5万人の情熱クオリティ宣言 5万人の情熱クオリティ宣言

私たちがつくる製品のお客様は、世界中にいる。その目は、世界の誰よりも厳しい。車両に乗り込んだ瞬間から降りるときまで、空間は快適か。安全性を一瞬も疑わず、安心して移動できるのか。 私たちがつくる製品のお客様は、世界中にいる。その目は、世界の誰よりも厳しい。車両に乗り込んだ瞬間から降りるときまで、空間は快適か。安全性を一瞬も疑わず、安心して移動できるのか。

「イエス」か「ノー」か、ジャッジは一瞬。でも「イエス」を超えて「アメイジング!」と評価されたなら、きっといつまでも愛される。 「イエス」か「ノー」か、ジャッジは一瞬。でも「イエス」を超えて「アメイジング!」と評価されたなら、きっといつまでも愛される。

紹介動画

お客様が、感動するほどの品質をつくりだそう。トヨタ紡織、世界5万人の情熱で。 お客様が、感動するほどの品質をつくりだそう。トヨタ紡織、世界5万人の情熱で。

INTERVIEW

企画提案

お客様の「ありがとう」が、合格品質の証。

シート製品企画担当

野 智一

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設計

見えないパーツだからこそ、品質に妥協はしない。

シリンダーヘッドカバー設計担当

目 千尋

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試作・評価

当たり前の安全を、今日も追求しつづける。

シート安全・強度実験担当

賀 大輔

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生産

品質は、ひとりでつくるものじゃない。

シートカバー縫製担当

野 あきな

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品質の最終責任者は、自分だ。

ドアトリム最終検査担当

垣 洸哉

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INTERVIEW

お客様の「ありがとう」が、合格品質の証。 お客様の「ありがとう」が、合格品質の証。

企画提案

シート製品企画担当

野 智一

お客様の本当のニーズを確かめる

 カーメーカーへの新しいシートの製品企画提案と、社内の開発プロジェクトの推進マネジメントを担当しています。心がけているのは、実際にクルマに乗られるお客様に満足いただけるような品質にするために、積極的に現地へ足を運び、お客様にお会いしてお話を伺うなどエンドユーザーのニーズを直接確かめること。

 例えば、南米では驚くほど大量の荷物をクルマに積み込むことが多く、シートには何よりも丈夫であることが求められます。現地に行かなければ、お客様が本当に求める品質は分かりません。お客様のニーズをこの目でしっかり確かめることから製品企画ははじまります。

クルマのシートは機能品質が問われる

 私たちの部門における「品質」とは、クルマに乗る人、つまり「すべてのお客様に、いかに快適な車室空間を提供できるか」と考えています。一般的なインテリアの椅子と違って、クルマのシートは外観品質だけでなく機能的な品質が問われます。

 移動中に、異音や振動がしないか、シートに長時間座っていても疲れにくいか、カーブで重力がかかってもしっかり身体を支えられるか、何度も乗り降りしたときにシワが出ないか。クルマに乗る人が感じ取るすべての点で品質を満足しようという目標を持って、チーム一丸となって取り組んでいます。

チーム全員で、お客様から合格をいただける品質を

 魅力ある品質を備えた製品をつくり出すためには、関わるスタッフ全員が100%の力を発揮しなければなりません。みんなのベクトルを同じ方向に合わせるためにリーダーシップをとるのが私の仕事です。設計図面1枚とっても、できあがるまでに100名が関わることも珍しくありません。チーム全員がやるべきことを完遂するためには、各機能を横断したチームワークと信頼関係が必要です。チームワークが製品の品質に直結すると、私は思っています。

 お客様から「ありがとう、よかった」というお言葉をいただいたときは、やってよかった!という何にも代えがたい喜びがあります。お客様から合格をいただくことを目指して、これからも品質向上にチャレンジしていきたいですね。

お客様の「ありがとう」が、合格品質の証。 お客様の「ありがとう」が、合格品質の証。

企画提案

シート製品企画担当

平野 智一

INTERVIEW

見えないパーツだからこそ、品質に妥協はしない。 見えないパーツだからこそ、品質に妥協はしない。

設計

シリンダーヘッドカバー
設計担当

目 千尋

安全性と要求品質の両立

 私が設計しているシリンダーヘッドカバーは、簡単に言えばエンジンの「フタ」にあたるもので、これが機能しないとエンジンオイルが漏れたり、クルマの「走る、曲がる、止まる」の重要性能に支障をきたすなど様々な危険が考えられます。絶対に不具合を出すわけにはいきません。製品を設計する上で感じる難しさは、安全性を保ちつつ、お客様の要望にいかに応えていくのか。

