Company 企業情報

トヨタ紡織のマテリアリティ

トヨタ紡織グループは、これまでの「CSR*1」から「CSV*2」経営への変革を目指す中で、本業を通じて持続可能な社会の実現に貢献することで企業価値を向上していきます。この考え方は、トヨタ紡織グループの社是である「豊田綱領」から脈々と受け継がれた「世のため人のため」の経営の精神と言えます。
企業価値の向上に向け、「さまざまな社会課題の中から、トヨタ紡織グループが本業を通じて優先的に取り組む重要課題を特定し、解決する姿」をマテリアリティとして策定しました。
なお、このマテリアリティは、環境変化をふまえて、CSV推進会議で定期的にレビューを行い、適宜見直しを実施していきます。また、マテリアリティ実現に向けた中期経営計画を策定し、進捗状況を経営管理体系KPIでモニタリング・フォローアップを行っていきます。

  • *1 Corporate Social Responsibility : 企業が社会責任を果たす
  • *2 Creating Shared Value : 社会とともに価値をつくる

経営の考え方

マテリアリティの考え方

  1. ①「本業を通じて解決する安全・環境・快適に関する課題」と「競争力を発揮するための源泉となる人・組織に関する課題」を解決する姿の二重構造
  2. ②人と生活を豊かにする「プラスの影響を最大化するもの」と、リスクを回避する「マイナスの影響を最小化するもの」に層別

5つのマテリアリティを特定

トヨタ紡織のマテリアリティ

マテリアリティの意味・想い

トヨタ紡織のマテリアリティの意味・想いをさらに整理するとともに、トヨタ紡織のマテリアリティの実現に向け、今後、2025年中期経営計画を策定していきます。

本業を通じて解決する安全・環境・快適に関する課題
インテリアスペースクリエイターとしてイノベーションを通じ、快適・安全・安心を創造し、こころ豊かな暮らしに貢献する 世のため人のため、繊維事業から内装事業へと発展し、安全・安心な人々の暮らしの向上に貢献してきたトヨタ紡織グループが、「人々が不安なく・自分らしく生きること=“快適”」の実現(スマートシティの実現)のために、センシングによる生体情報を活用するなどの製品やサービスの提供を行うインテリアスペースクリエイターへと進化する
確かな技術力で、安全な製品を提供し、交通事故死傷者ゼロ社会に貢献する 究極の目標である「交通事故死傷者ゼロ」社会に貢献するために、トヨタ紡織グループの強みである「技術開発」を生かした、高品質で安全性の高い製品(オールインシートやシートベルト、エアバックなどの製品)やサービスを提供し続ける
取引先とともに「ものづくり」の革新を図り、環境負荷のミニマム化を実現する 子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な地球環境を目指し、取引先とともに最先端技術による「ものづくり(ものづくりに関わる全工程)」の革新・生産性を向上することにより、CO2排出量ゼロや生産工程の排水ゼロ、天然資源使用量ミニマム化、廃棄物のミニマム化など2050年環境ビジョンのチャレンジ目標を達成し、経営資源を有効活用する
取引先とともに「ものづくり」の革新を図り、環境負荷のミニマム化を実現する 子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な地球環境を目指し、取引先とともに最先端技術による「ものづくり(ものづくりに関わる全工程)」の革新・生産性を向上することにより、CO2排出量ゼロや生産工程の排水ゼロ、天然資源使用量ミニマム化、廃棄物のミニマム化など2050年環境ビジョンのチャレンジ目標を達成し、経営資源を有効活用する
競争力を発揮するための源泉となる人・組織に関する課題
多様な価値観とチャレンジ精神、チームワークを尊重し、世の中に貢献できる人を育てる 世の中の困りごとを解決するテーマに挑戦し続けるために、世界中から人材が集まり、発想や考え方を理解し、認め合い、ともに考えられる自律した人材を育てる
公正で良識ある行動を伝承し、全てのステークホルダーから信頼される誠実な企業であり続ける これからも、すべてのステークホルダーから信頼され、ともに成長する会社であり続けるために、創業以来の佐吉翁の想いを具現化した豊田綱領、基本理念にある「公正で透明な企業活動の推進」とTB Wayの「良識ある行動」を実践する

マテリアリティ策定プロセス

2019年4月から2020年7月までの間、Stepごとにトップとのコミュニケーションを重ね(計27回)、トヨタ紡織のマテリアリティを策定しました。

  1. Step 0

    CSR、CSV、ESG、SDGsなどの理解活動

    • 役員、部長向け 講演会
    • 役員、事業体トップ、次世代リーダー向け SDGs講演会
    • 次世代リーダー向け SDGsカードゲーム
  2. Step 1

    社会課題の把握

    • SDGsをはじめとする社会課題の洗い出し
    • 現時点ですでに貢献できている社会課題の確認
  3. Step 2

    社会課題の抽出

    • 当社グループのフィロソフィーから取り組むべき社会課題の確認
    • 当社グループの強みを生かして解決できる社会課題の確認
    • 次世代リーダーによる議論
  4. Step 3

    ステークホルダーからの期待の確認

    • 投資家へのヒアリング
    • 社員向けアンケート
    • 経営上の課題確認
  5. Step 4

    社会課題のプロットと重要課題の特定

    • 「社会・環境へのインパクト」と「トヨタ紡織グループの事業へのインパクト」の視点で社会課題を整理し、当社グループが優先して取り組むべき重要課題を特定
    • 当社のVisionとも整合する、5つのマテリアリティを策定
  6. Step 5

    妥当性の確認

    • 社長を議長とするCSV推進会議で議論
    • 社外取締役、社外監査役との議論
  7. Step 6

    マテリアリティ決定

    • 取締役会でマテリアリティを決定