2020年環境取り組みプラン
子どもたちが笑顔で暮らせる
持続可能な地球環境を目指して
トヨタ紡織グループは、環境問題に対して長期的な視野を持ち、より高いレベルでの挑戦が必要と考え、「2050年環境ビジョン」を策定しました。
この環境ビジョンに基づいて、事業活動でのCO2排出量ゼロチャレンジをはじめ、2050年に向けて成し遂げるべき6つの環境チャレンジ目標を設定しました。
このビジョンを実現するために中期計画である「2020年環境取り組みプラン」のもと、新たな活動をスタートしました。
2050年環境ビジョン
すべてのステークホルダーのみなさまと一致団結して、子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な地球環境を目指します。
2050年環境ビジョンと2020年環境取り組みプランの関係
「2050年環境ビジョン」 (6つの環境チャレンジ目標) |
「2020年環境取り組みプラン」 取り組み項目 |
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低炭素社会の構築(気候変動・CO2) |
![]() 1 トヨタ紡織グループ CO2排出量ゼロにチャレンジ「2050年までに工場のCO2排出量ゼロ」にチャレンジ。革新的生産技術開発、製品・材料技術開発、工場改善、再生可能エネルギー・次世代エネルギーの活用でCO2を大幅に削減します。![]() 2 ライフサイクル CO2排出量ゼロにチャレンジトヨタ紡織の自動車部品製造時に排出されるCO2削減だけでなく、材料・部品製造や製品使用、廃棄・リサイクルの段階までのライフサイクルで将来的に「CO2排出量ゼロ」にチャレンジします。 |
1 低CO2革新生産技術開発の推進 |
2 各国・各地域の特性に合わせた再生可能エネルギーの活用推進 | ||
3 自社における次世代エネルギーの活用可能性調査と中長期での活用めど付け | ||
4 日常生産活動におけるCO2排出量の最小化 | ||
5 トップクラスの燃費性能に貢献する製品開発 | ||
6 次世代自動車に対応した製品開発の推進 | ||
7 植物由来の原材料を使用した製品開発と製品化拡大 | ||
8 物流活動における効率的な物流の追求によるCO2排出量の低減 | ||
循環型社会の構築(水・資源) |
![]() 3 トヨタ紡織グループ 生産工程 水リサイクル化による排出ゼロにチャレンジ製品の洗浄や塗装の工程などで水を使用していますが、水レス工程への置換、排水の浄化再利用、給水は雨水を貯蓄し再利用するなどの循環サイクルを構築し、「水リサイクル化による排出ゼロ」にチャレンジします。 |
9 生産工程における水使用量、排出量の低減 |
![]() 4 天然資源 使用量ミニマム化にチャレンジ易解体性・リサイクル設計の推進やリサイクル技術開発による材料循環や、植物由来材料などの活用拡大を通じた材料置換を実現し、「天然資源使用量ミニマム化」にチャレンジします。 |
10 植物由来の原材料活用による化石燃料資源の使用量低減 | |
![]() 5 トヨタ紡織グループ 廃棄物ミニマム化にチャレンジ廃棄物を出さない、資源の有効活用をねらった設計・工法開発やリサイクル技術開発、マテリアルリサイクル100%(部品から部品をつくる)へ挑戦し、「トヨタ紡織グループ廃棄物ミニマム化」にチャレンジします。 |
11 生産活動における廃棄物の低減と資源の有効利用 | |
12 物流活動における梱包包装資材の低減と資源の有効活用 | ||
自然共生社会の構築(生物多様性) |
![]() 6 森づくり活動 132万本植樹にチャレンジトヨタ紡織グループのネットワークを活用し、各国・各地域の固有種の生息地保護や森林の保護・豊かな生息地の復元に貢献するため、「森づくり活動132万本植樹」にチャレンジします。 |
13 森づくり活動/森林保全活動による環境社会貢献の推進 |
マネジメント | マネジメント | 14 連結環境マネジメントの強化推進 |
15 化学物質管理体制の強化 | ||
16 生産活動におけるVOC*の低減 | ||
17 ビジネスパートナーと連携した環境活動の推進(サプライヤー) | ||
18 製品開発における環境マネジメントの推進 | ||
19 環境保全活動を未来へ伝える環境教育の強化 | ||
20 環境情報の積極的開示によるステークホルダーとのコミュニケーション活動の充実 |
* Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物(環境省指定の100物質を対象)