○自動運転コンセプト車両
○ハンドル・ペダルなどはなし
○定員:2名(添乗員含め3名)
○透明ディスプレイや五感刺激デバイスを活用したバーチャルツアー体験システム
○非接触での乗員の状態モニタリングシステム
○非稼働時の深紫外線除菌システム
移動中のゲーム・ライブ鑑賞などの新エンターテインメント体験を提供します。地域の魅力を再発見できるよう、車両の位置情報に合わせたAR(拡張現実)映像コンテンツを透明ディスプレイに表示するなど、乗員の視線を自然に誘導しながらエリア内のスポットを紹介します。また深度センサー※から乗員のジェスチャー(動作)を推定し、コンテンツとのインタラクティブ(相互作用的)な体験を提供します。「MOOX」の空間制御システムは、将来的にテーマパークや観光地、スマートシティなどでの新しい移動体験の提供を目指しています。
※人やモノなどの対象物の形状を立体としてとらえることができるセンサー
紫外線はもとより、蛍光灯などの可視光を浴びることで抗菌効果が期待できる可視光応答型光触媒「V-CAT®」を、車室内で乗員の手が触れる可能性のある箇所へ塗布しています。
※株式会社豊田中央研究所が開発した可視光対応型光触媒で、豊田通商株式会社が所有する登録商標
乗車時に非接触で体温を推定し、マスク有無を検知します。また、シート座面に組み込まれたフレキシブルなセンサーにより、座っている人の微かな体動から心弾道を測定し、独自のノイズ処理を応用したアルゴリズムで心拍数や心拍間隔を推定します。
乗員が降車した後、無人となった車室空間に天井に搭載したポータブルデバイスから深紫外線を照射し、次の運行までにシートやテーブルなどの内装材を除菌します。