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ニュースリリース 2016

トヨタ紡織、三井化学と高耐衝撃プラスチックの事業化に向けた業務提携の検討開始について覚書を締結 ~世界トップクラスの高耐衝撃プラスチックを改質剤として採用拡大を目指す~

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:石井(いしい) (よし)(まさ)、以下:トヨタ紡織)は、三井化学株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:(たん)(のわ) (つとむ)、以下:三井化学)と、「高耐衝撃プラスチック」をプラスチックの耐衝撃性能を向上させる衝撃改質剤として利用することにつき、その事業化に向けて業務提携の検討を開始することに合意し、覚書を締結しました。

今回、改質剤として利用する「高耐衝撃プラスチック」とは、トヨタ紡織と株式会社豊田中央研究所が共同開発した、世界トップクラスの衝撃強度を有するポリマーアロイで、植物由来樹脂のポリアミド11と、石油由来樹脂のポリプロピレン、三井化学製の相容化剤を高度複合化することにより衝撃を効率的に吸収する構造を形成し、飛躍的な衝撃強度を実現しています。

トヨタ紡織は、この「高耐衝撃プラスチック」を改質剤として利用する方法を開発し、自社製品のシートやドアトリムなど内装部品への活用だけでなく、耐衝撃性が求められる他の自動車部品にも広く需要があり、採用拡大により自動車の安全性能向上に寄与できると考えています。また、自動車以外の分野においても、耐衝撃性が求められる樹脂を使用する製品に広く採用されることを期待しています。

トヨタ紡織は、三井化学との提携の検討を通じ、両社の技術的知見や既存販路を活かして、自動車市場をはじめ、産業財や消費財市場において、高耐衝撃プラスチックの改質剤としての採用拡大を目指していきます。

※複数の高分子化合物を混合して新しい特性を持たせた多成分系高分子の総称。