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トヨタ紡織、高岡工場と猿投工場で操業50周年記念式典開催

経営・事業

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:石井克政)は、シート、内装品生産の主力工場である高岡工場と猿投工場(ともに愛知県豊田市)が操業50周年を迎えたことを記念し、11月13日(月)に高岡工場で、11月16日(木)には猿投工場でそれぞれ式典を開催しました。式典には、自治区の区長様をはじめ、歴代の工場長など来賓をお招きし、当社からは、役員、社員などが出席し、50周年を祝いました。

高岡、猿投工場とも高度経済成長時代であった50年前の昭和42年(1967年)に操業を開始。高岡工場は、前年に発売されたカローラの急激な増産に対応する目的で誕生し、主にカローラ、スターレット、RAV4、ヴィッツなどのシート、ドアトリムを生産してきました。猿投工場は、旧 荒川車体工業の特装車、内装部品の工場として誕生し、1991年にシート組立を開始しました。以降、コロナ、マークⅡ、カムリ、プリウスなどのシート、ドアトリムを生産してきました。

式典では、取締役会長の豊田周平が、これまでの感謝を出席者に伝えるとともに、「両工場の操業開始後、モータリゼーションの波の中で、日本の自動車業界は急成長するとともに、日本の経済・社会が大きく変貌してきた」と振り返り、「50年前から挑んできた『もっといいモノづくり』をこれからも続けていくことで、お客様に喜んでいただける商品を提供していきたい」と述べました。

また、歴史を振り返る映像や年表の披露、記念植樹を行ったほか、高岡工場では、旧 髙島屋日発工業が生産したシートを搭載した小型大衆乗用車パブリカ、猿投工場では、旧 荒川車体工業が生産したシートを搭載した50年前のトヨタ・コロナが展示され、今後の50年、100年も、社員一丸となって地域とともに成長していく決意を新たにしました。

今後、自動運転やシェアリングの普及など、自動車を取り巻く社会が大きく変化していくことが予測されますが、「もっといいモノづくり」の精神を忘れることなく、品質に徹底的にこだわり、「いい製品」をつくり続けることで、地域の発展に寄与し、地域のみなさまに愛される企業を目指していきます。

【工場の概要】

高岡工場(髙島屋日発工業が設立) 猿投工場(荒川車体工業が設立)
所在地 愛知県豊田市大島町前畑1-1 愛知県豊田市亀首町金山88
操業開始 1967年4月 1967年3月
生産品目 シート、ドアトリム シート、ドアトリム、その他内装品
社員数(2017年10月末) 約1,200人 約1,600人

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