 エンジンの形やサイズが変われば、シリンダーヘッドカバーの耐熱性や耐久性も変わるので、その都度試験を行う必要があります。また車種によって要求される耐用年数なども変わります。「材料を変えずに耐熱温度を上げたい」「カバーに他の機能をプラスしたい」などお客様の要求品質はどんどん高度になるので悩むこともありますが、そんなときは周りの先輩が助けてくれます。経験豊富な先輩がたくさんいることが、製品の品質につながっていると思います。

お客様のニーズは自分でつかむ

 海外向け製品の担当になるためには、まずは現地での製品の使われ方を見ることが必要だと思い、自分なりに考えて「タイに1年赴任したい」と手を挙げました。「どんなときに、どんな不具合が出るのか」「エンドユーザーがどんな要望を持っているのか」を知るには、現場を見るしかないと。いざ行ってみたら驚きの連続でした。まさかユーザーがボンネットをあけてエンジンに水をかけるなんて、日本にいたら想像もつかないような使い方でも、タイではよく見る光景。そこまで想定して設計しないと品質を満たせないんだと、はじめて知ることができました。

想定外まで想定した設計

 「まさか」という使われ方までイメージしてお客様の安心を図面に落とし込むのは、難しいですがやりがいがあります。トヨタ紡織の設計には妥協がありません。ベンチマークするとよく分かるのですが、ユーザーには見えないパーツなのに、とてもこだわって丁寧に作られています。そうしたところがお客様や組み付ける人の安心感につながっているのではないでしょうか。これからも、細部までこだわり続けたいです。

見えないパーツだからこそ、品質に妥協はしない。 見えないパーツだからこそ、品質に妥協はしない。

設計

シリンダーヘッドカバー
設計担当

夏目 千尋

INTERVIEW

当たり前の安全を、今日も追求しつづける。 当たり前の安全を、今日も追求しつづける。

試作・評価

シート安全・
強度実験担当

賀 大輔

安全性はユーザー目線でジャッジする

 シートの評価項目が多岐に渡る中で、私たちは「安全性」「強度・耐久性」の性能試験を担っています。私たちにとって品質のよい製品とは「万が一の事態でもお客様の身に悪影響をおよぼさない製品」です。安全性はユーザー目線でジャッジし、迷ったときは「自分の家族がこのケースに遭遇したら?」と考える。万が一、100万が一のレアケースでも、そう考えてダメだと思うものは世に出す前にストップをかけます。

実験部署に課せられた使命

 耐久試験は、壊れるまで行います。目標とする耐久性能を満足させるのはもちろんですが、より重視しているのは「その製品が最後にどのような壊れ方をするのか」。万が一壊れたときにも、クルマに乗っているお客様がケガなどしないようになっているか、そこまで確認しています。危険と判断すれば躊躇なく設計からやり直します。

 耐久試験には、標準で行う試験とは別に、開発車両ごとに車両のパッケージ、お客様の性別や体格等を想定したあらゆる使われ方、および各国や地域の環境を考慮した試験項目と目標があり、それぞれ想定される以上の厳しい条件で実施しています。これを「いじわる試験」と呼びます。あらゆる環境を想定するため、いじわる試験項目だけで100近くになることもあります。

 乗り心地や衝突安全など他機能の試験項目を合わせれば、シート1脚開発するために何百という項目の試験を行い、そのうちの1項目でもクリアできなければ、その製品は世に出しません。クリアするまで他の開発関係者と何度でも議論を交わして作り込みます。それが、私たち実験部署に課せられた使命です。

「よい品質」の条件とは何か

 常日頃「難しいな」と感じるのは、何をもって「よい品質」とするか、その目標設定です。まず、製品の使われ方。お客様はいろんな使い方をされるので、たとえ私たちが考えていた範疇を超えた想定外の使い方でも、お客様の身に悪影響をおよぼさないか。想定外をどこまで想定するべきかが、ほんとうに難しい。次に、お客様の期待を、過剰ではなく適正に満たすこと。コストをかければいくらでもいい製品はできますが、価格が高すぎればお客様にとって負担になってしまう。良品廉価、まさにこれが「よい品質の製品」の条件ではないでしょうか。

