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トヨタ紡織、「ミラノデザインウィーク 2024」に出展

製品・技術・展示会

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:白柳正義)は、4月15日(月)から21日(日)の7日間、イタリア ミラノで開催される世界最大級のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2024」に出展をします。10回目の出展となる今回は、『CONTINUUM -Roots of comfort-』をテーマに、 聴覚や視覚、触覚など五感を使い、誰もが感じる心地良い空間を追求し、当社が目指す快適な時空間"QUALITY OF TIME AND SPACE"の世界を表現します。

当社は2011年よりミラノ市にデザインスタジオを設置し、世界中から多くの方が訪れるミラノデザインウィークに継続出展しています。トヨタ紡織グループの高いデザイン開発力を世界へ 幅広く発信し、展示で得られた知見を今後の車室空間デザインに生かしていきます。

1. 出展内容
クリエイティブディレクターにデザインユニットの今人~imajin~を迎え、3人の富山の伝統工芸職人と共創しました。職人たちが永く継承してきた音、佇まい、触感などの技を組み 合わせ、数値化できない"心地良さ"を演出します。

(展示物)
【おりん】おりん職人 島谷好徳氏との共創 :おりんの音と振動を可視化。聴覚と視覚で心地良さを表現
【しけ絹】絹織物作家 松井紀子氏との共創:不均一な絹糸で織られた"しけ絹"で透き通る美しさと空気のような軽さで人を心地良く包みこむ
【菅笠】菅笠(すげがさ)職人 中山煌雲氏との共創:菅を高度な技で緻密に織込み、手以外の触感でも心地良さを表現

ミラノデザインウィークリリース2024.jpg
(展示イメージ)
※1 しけ絹:通常、一頭の蚕が一つの繭を作るが、まれに二頭の蚕で一つの繭を作ることがあり、このようにしてできた糸を横糸に使って織り上げたのが"しけ絹"
※2 菅笠:竹で作った笠骨に菅を縫い合わせた縫い笠で通気性が良いのが特徴


2.出展期間・場所
 期間)2024年4月15日(月)~ 4月21日(日)
 場所)イタリア ミラノ トルトーナ地区(Via Vincenzo Forcella 7)

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