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環境活動の報告

2017年度実績(2020年環境取り組みプラン)

【報告対象の範囲】

  • トヨタ紡織: 18拠点
  • 米州地域: 地域統括会社1社、生産拠点10社
  • 中国地域: 地域統括会社1社、生産拠点12社
  • 日本関係会社: 生産会社9社、その他7社
  • アジア・オセアニア地域: 地域統括会社1社、生産拠点11社
  • 欧州・アフリカ地域: 地域統括会社1社、生産拠点8社

低炭素社会の構築

1〜7と11の原単位は、外的要因の影響を受ける売上高から、より正確に改善量を把握するため、「2020年環境取り組みプラン」より生産台数に変更しました。
8の排出量は、改善量をさらに正確に把握するため、「2020年環境取り組みプラン」より算出方法を変更しました。

(凡例 :目標達成、☓:目標未達成)
取り組み項目 具体的な実施項目・目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
生産 1 低CO2革新生産技術開発の推進
  • 新設工程CO2排出30%低減を目標とした革新的生産技術開発の推進
  • 開発アイテムの中長期でのCO2削減量のめど付け
  • 生産技術・開発部門での2030年までのCO2削減目標値を設定。生産性の向上を含めた開発アイテムを抽出中
  • 工程の縮小化、搬送距離低減、シリンダー・部品点数の削減等のコンパクト化
  • 次世代成形・加飾・組付け工法の開発によるエネルギー使用低減
  • コージェネレーション設備導入によるCO2低減の推進
  • 導入(猿投・岐阜)工場以外のコージェネレーション導入検討および中長期計画策定
  • 刈谷・高岡工場の導入検討と中期投資計画への織りこみ完了
2 各国・各地域の特性に合わせた再生可能エネルギーの活用推進
  • 各国・各地域の特性(経済性、CO2低減効果)に合わせた再生可能エネルギーの導入エリア拡大
  • 再生可能エネルギー中長期計画策定
  • 2030年までの再生可能エネルギーの導入シナリオを策定完了
3 自社における次世代エネルギーの活用可能性調査と中長期での活用めど付け
  • 工程、原動力設備での次世代エネルギー活用可能性調査と活用技術のめど付け実施
  • 自立型再生可能エネルギー供給システム検討
  • 計画どおり完了
4 日常生産活動におけるCO2排出量の最小化
  • 生産性向上の追求、E-JIT活動*1によるエネルギー使用時のムダ徹底排除
  • 省エネパトロールによる、無駄の抽出とやり切りアイテムの実施率30%
  • やり切りアイテムの実施率30%で2017年度目標達成
  • 投資ゼロアイテム*2のやり切りによるCO2削減と活動の維持推進
  • 低効率機器の積極的な更新・高効率機器の導入
  • 原動力設備の中期更新計画の立案
  • 原動力設備の中期更新計画の立案完了
  • 製品・工程単位でのエネルギー原単位の把握と低減活動の推進
  • エネルギー計量体制の中期計画の立案
  • エネルギー原単位を把握できる計量体制の中期計画の立案完了
製品 5 トップクラスの燃費性能に貢献する製品開発
  • 製品軽量化(シート、内外装、ユニット部品)
  • 熱マネジメント(赤外線反射機能による冷房負荷低減)
<シート>
  • 軽量化リア骨格の生産準備段階への移行
<内外装>
  • 製品化に向けた生産準備
  • 軽量化製品の他車種、他部品への拡販
<ユニット部品>
  • 軽量化シリンダーヘッドカバーの生産化めど付け
<シート>
  • 計画どおり移行完了
<内外装>
  • ケナフ発泡ドアトリム基材がレクサスLSに採用
<ユニット部品>
  • 計画どおり生産めど付け完了
6 次世代自動車に対応した製品開発の推進
  • HVモーター部品・FC部品の量産拡大
  • HVモーター部品、FC(燃料電池)部品の受注拡大・生産準備対応
  • 計画どおり完了
7 植物由来の原材料を使用した製品開発と製品化拡大
  • 自動車部品への植物由来材料の活用
  • ケナフ使⽤部品の新規採⽤
  • ケナフ発泡ドアトリム基材がレクサスLSに採用
物流 8 物流活動における効率的な物流の追求によるCO2排出量の低減
  • 輸送効率向上・低燃費活動の一層の改善によるCO2排出量の低減
目標値:7,935t以下 実績:7,119t
【1〜8に関連する目標】
地域 基準年 単位 2020年目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
生産 グローバル 2010年度 原単位:t-CO2/千台 15%減 35.2 34.6
  トヨタ紡織(単独) 2008年度 原単位:t-CO2/千台 17%減 18.7 17.4
2008年度 排出量:t-CO2 17%減 60,911 54,867
物流 トヨタ紡織(単独) 2010年度 排出量:t-CO2 10%減 7,935 7,119
  • *1 Energy-Just In Time活動:必要なときに必要なエネルギーだけを使い、必要なものをつくること。エネルギー使用時のムダの徹底排除活動
  • *2 投資をせずに調整だけで省エネ効果のあるアイテム

