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お客さまとともに

信頼され選ばれるサプライヤーになるための「お客さま第一」の品質風土の醸成と、全社員一人ひとりが基本に徹した業務品質の向上を目指しています。お客さまの視点、立場に立ち、お客さまが感動する魅力ある製品を提供できるよう、取り組んでいます。

グローバル品質保証体制の確立

安全で、お客さまに満足し、感動していただける製品をお届けするために、品質領域の品質保証部とTQM推進室が一体となってグローバルな品質保証システムの向上に取り組んでいます。

品質の独立性(三権分立)を保つ組織再編

品質管理における検査機能の独立性と優位性を保つため、製造、品質管理、工務がそれぞれ独立した立場で品質保証に関わる体制としました。2017年度は、トヨタ紡織の内製工場に展開。日本関係会社や日本以外の地域にも展開していく計画です。

重点部品/プロジェクトの品質確保

2020年に向けた持続可能な成長のため、重要部品の品質をより確かなものとしていくことが重要です。2017年度は、米州におけるお客さまの主力車種の生産立ち上げ計画に対応し、当社の品質保証体制を一層整備し、品質向上を図っていきます。

事業集約にともなう品質保証/市場クレーム解析体制の整備

アイシン精機(株)、シロキ工業(株)とのシート骨格事業集約*1により、開発と生産に携わるスタッフと設備の譲渡を受けたことに対応し、シート骨格部品の品質保証体制の再構築と市場クレームの解析に関わる体制と設備を充実させていきます。

*1 アイシン精機(株)、シロキ工業(株)が保有する、トヨタ自動車(株)または当社に供給しているシート骨格機構部品の開発・生産機能を当社に順次移管

品質領域

持続可能な成長を実現する業務品質の基盤構築・標準化

2017年度のグローバル方針に「開発力の強化」「生産技術、生産力の強化」を掲げ、今までの足許固めの取り組みをさらに進めています。特に、仕事におけるしくみの構築、開発体制向上のための人材育成は重要であることから、今後の持続可能な成長を支えるため仕事の進め方を見直し、仕事の標準化や自主評価システムの構築などにより、業務品質の向上を推進しています。

フロントローディングによる図面品質向上

製品開発の初期段階から、設計、生産技術、品質保証、製造などの各部門が集まり、それぞれの部門で想定できるあらゆる課題を洗い出し、設計に落とし込むことで品質問題の未然防止を図っています。既存製品に関する市場クレーム情報を収集、分析・評価し、各部門にフィードバックするしくみの構築にも取り組んでいます。

工場基本要件、ショップ軸活動*2による日常管理の強化

すべての工場におけるマネジメントの「あるべき姿」「ミッション」「管理指標」 を明確にした工場基本要件を、グローバルかつ統一的に展開し、工場運営の標準化に取り組んでいます。また、ショップ単位の活動を強化することで、モノづくり現場の日常管理の強化に努めています。

*2 各工程を軸とした活動

タイムリーな情報展開と対策推進の基盤整備

品質強化を目指して、工場におけるグローバルでのIoTの基盤整備を進めています。AQUILES*3(納入不良管理システム)のレベルアップ、工程内不良管理システム、良品条件提案システムなどの開発を加速し、お客さま、社内、仕入先との間で不良情報のタイムリーな展開と対策を推進していきます。

*3 All TB Quality Information Leading System

新規ビジネス受注時の品質保証体制の構築

新規ビジネス受注時には、品質に関わるリスクが生じることが多いことから、事業審議会、受注戦略会議などで、受注から設計・生産・納品、アフターサービスまでの役割と責任の明確化を図っています。

“感動品質”の製品提供

お客さまの視点、立場に立って、お客さまが感動する魅力ある品質の提供を目指しています。

お客さま品質の向上を推進

お客さま品質の向上のために、商品力を的確に評価する独自の品質評価方法の確立を目指しています。また、円滑に製品を市場に投入するために、品質改善策を確立し、商品力や操作性向上に取り組むとともに、新規開発品に品質評価で得た改善策を確実におり込んでいきます。また、自動運転を見据えて、乗員にリラックスしていただけるシートなど、今までにない魅力ある製品開発と、お客さまに感動を与える車室空間づくりにも取り組んでいます。

お客さまの期待値を超える、品質向上への取り組み

お客さまの期待値を超える品質とするために、品質に対する教育、訓練や啓発活動を展開しています。

TQM活動の強化と定着

信頼され選ばれるサプライヤーの証として、優れた品質管理の取り組みに与えられるデミング賞*4を2021年に受賞することを目指しています。この目標に向けて、まずはTQM活動*5のさらなるレベルアップに取り組み、2018年のTQM奨励賞受賞を目指して実力向上に取り組んでいます。
QCサークル活動については、これまでの地道な活動が認められ、トヨタ紡織グループで石川馨賞奨励賞を2017年に3年連続で受賞しました。さらに上位の石川馨賞の2020年受賞を目指した活動も推進しています。

*4 日本科学技術連盟が制定したTQM(総合品質管理)に関する世界最高ランクの賞
*5 Total Quality Management活動:柔軟で強靭な企業体質を保つため、「お客さま第一」「全員参加」「絶え間ない改善」という考え方に基づき、「人」と「組織」の活力を高める活動

品質風土の醸成・人材育成

TQM活動の一環として、技能系社員はQCサークル活動に、事務・技術系社員はSQC手法を活用した改善活動*6に取り組んでいます。
TQM活動の集大成として、2017年度は「オールトヨタ紡織TQM大会」をはじめて開催する予定で、TQMの基本理念の浸透による「お客さま第一」の品質風土の醸成、業務品質の向上を目指します。事務・技術系社員はSQC手法以外の課題解決活動にも取り組み、品質に関する知識と技術を高めています。
2016年11月には、過去の失敗事例から、お客さま目線で品質第一の大切さを学ぶ場として、他社の活動を参考にGlobal Quality Learning Center(GQLC)を立ち上げ、2017年度にリニューアル、進化を図りました。「自動車リコールによる部品、部材メーカーへの影響」として、「リコール問題を念頭に置いた不具合の原因究明体制」「保険を含めたリスクヘッジ手段の準備」など、他社の事例から学ぶべきことも展示しています。すでに95%の社員が来場し、その成果を職場に持ち帰り、品質意識向上につなげています。

*6 Statistical Quality Control活動:統計的品質管理活動

GQLCの開所式
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