当たり前の安全を、今日も追求しつづける。 当たり前の安全を、今日も追求しつづける。

試作・評価

シート安全・
強度実験担当

志賀 大輔

INTERVIEW

品質は、ひとりでつくるものじゃない。 品質は、ひとりでつくるものじゃない。

生産

シートカバー縫製担当

野 あきな

品質へのこだわりとプライド

 シートカバー縫製を担当して17年経ち、現在は班長として生産ライン全体を見て、遅れやトラブルが出ないように手助けやアドバイスをする「リリーフ」という役割についています。

 シートのステッチはいちばんお客様の目につくところなため、みんな責任と誇りを持って仕事に取り組んでいます。シワがひとつもない、ビシッとした、美しいシートカバーをお客様にお届けするのが、私たちのプライドです。

美しく仕上げる難しさ

 複雑で立体的な形のシートカバーを、人の手で縫い上げていく作業なので、手作業ならではの難しさがあります。なんといってもいちばんの大敵はシワです。シートカバーの布にはあらかじめ縫い合わせるポイントが刻んであり、そこに沿って縫っていけば間違いなく仕上げられますが、きれいに仕上げるにはやはり経験が必要です。ほんの1ミリの縫い目のズレが大きな不具合につながることもありますから、表面のステッチを任されるまでには何年もかかります。技術を身につけるためには、練習、練習、練習しかありません。最初は布ではなく紙を縫う練習からはじめ、決まった時間内で品質のよいものを縫えるようになるまで、ひたすら練習します。

本当に重要なのは裏面の縫製

 チームのメンバーには、「お客様には見えない裏面こそ、きれいに仕上げるように」と指導しています。シートカバー縫製の工程は9割が裏面の縫いで、表面の縫いは1割です。シートとして組み上げたときに、裏面の小さな不具合がシワやゆるみになって表面に響いてしまうので、その大切さをメンバーの一人ひとりに分かってもらうことが品質を上げるためにとても重要です。

 品質向上のためには規格や手順そのものを常に見直すこと、そして一人ひとりの能力を上げることが大切です。それぞれの得意なところを見極めて、上司や他のチームの班長と話し合い、担当箇所を決めるのも私の仕事。一つのシートカバーはチームプレーでできあがっていきます。品質はひとりではつくれません。

品質は、ひとりでつくるものじゃない。 品質は、ひとりでつくるものじゃない。

生産

シートカバー縫製担当

佐野 あきな

INTERVIEW

品質の最終責任者は、自分だ。 品質の最終責任者は、自分だ。

生産

ドアトリム最終検査担当

垣 洸哉

「後工程はお客様」を合言葉に

 ドアトリム*の表面、つまりお客様から見える「意匠面」の検査を担当しています。生産ラインの最後尾で製品にキズや不具合がないかチェックするのが仕事です。経験はまだ1年半ほどですが、お客様に品質の良くない製品を流さない、その責任感は誰にも負けないつもりです。私たちには後工程がありません。「後工程はお客様」を合言葉に、みんながんばっています。

 仕事をはじめたばかりの頃は生産ラインのスピードに驚きました。ドアトリム1枚につき、数十秒の間に最終の品質チェックをするのですから、一瞬の勝負です。手順を守って、速く、でも、一つひとつ丁寧に。自分たちにとっては何千枚と出荷する製品でも、クルマを買われるお客様にとっては高価なたった一台です。悪い製品は届けられません。だから、一瞬に思いを込めて見ています。
* ドアの内張りパネル

合否の判断基準

 トヨタ紡織では、品質は検査工程ではなくそれぞれの生産工程で作り込む、一人ひとりが品質保証の主役、と教え込まれました。ですから私が担当する最終検査工程まで届けられる製品に、不具合はまずないんです。ないはずですが、「ある」という前提で目を光らせるのが私たちの役割です。厳しすぎるくらい細かく、妥協は一切しない。判断に迷ったときは遠慮なく不合格にします。異常を感じたら「止める、呼ぶ、待つ」というルールを入社した日から叩き込まれているので、いったん生産ラインを止めて上司を呼び、OKかNGか、チームで基準を合わせます。検査する人によって基準がばらつくことはありません。

今後の目標

 ドアトリムの裏面の検査は全車種できるようになりましたが、意匠面の検査はまだ駆け出しです。お客様が普段目にする意匠面は、細かいキズの有無など自分の目が基準になるため、裏面に比べて判断が難しい。もっと訓練して任される車種を増やし、リリーフになれるようにがんばりたいです。

品質の最終責任者は、自分だ。 品質の最終責任者は、自分だ。

生産

ドアトリム最終検査担当

稲垣 洸哉