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弊社 堤工場で発生した火災につきまして(第4報)

経営・事業

4月29日(日)に弊社 堤工場で発生した火災につきまして、近隣住民のみなさま、お客様、関係各位には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことに、改めて深くお詫び申しあげます。

今後、二度とこのような事故を起こさぬよう、トヨタ紡織グループを挙げて、再発防止を徹底していくとともに、みなさまに安心・信頼していただける生産体制の強化に一層努めてまいります。

1. 火災発生の原因について

4月29日(日)、成形天井設備の分解清掃後の生産トライ中、設備の動作異常により、高温の天井基材が発生。一旦取り出し、冷却させた後、工場外の廃棄物置き場に移動させたが、このとき冷却が不十分であったために、約3.5時間後に発火に いたったと考えております。(5月7日既報の第3報より変更しておりません)。

2.火災による影響につきまして

火災時に発生したと思われるダイオキシンによる土壌汚染、および土壌汚染対策法の重金属についても汚染がないことを確認しました。

3.再発防止に向けた取り組み

(1)設備制御の変更

異常高温化しないよう、設備トラブル時に、ヒーターを遮断する制御に変更。

(2)作業標準の変更

異常処置時の製品(天井基材)廃却時は、十分な冷却を確認する上で、水かけ処理後に廃棄物置き場に移動させるよう作業標準を変更。

あわせて国内全工場での火災防止総点検を実施し、工程内の熱源マップ化、初期消火への備えと訓練を徹底しました。今後も「火災を絶対に発生させない風土づくり」に取り組んでまいります。