CSR情報 Social Activities

コンプライアンス

基本理念において「よき企業市民として社会との調和ある成長を目指す」ことを宣言しています。

コンプライアンス意識の徹底としくみづくり

グローバル方針に基づき、経営トップの強いリーダーシップのもと、日本や各地域でコンプライアンスのあり方、推進体制、活動内容・目標を明確にし、活動を展開しています。また、トヨタ紡織と地域統括会社とのミーティングを継続的に開催し、連携を高め、グローバルでのコンプライアンス活動の向上・強化を図っています。

さらに、2015年度から定期的に、グローバル法務会議を開催し、各地域の法務担当者が課題認識を共有し、地域間の相互理解、連携を促進するとともに、グローバルなコンプライアンス活動の推進強化を図っています。

コンプライアンス意識の徹底としくみづくり
各地域の課題解決と相互理解を深めた、グローバル法務会議

研修・啓発

トヨタ紡織では、独占禁止法や贈収賄防止などの重要テーマ別にコンプライアンスに関する研修を実施するとともに、新入社員や昇格者などを対象として、必要なコンプコンプライアンスライアンス知識について全社員が習得できるように取り組んでいます。2016年度は、基本に立ち返って、「トヨタ紡織グループ行動指針」を教材として、コンプライアンス意識を高めるための思い出し教育も実施しました。

グローバルな研修・啓発としては、トヨタ紡織や地域統括会社の法務担当者が各地域で勉強会を開催するなど、各国・各地域の状況に配慮した研修を実施しました。

企業倫理強化月間

グローバルに全社員が参加する「トヨタ紡織グループ企業倫理強化月間」の活動を毎年行い、基本理念の確認や社内外での社員の行動の振り返りを通して社員の倫理意識の向上を図っています。

2016年度は、職場でのコンプライアンスの確認をテーマに、職場ディスカッションと、「トヨタ紡織グループ行動指針」の遵守状況に関する点検を実施しました。

職場ディスカッションの参加人数

人権への配慮

グローバルな事業活動とともに、人権の尊重など基本的な事柄についての取り組みが重要になります。単に法令を遵守するだけではなく、多様な文化や価値観、個性を尊重し、地域社会と共生していくために、企業理念についての各種研修、月間活動を通じて、人権に関わる社員の意識向上に努めています。

法令リスクの網かけのグローバル展開

さまざまな活動に関わる法令について、具体的な遵守事項を明確にする法令リスク一覧表(網かけ表)づくりをグローバルに推進。この網かけ表に基づいて、点検、評価、不備事項の是正を実施し、コンプライアンス活動のレベルアップを進めています。2016年度は、地域統括会社が主体となって独占禁止法、贈収賄防止の分野の法令リスクの網かけ表の充実を図りました。

相談・通報窓口の充実

職場のトラブルや法令違反・社内不正などに関する相談・通報窓口として、日本のグループ会社も利用できる「なんでも相談室」や、弁護士事務所に相談・通報窓口を設けるなど、通報者の利益が損なわれない相談しやすい環境を整えています。日本以外の地域においても通報窓口を設けるなど、グローバルに体制を整備しています。

各種法令遵守

事業に関わる法令の遵守を徹底するため、法令研修や啓発活動をグローバルに推進しています。

独占禁止法の遵守

「独占禁止法に対する会社方針」を定め、「独占禁止法に違反する行為は許容しない」「社員は違反行為を行わない」ことを明確に宣言し、グローバルに展開しています。

遵守マニュアルを策定し、役員法務セミナーや関係部署向けの研修など、グローバルに研修を実施し、関連する社内規定を各拠点で制定するとともに、その運用状況を確認するなど、独占禁止法に対する姿勢や業務上注意すべき点について理解を深めています。さらに、競合他社と情報交換する際のルールを中心にした「独占禁止法遵守規定」を策定し、違反行為の発生を未然に防止するための体制も整備しています。

贈収賄防止の徹底

贈収賄などの腐敗防止に関する各国の規制内容への理解と、遵守体制の整備を図っています。「贈収賄防止に関するガイドライン」の遵守状況を、グローバルに点検・是正しました。

輸出管理の徹底

国際的な平和および安全の維持を目的とする安全保障輸出管理を適切に実施するため、海外に輸出する製品や機械設備および海外へ提供する図面や製造技術などの技術情報の中に安全保障輸出に関する法規制に該当するものがないか判定するなど、輸出コンプライアンスプログラムに沿った活動を推進しています。

知的財産管理

自らの知的財産はもちろんのこと、第三者が所有する知的財産を尊重するとともに、知的財産をグローバルな事業展開に欠かせない経営上の重要な資産であるととらえ、その保護・活用に取り組んでいます。

特許出願体制の強化を目指して

事業規模に見合う特許出願件数の確保と質の向上に向け、技術部門ごとでの出願件数目標管理や、社内教育および特許補償金制度、知的財産部門からの出願支援活動などにより、発明創出意欲の向上と出願活動の活性化を図っています。また、開発部門の知財力向上を目的に、特許推進者の設置や専門教育を実施しています。

2017年度は、特許情報に基づく知見を生かして、先行開発テーマの方向性を判断するための参考となる情報の提供や開発テーマを提案するなど、開発部門に貢献することを目指します。

特許登録件数

機密管理と情報セキュリティ

機密情報の適切な管理が事業活動の重要な要素の一つと考え、常に最適な制度・しくみを追求し、健全な企業活動を推進するために機密情報の管理に取り組んでいます。

推進体制の強化と基本行動の徹底

グローバルに機密管理体制を整え、機密管理・情報セキュリティ管理を行っています。トヨタ紡織では、各機能部署が連携して活動を強化するとともに、各部に機密管理責任者・機密管理担当者を置き、職場ディスカッションを通じて職場ごとの弱点を把握。機密リスクの対策を検討するとともに、改善と向上に努めています。日本以外の地域では、各地域の特性に合わせた機密管理基準を用いて、地域統括会社が自主点検し、弱点の改善策を地域の各拠点に順次展開しています。

2016年度は、各部の機密管理責任者や担当者向けに「機密管理セミナー」を開催するとともに、全社員を対象にe-Learningを実施。情報セキュリティ教育を強化しました。