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コンプライアンス

基本姿勢

基本理念で「よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す」ことを宣言するとともに、経営トップの強いリーダーシップのもと、日本や各地域でコンプライアンスのあり方、推進体制、活動内容・目標を明確にし、各地域の法務担当者が課題を共有しながら、コンプライアンス活動の向上・強化を図っています。

コンプライアンスの強化と人権への配慮

独占禁止法や贈収賄防止などに加えて、人権への配慮の重要性がますます高まっています。単に法令を遵守するだけではなく、多様な文化や価値観、個性を尊重し、地域社会と共生していくために、各種研修、啓蒙活動を通じて、コンプライアンスや人権に関わる社員の意識向上に努めています。
2017年度は、グローバル法務会議でコンプライアンスを強化するための課題を議論するとともに、グローバルに内部通報窓口の周知活動などを実施しました。

コンプライアンス諸施策などについて議論
コンプライアンス諸施策などについて議論

重大な法令違反数

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行動指針の浸透と実践を強化

コンプライアンスの基本である「トヨタ紡織グループ行動指針」(行動指針)を教材として教育・研修をしています。また、事務・技術職の全社員と技能職の役職者を対象にアンケートを実施。行動指針の実践度を確認するとともに、e-Learningによる研修やトヨタ紡織グループ企業倫理強化月間活動などを通して、コンプライアンス意識を高めています。

独占禁止法の遵守

「独占禁止法に対する会社方針」を定め、「独占禁止法に違反する行為は許容しない」「社員は違反行為を行わない」ことを明確に宣言し、グローバルに展開しています。

遵守マニュアルを策定し、役員法務セミナーや関係部署向けの研修など、グローバルに研修を実施し、関連する社内規定を各拠点で制定するとともに、その運用状況を確認するなど、独占禁止法に対する姿勢や業務上注意すべき点について理解を深めています。さらに、競合他社と情報交換する際のルールを中心にした「独占禁止法遵守規定」を策定し、違反行為の発生を未然に防止するための体制も整備しています。

贈収賄防止の徹底

「贈収賄防止に関するガイドライン」を策定し、贈収賄などの腐敗防止に関する各国の規制内容の理解と、遵守体制の整備を図っています。また、定期的に「贈収賄防止に関するガイドライン」の遵守状況を、グローバルに点検・是正しています。

輸出管理の徹底

国際的な平和および安全の維持を目的とする安全保障輸出管理を適切に実施するため、海外に輸出する製品や機械設備および海外へ提供する図面や製造技術などの技術情報の中に安全保障輸出に関する法規制に該当するものがないか判定するなど、輸出コンプライアンスプログラムに沿った活動を推進しています。

知的財産管理

自らの知的財産はもちろんのこと、第三者が所有する知的財産を尊重するとともに、強みとする技術をグローバルな事業展開に欠かせない経営上の重要な資産であるととらえ、その保護・活用に取り組んでいます。

特許登録件数

特許登録件数

研修・啓発

トヨタ紡織では、独占禁止法や贈収賄防止などの重要テーマ別にコンプライアンスに関する研修を実施するとともに、新入社員や昇格者などを対象として、必要なコンプライアンス知識について全社員が習得できるように取り組んでいます。

グローバルな研修・啓発としては、トヨタ紡織や地域統括会社の法務担当者が各地域で地域に応じた重要法令等に関する勉強会を開催するなど、各国・各地域の状況に配慮した研修を実施しています。

企業倫理強化月間

グローバルに全社員が参加する「トヨタ紡織グループ企業倫理強化月間」の活動を毎年行い、基本理念や行動指針の確認や社内外での社員の行動の振り返りを通して社員の倫理意識の向上を図っています。

2017年度は、ステークホルダーから信頼される会社をテーマに、職場ディスカッションを実施しました。

相談・通報窓口の充実

職場のトラブルや法令違反・社内不正などに関する相談・通報窓口として、日本のグループ会社も利用できる「なんでも相談室」や、弁護士事務所に相談・通報窓口を設けるなど、通報者の利益が損なわれない相談しやすい環境を整えています。日本以外の地域においても通報窓口を設けるなど、グローバルに体制を整備しています。

相談件数

年度 2013 2014 2015 2016 2017
なんでも相談室(件) 173 148 193 87 134
コンプライアンス相談(通報)窓口(件)* 0 0 0 12 9

* 職場のトラブルや法令違反、社内不正などに関する相談・通報窓口