豊田佐吉翁の言葉、「豊田綱領」から生み出し、現代の日本のものづくりへの強いメッセージとなる「問」へと昇華している点にも高い評価が集まった。
※公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的としている。
【トヨタ紡織 歴史未来館サイト】
https://reserva.be/toyotaboshoku/about
問い合わせ先:トヨタ紡織株式会社 総務部 渉外広報室 0566-26-0301