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トヨタ紡織、「眠気抑制シートシステム」で中部国際空港で行われる自動運転実証実験に参画

製品・技術・展示会

トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:沼 毅)は、1月28日(木)~29日(金)に中部国際空港(愛知県常滑市)にて行われる自動運転実証実験に参画します。
この実証実験は、将来のCASEの進展に備え、経済産業省モビリティチャレンジ事業の一環として、株式会社NTTドコモ東海支社・名鉄バス株式会社・愛知製鋼株式会社・国立大学法人群馬大学・日本モビリティ株式会社・中部国際空港株式会社と連携して行われるものです。
当社は、当社の強みである生体情報をベースとした五感制御技術を生かし、眠気を感知し居眠りを抑制する「眠気抑制シートシステム」を提供します。

【眠気抑制シートシステム】
「眠気抑制シートシステム」は、スマートフォンのアプリケーションと、スマートフォンに接続したシートで構成されています。
スマートフォンの内蔵カメラでシートに座っている人の顔を撮影し、その表情から眠気レベルをリアルタイムに推定します。推定した眠気レベルに応じて、音楽をシート内蔵スピーカーから再生・停止し、また音楽に合わせてシートを振動させることで、座っている人が居眠り状態にならないよう断続的に働きかけます。座っている人が懐かしい気持ちを呼び起す様な楽曲を独自のアルゴリズムで選曲しており、感情にも働き掛けて不快にさせずに眠気を抑制します。
自動運転車両の遠隔監視員席に搭載することで、遠隔監視員が常に集中し、安全監視ができ、より安全・安心な運行に貢献します。

遠隔監視室からの眠気抑制シートシステム(イメージ)

眠気抑制シート


前方


後方

■実証実験概要(ご参考)

1.実施日程: 2021年1月28日(木)~29日(金)
2.実施場所: 「眠気抑制シートシステム」は第2セントレアビル貸会議室に設置(自動運転車両は中部国際空港第2ターミナル制限区域内)
3.使用車両: 自動運転車両は小型バス「ポンチョ」に日本モビリティ株式会社の自動運転システムを搭載
4.実証内容: ・愛知製鋼鋼株式会社の磁気マーカとMIセンサーによる誘導・GPS/LiDARによる位置情報と3Dマップ走行
・遠隔監視からの指令により自動運転走行を実施
・NTTドコモの商用5Gに接続した路側カメラの活用
5.実証取材:

1月28日(木)自動運転実施に関わる関係機関
1月29日(金)報道機関
※報道公開概要など詳細事項につきましては、株式会社NTTドコモ東海支社のnewsReleaseをご確認ください。

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