保証マーク▶ CO2排出量の開示データについて、第三者保証を受けたものには保証マークを表示(詳しくはこちらを参照)

循環型社会の構築

11の原単位は、外的要因の影響を受ける売上高から、より正確に改善量を把握するため、「2020年環境取り組みプラン」より生産台数に変更しました。

取り組み項目 具体的な実施項目・目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
生産 9 生産工程における水使用量、排出量の低減
  • ライン改装と連動したコンパクト化などの画期的取り組み(水使用最小化工程の開発)
  • 生産工程の排水ゼロチャレンジに向けた、各開発アイテム立案
  • 水使用量低減に関する開発アイテムの立案を完了
  • 各国、各地域の水事情を考慮した水使用量低減活動の継続推進
    ・ムダの排除・高効率利用による水使用量の低減
    ・リサイクル化による水使用量低減
  • 各国、各地域の水事情を考慮した日常改善活動による水使用量低減活動の推進
  • 用途に応じた工程排水および雨水の再利用
  • 水使用効率の高い工程変更および高効率利用
  • 経路ごとの流量計設置による日常管理徹底
  • 日本:工程・設備ごとの水量計設置によるムダ、水漏れ防止活動実施完了
  • 米州:冷却塔運転最適化による節水、水漏れ防止活動実施完了
  • 欧州・アフリカ:フィルター洗浄工程の洗浄液の再利用、RO膜*3逆洗水の再利用
  • アセアン:冷却塔で使用した水をトイレで再利用
  • 中国:塗装洗浄効率の向上による洗浄時間短縮
製品 10 植物由来の原材料活用による化石燃料資源の使用量低減
  • リサイクル材使用、再利用の一層の推進
  • 次期採用車種の端材リサイクル技術の確立(ケナフ発泡基材)
  • 計画どおり完了
  • 植物由来材料の一層の活用による資源を有効利用した開発・設計の推進
  • 植物由来材料開発のロードマップ策定
  • 材料開発ロードマップ策定完了
生産 11 生産活動における廃棄物の低減と資源の有効利用
  • 低排出物 生産技術の開発
  • 各開発アイテムの立案と実施
  • 計画開発アイテムを計画通り完了
  • 日常改善活動による排出物の最小化推進
  • 資源(廃棄物)の有効活用によるRSPP*4生産の推進
  • 日常改善活動による廃棄物の低減
    -歩留まり向上などの発生源対策による低減活動推進
    -資源ロス低減活動の推進(分別、リサイクル化)
  • 資源(廃棄物)の有効活用によるRSPP生産の推進継続
  • 日本:色替え時等の捨打ちレス化による樹脂廃棄量減、シート組立の分別利材化
  • 米州:カーペット歩留り向上、パレットの再利用
  • 欧州・アフリカ:フィルター洗浄工程の洗浄液を再利用
  • アセアン:射出成型機での色替えによる材料ロスの低減
  • 中国:ウレタン工程原料タンクの洗浄頻度の見直しによる洗浄剤の廃棄量減
物流 12 物流活動における梱包包装資材の低減と資源の有効利用
  • リターナブル化・包装材の軽量化、使用量低減の一層の推進
  1. 1:包装資材使用量
     2,262t/年以下
  2. 2:包装改善件数
     6件/年以上
  1. 1:包装資材使用量
     2,111.7t/年(低減量▲74t/年)
  2. 2:包装改善件数
     6件/年(低減量▲5t/年)
【11・12に関連する目標】
地域 基準年 単位 2020年目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
廃棄物排出量 国内 2010年度 原単位:t/千台 10%減 1.7 1.5
  トヨタ紡織(単独) 2008年度 原単位:t/千台 12%減 1.87 1.4
直接埋立廃棄物ゼロ*5 直接埋立廃棄物ゼロ維持
梱包包装資材使用量 トヨタ紡織(単独) 2008年度 使用量:t 12%減 2,262 2,112
  • *3 Reverse Osmosis mebrane:逆浸透膜 穴径が0.1ナノメートルと非常に小さい、水分子だけを透過する半透膜
  • *4 Recycled Sound-Proofing Products:自動車シュレッダーダスト内のウレタンや繊維類を分別してリサイクルした車両用防音材
  • *5 直接埋め立て廃棄物ゼロの定義 直接埋立処分した廃棄物の比率:1.0%未満

