ニュース

トヨタ紡織、イタリアのミラノサローネに初出展 ~欧州初のデザインスタジオで移動空間の未来を提案~

製品・技術・展示会

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、2012年4月17日(火)から22日(日)にイタリアミラノ市で開催される第51回国際家具見本市「ミラノサローネ1」に初めて出展します。トヨタ紡織のミラノのデザインスタジオTOYOTA BOSHOKU MILAN DESIGN BRANCH2から移動空間の未来を提案します。

出展テーマは「織りガミック」。糸を紡いでファブリックを織り上げる世界観と、紙を折り立体造形をつくり出す「折り紙」の発想を融合させ、独自の表現技術でオーガニックかつダイナミックなデザインを提案するという意図です。トヨタ紡織の源流事業であり、快適な空間を創造するファブリックの可能性を追求し、軽量、フレキシブル、スマート、マテリアルコーディネーションなどをコンセプトにした将来の移動空間や、住宅用ファブリックウォールなどを提案します。

TOYOTA BOSHOKU MILAN DESIGN BRANCHは、今回の出展を通じてトヨタ紡織グループのデザインを全世界のカーメーカーへ積極的にアピールし、世界中のお客様に喜ばれる魅力的で快適な移動空間を創造していきます。

1.主な展示品

1) 移動空間コンセプト「Wear Me」(ウェア・ミー)【参考出品】
柔軟性のある防水ファブリックをクルマの外装に使用し、ドライブ先でレインジャケットとしても着用できる、衣服をまとうクルマの提案

2)移動空間モデル「T-Bridge」(ティー・ブリッジ)
「コンパクトなクルマに大きな可能性を」をテーマに、ライフシーンに合わせて車室内を自由にアレンジでき、モバイル機器とも連携して人とクルマがつながる新しい移動空間の提案

2. その他の展示品

1)住宅用ファブリックウォール、「Nunokabe」
2)移動空間レリーフモデル、「T-Brain」
3)スリムスタイルシート、「Aerial」
4)オリジナルスポーツシート、「TB Sports Seat」
5)自動車用レジャーバッグ、「Hana」

展示会場全体をカラフルなファブリックで壁面を彩り、照明と融合させて華やかなインテリアを演出します。

3. 出展場所

TOYOTA BOSHOKU MILAN DESIGN BRANCH(トヨタ紡織ミラノデザインブランチ)
住所:Via Morimondo 26, 20143 Milano (ミラノ市 モリモンド通り26, 20143)

4. 備考

出展イメージムービー http://www.toyota-boshoku.com/milano_salone/

※1:世界最大規模の国際家具見本市。ミラノサローネ会期中にはミラノ市内で様々なデザインイベントが開催され、家具やインテリアメーカーだけではなく、家電、自動車、ファッションメーカーなどもブランドやデザイン力、新製品を世界に向けてアピールする機会となっている。トヨタ紡織はミラノサローネと併催されるこのデザインイベントに今回初めて参加

※2:欧州における初のデザインスタジオとして2011年9月に開設。デザイナーが最先端のデザイントレンドに触れて感性を磨き、独創的デザインを創造するとともに、トヨタ紡織グループのグローバル競争力向上を目指してグローバルに情報発信する拠点として活動

移動空間コンセプト 「Wear Me」(ウェア・ミー)

移動空間モデル「T-Bridge」(ティー・ブリッジ)