先輩社員紹介
第3生技部 木下 洋介
品質はもちろんのこと、
いかに作業性の良いラインを造るか。
生産技術部は、シート部品の新設ラインの計画や新技術・工法の開発などを通じ、生産効率の高いラインの構築を進めています。工場ごとに担当が分かれており、私は豊橋工場と富士裾野工場のシート組立ラインを担当しています。心掛けているのは、品質はもちろんのこと作業性の良いラインを造ること。長時間でも疲れない、安全なラインを造るには、どんな設備や治具が必要かを検討しています。また、生産技術や製造の目から見た改善点を、設計にフィードバックして図面を変更してもらうこともあります。これが「SE活動」です。

印象に残っているのは、ランクル200でのSE活動です。普段は社内の生産ラインがメインなのですが、この時は、サプライヤーも巻き込んだSE活動が中心でした。シート関連でトヨタ紡織を含めて3社、溶接3社、プレス5社、ウレタン数社、樹脂4社、カバー数社。時にはサプライヤーのある浜松や横浜まで出張して打ち合わせをしたこともあり、すべての検討が終わるまで約2年半かかるという長いプロジェクトになりました。その間の改善要望と問題点は1,600点余り。私だけでなく、サプライヤーの方々にも積極的にご発言いただき、様々な意見が聞けたことは大変勉強になりました。

このSE活動を通じ、シートの組立時に使うピンの製造法や、焼き入れの作業工程など、シートの組立て以外の製造現場の知識も増えました。現場の目線も身に付き、プリウスのSE活動では、溶接と発泡の工程で物造りの基準を共通化し、図面の修正指示を出すなどの提案を行うことで、作業性を更に向上させることに貢献しました。
生産技術の仕事は、サプライヤー、社内の開発・設計・製造など、多くの人と協力することで成り立っています。私自身、いろんな方と力を合わせ、誰が見ても「ここから生み出される製品は間違いなく素晴らしい」と感動されるようなラインを、これからも造り出して行きたいです。