自然共生社会の構築

取り組み項目 具体的な実施項目・目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
全般 13 森づくり活動/森林保全活動による環境社会貢献の推進
  • 社会貢献活動を通じて植樹・緑化活動の推進強化
    [植樹本数 17万本(累計本数 50万本達成)
  • NPOと連携した植樹活動の推進
  • 「森林/自然環境保全」 啓発活動・教育の推進
  1. 1.グローバル植樹活動
    ①実施計画作成
    ②植樹数:16,000本
  2. 2.国内森づくり活動推進
    ①森林整備:12回
    ②植樹数:200本
  3. 3.オールトヨタ自然共生WG
    ①イベント参加協力:4回
    ②グループ活動情報の横展開・発信
  1. 1.グローバル植樹活動
    ①実施計画作成完了
    ②植樹数:30,327本
  2. 2.国内森づくり活動推進
    ①森林整備:10回
    ②植樹数:323本
  3. 3.オールトヨタ自然共生WG
    ①イベント参加協力:6回
    ②グループ活動情報の横展開・発信

環境マネジメント

取り組み項目 具体的な実施項目・目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
全般 14 連結環境マネジメントの強化推進
  • 2050年環境ビジョン推進の体制づくりと目標達成に向けたシナリオ・ロードマップの策定
  • 2050年に向けた製品・材料・工法の開発推進とめど付け実施
  • 2050年環境ビジョン達成に向けた、中長期の計画の策定(具体的なアクションプラン、低減量のめど付けなど)
  • 2030年までのシナリオ・ロードマップを策定完了
  • 環境委員会活動の充実による環境負荷低減活動の強化
  • 異常・苦情未然防止のための相互監査と事例の横展開活動の実施
  • 異常・苦情0件
    計画どおり完了
  • 環境マネジメントシステム運用の充実による継続的改善の一層の推進
  • 2015年度版ISO14001の計画的更新
  • 日本地域は、2017年度に全ての工場で移行を完了
    海外は2018年9月までに移行完了予定
15 化学物質管理体制の強化
  • 製品含有化学物質管理の拡大・強化
  • 接着剤の脱溶剤化推進
    (開発着手と性能めど付け)
  • デカBDE*6含有表皮の代替完了
  • 計画どおり完了
  • デカBDE規制対応完了
  • 環境負荷の少ない物質への代替技術開発による代替推進
  • 原材料、副資材などプロセスケミカルの管理体制を構築
16 生産活動におけるVOC*7の低減
  • 日常改善によるVOC低減を継続的に推進
  • VOC処理装置の導入・加工工法開発による化学物質排出量低減
日常改善活動によるVOC低減活動の推進
  • 塗装条件の最適化による塗着効率の向上
  • 低含有品および水性溶剤への切り替え
  • 塗布ガン変更による塗着効率の向上
  • 低含有品への変更
  • 有機溶剤から水性溶剤への切り替え
  • 作業者の技能向上による過剰膜厚の低減
地域 基準年 項目 2020年目標 2017年度目標 2017年度実績 評価
トヨタ紡織(単独) 2010年度 排出量:t 10%減 562 521
17 ビジネスパートナーと連携した環境活動の推進(サプライヤー)
  • サプライヤーとの連携を強化し環境活動を推進
  • 気候変動、水、資源循環、自然共生社会構築の連携
  • 改訂グリーン調達
    ガイドラインの説明会開催
  • 取引先セルフアセスメントの実施
  • 改訂グリーン調達ガイドライン
    説明会実施(8月10日)
  • 取引先セルフアセスメントの実施
    (9月~11月)
18 製品開発における環境マネジメントの推進
  • 開発、設計段階におけるライフサイクルでの目標管理のしくみ構築と環境負荷低減活動の推進
  • モデル車種・製品でのLCA*8算出と、目標値設定に向けた体制・しくみ検討
  • モデル車種・製品でのLCA算出と、2040年目標値の設定完了
19 環境保全活動を未来へ伝える環境教育の強化
  • NPOと連携した「環境セミナー」開催による活動の波及
  • NPOとの連携計画の立案
  • NPOとの連携方法検討完了
  • 出前教育(地域学校のニーズに合わせたオーダーメイド教育)の継続実施
  • 出前環境教育の実施(2校)
  • 出前環境教育の実施(2校)(テーマ:地球温暖化・資源・水)
20 環境情報の積極的開示によるステークホルダーとのコミュニケーション活動の充実
  • 社内報/講演会/説明会を通じ、取り組み内容の全社員への周知
  • トヨタ紡織レポート発行ほか 環境情報提供の一層の充実
  • 環境評価機関への積極的な情報開示とコミュニケーション活動の充実
  • トヨタ紡織レポート、社内報、月間行事による社内教育の計画的実施
  • トヨタ紡織レポート、社内報への環境活動情報の掲載と、環境月間、省エネ月間での環境講演会や強化活動を実施
  • 環境情報の計画的開示の実施
  • 計画どおりの情報開示を実施(CDPなど)
  • *6 Deca Bromo Diphenyl Ether: デカブロモジフェニルエーテル(難燃剤)
  • *7 Volatile Organic Compounds:摘発性有機化合物(環境省指定の100物質を対象)
  • *8 Life Cycle Assessment:原材料から製品がつくられ、廃棄されるまでの間に、環境に与える環境負荷を総合的に評価すること